2005年10月24日(月) 23時02分32秒

『未来獣ヴァイブ』 山田正紀

テーマ:山田正紀
未来獣ヴァイブ 山田 正紀
未来獣ヴァイブ
(ソノラマノベルス)
初版:2005年8月30日
 
 
 
 
いやもう、実に面白かったです。
帯には「怪獣とSFの幸せな融合」と書かれてます。
異議なしです。
 
最初、読んでいる時は「郭済深」が平井和正のアダルト・ウルフガイの犬神明に思えたり、「北条充」がヤング・ウルフガイの犬神明や永井豪の『凄ノ王』の朱紗真悟に思えたものだ。
すると、「潮涼子」は雪代小百合か・・・。
決して、不快ではなく、単純にそう思っただけですが。
 
怪獣が現れるまでの、先が見えない展開とハードさ。
怪獣が現れてからは、定番通りに東京へ進む。
そして自衛隊が迎え撃つ、その過程がたまりませんな。
そして、東京上陸。
新宿に達してからは、意外な展開で、これも魅せます。
 
『機械獣ヴァイブ』を書いていたとき、怪獣がソ連に去ったことが不思議で、しかも話しが袋小路に入ってしまい、筆が止まってしまったと著者が述懐してます。
20年ぶりにその謎が氷解し、こうして『ヴァイブ』が完結され読むことができたことに感謝ですね。

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