『魔術師を探せ!』 ランドル・ギャレット | たまらなく孤独で、熱い街

『魔術師を探せ!』 ランドル・ギャレット

魔術師を探せ! (ハヤカワ・ミステリ文庫 52-2)

魔術師を探せ!
著者:ランドル・ギャレット

訳者・後書:風見 潤

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:1978年1月31日

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「その眼は見た」

「シェルブールの呪い」

「藍色の死体」

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1964年頃の作。

新訳版もでたらしいが、その前に田舎のブックオフで旧版を入手してたので。

科学の代わりに魔術が発達した世界で、欧州では英仏帝国とポーランドが覇権を競っている。

そんな世界での上流階級の殺人事件を、ダーシー卿と助手であり魔術師でもあるマスター・ショーンが解き明かす。

二人の組み合わせもいいし、魔術がなんでもありにあってないのもいいのだが、今一つピンと来なかったのは歴然と存在している階級制度のせいだろうか。

例えば同じ「卿」でも階級差があったりして。

近々長篇も読みますよ。