この国を担う「大物(笑)」政治家が街宣カーの上の狭いスペースにギュウギュウになって、手を振ったり作り笑いを振りまいて支援という名の人気取りに躍起になっている様を見て、なんだかやるせなかったのである。
結局、実物の丸川珠代は予想以上に美人でスタイルがいいなぁという感想しかなかった。日本国の総理大臣とはこの程度のものなのだろうか。
小さい、小さすぎる。
総理大臣なるものはお札の絵柄になるような大人物ではなかったのか。とてもじゃないが、この、サラリーマンの延長線上のような人物に我が国の命運は預けられない。
日本は小国である。
しかし、アジアの小さな巨人ではなかったのか。かつて大東亜共栄圏なる大義を持って、大国の支那やロシアの野望を牽制し、鬼畜米英と勇猛に戦った国ではなかったのか。
大東亜共栄圏構想の大きさはすなわち日本人の志の大きさであったのだと思う。その歴史的是非はともかくとして、かつての日本はアジアの小さな巨人でありえたのだ。
そんなことを考えながらいつのまにか映画館へと到着し、映画「大日本人」が始まったのである。
大日本人オフィシャルガイド/日経エンタテインメント!

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松本人志の描いた大日本人はその名の通り「大きかった」(笑)
というよりも、この映画自体、物凄い金のかけ方であるのがまず最初の驚きである。謎のベールに包まれていた映画ではあるが、こんな金のかけ方がされていたことまでベールに包んでいたという辺りは「こんなにお金をかけちゃいました!」と宣伝するハリウッド映画の真逆を行く。ある意味、サムライの美学に通ずる。
かつての大日本人の栄誉を拠り所としながら、現在の大日本人の置かれた屈辱的境遇に耐え忍ぶヒーロー。大日本人を取り巻く国民の冷徹な見方、ヒーローを見世物や食い物にする資本主義や商業主義の影。ヒーローもののストーリーは勧善懲悪、つまり正義は勝つのだけれども、大日本人は「ある別のヒーロー」の手を借りて…
こ、これは…
反米愛国映画なのか???
松本人志の好きなミュージシャンの一人に長渕剛がいる。長渕の歌に『親知らず』という曲があるのだが、なんだかそれを思い出したのである。
これは松本人志の愛国映画である。というのが適切なのかはわからないが、もし、日本という国がヒーローであるならば、大日本人が貫こうとした精神は、日本の守るべき正義なんだろうと思う。それはまた、松本の考える正義の答えの一つである。
そして、私はその正義をなんとなく支持したい。
『大日本人』
☆☆☆☆☆☆☆
海原はるか(獣)
☆☆☆☆☆☆☆☆
松本人志(それなりの年収)
☆☆☆☆☆☆
UA(大日本人と商業主義を繋ぐ女)
☆☆☆
神木隆之介(こども)
☆
板尾創路(おんな)
☆
竹内力(おとこ)
☆
松本人志のシネマ坊主/松本 人志

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