『日本SF全集(3)1978-1984』 日下三蔵・編
日本SF全集 3 1978~1984
座談会:星敬、山岸真、牧眞司、日下三蔵 (出版芸術社) 初版:2013年12月30日 |
「あたしの中の・・・・・・」 (新井素子)
「蒼い旅籠で」 (夢枕獏)
「言葉使い師」 (神林長平)
「火星鉄道一九」 (谷甲州)
「そして誰もしなくなった」 (高千穂遙)
「時の封土」 (栗本薫)
「流星航路」 (田中芳樹)
「われても末に」 (式貴士)
「若草の星」 (森下一仁)
「夜明けのない朝」 (岬兄悟)
「オーガニック・スープ」 (水見稜)
「ウラシマ」 (火浦功)
「花狩人」 (野阿梓)
「ノクターン・ルーム」 (菊地秀行)
「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」 (大原まり子)
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今巻収録作家は日本SFの第3世代というところか。
80年代前半にSFマガジンに載ってた短篇のほとんどが面白くなかったのが、SFから離れた一因でもある(サイバーパンクも一因)。
90年の前後10年くらいはSFのみならず本からも離れていた。
ある日書店で山田正紀の『郵便配達は二度死ぬ』を見かけて思わず手に取ったのが、本に戻るきっかけだったかな。
これはミステリだったので新本格などにも興味をもって読むようになった。
収録作の中では「花狩人」が当時としては型破りで驚いた記憶があります。
他は、うーん。