『チェルノブイリから来た少年』(上・下) オレスト・ステルマック
チェルノブイリから来た少年 上
訳者:箸本 すみれ (竹書房文庫) 初版:2014年7月3日 |
チェルノブイリから来た少年 下
著者:オレスト・ステルマック 訳者・後書:箸本 すみれ (竹書房文庫) 初版:2014年7月3日 |
ヒロインのナディアは否応なくニューヨークからウクライナ、そしてチェルノブイリへと向かう。
それを追う、強面の男たち。
なのだが、テンポがいいと言うよりは軽すぎてどうでもよくなっちゃったな。
ピンチになればホワイトナイトが現れるし、男たちはいつもあと一歩でナディアを確保できないし。
あり得なさの連続に呆然としつつも、現実のウクライナの人々の方がはるかに厳しい毎日を送っているのかと思うと涙がでてくる。