『四年後の夏』 パトリシア・カーロン | たまらなく孤独で、熱い街

『四年後の夏』 パトリシア・カーロン

四年後の夏 (扶桑社ミステリー)

四年後の夏
著者:パトリシア・カーロン

訳者:田中 一江

解説:吉野 仁

(扶桑社ミステリー)

初版:2000年12月30日

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1970年の作。

4年前の夏、二人の少女は夏休みの旅先で出会い、ヒッチハイクをしながら旅を続けていたが、些細な(と本人は思った)ことが大騒ぎとなり、ついにはどちらかが男性を殺してしまう。

だが、完璧な嘘を警察は暴けず。

4年後、殺された男性の妹が探偵に調査を依頼。

どちらが男性を殺したのか。

謎が謎のうちはミステリアスであったが、急転直下の結末にあ然とするばかり。

しかもこの探偵は親切なのか意地悪なのか、言わずもがなのことまで依頼人に話す・・・。