『NOVA 6』 大森望・責任編集
NOVA 6---書き下ろし日本SFコレクション
(河出文庫) 初版:2011年11月20日 |
「白い恋人たち」 斉藤直子
「十五年の孤独」 七佳弁京
「硝子の向こうの恋人」 蘇部健一
「超現実な彼女 代書屋ミクラの初仕事」 松崎有理
「母のいる島」 高山羽根子
「リビング・オブ・ザ・デッド」 船戸一人
「庭、庭師、徒弟」 樺山三英
「とんがりとその周辺」 北野勇作
「僕がもう死んでいるってことは内緒だよ」 牧野修
「保安官の明日」 宮部みゆき
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前半5篇はぬるま湯のような読みやすさ。
こんなに心地よく読めていいのかいな、と思うくらい。
6、7は首をひねりつつ読む。
8、9と続けて読んだら、どちらも北野ワールドのような気も。
そしてラストの宮部みゆき。
いままでの9篇が霞んでしまうほどのレベルの違い。
恐れ入谷の鬼子母神。
次回は山田正紀が読めるぞ。
読めるんですよね。
読ませてくれ。