昨日は「アクティブ・ブロガー・ショー@ちよだ」 という

セミナーイベントに参加してきました。


今回は時間や内容の関係上、

参加したプログラムはひとつだけで、

先日サイボウズから連結子会社化した、

フィードパス株式会社 のCOOである

小川浩氏 のプレゼンテーションを聞くためです。


そのプレゼンテーションは『Feed2.0』に関する内容だったのですが、

(※『Feed』とは、RSSやATOM、SSEなどの総称です。)


現在、その『Feed』は、Web2.0の大きな流れのひとつとして

メールやWebといったネットメディアとならんで、

その存在感は日々増している状況です。


今回のセミナーで紹介されていたデータによると、

RSSリーダーの利用率は、2006年14%(インターネットコム調べ)と、

2005年5%と比べて数字上でも約3倍に増えていますし、

もちろん今後も増えていくことが見込まれます。


ということは、現在でもRSSリーダーを

知っていたり活用されている方もいらっしゃるとは思いますが、

それがさらに身近な存在になっていくということですね。



ちなみにその『Feed』のバージョンをまとめると、

------------------------- 

■Feed1.0:データの通知技術

 →新着告知機能


■Feed1.5:データの配信技術

 →告知されたFeedの中に情報が入っている状態

  それだけでひとつのメディアになっている


■Feed2.0:データの連携技術

 →Feedの情報が他の情報やツールと連携している状態

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といった感じになるそうですが、

現在は『Feed1.5』へシフトしている段階とのこと。



それに関連して、今後のメディア動向についても、

メールマガジンがRSSリーダーに

取って代わられるのはある程度見えていますが、

将来的には『Feed』はWebのトラフィックまでも

奪っていく存在になり得えます。


まあ、単純にいうとWeb全体のPVが減ることにつながることになり、

インターネットビジネスをやっている方や会社にとっては

脅威に感じるかもしれませんが、

そもそもPVのすべてが有効なものとは限りません。


この流れはある意味ユーザーの無駄足をなくすことにつながり、

そして、それゆえネットのコンテンツビジネスが

良質なコンテンツの提供主のみに淘汰されていくという

個人的には喜ばしい状況がうまれていくきっかけにもなります。


ちなみに、今日の小川氏の会社が提供している『feedpath』 は、

Blogの登録やタグ付けとその検索はもちろん、

今後そのサービス上でのブログの投稿&編集機能など

さらに革新的なサービスを提供していくそうです。(要注目ですね。)



今回のセミナーを通して感じたことは、

『Feed』の普及とその進化は、

マクロ環境分析のフレームワークである『PEST』でいうところの、

『T(Technology)』が生み出す、

ひとつの大きなきっかけになりそうです。


新しく伸びていく環境に乗っていくことは、

ビジネス成功のためのひとつの要因です。

そして、まだ『Feed』という領域に

積極的に参加している企業もそれほど多くないことから、

今はもしかするとひとつの大きなビジネスチャンスかもしれません。





【今日のひと言: 『ドラッカー365の金言』より引用】

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組織の論理がコミュニティの価値と衝突するとき

組織の論理が優先する

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組織は社会への貢献を考えるべきであり、

それが組織の論理のもととなるものです。

その組織の論理とコミュニティの価値が相反するときには、

組織の論理が優先されると本書にはあります。


コミュニティへの貢献はもちろん大切ですが、

その大上段としての社会への貢献を

常に考えていかなければいけませんね。

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Google(私的)考察

テーマ:

ご存知のとおり、WEB2.0が注目されている現在に限らず、

常に業界を牽引している企業のひとつにGoogleがあります。


そして、あくまでごくごく個人的な考えですが、

最近、そのGoogleに関して思うことがひとつあります。



その思うこととは・・・、


「もしかするとGoogleはインターネット全体の

絶対的な支配者になろうとしているのかな。」ということです。

もしくは、「そうなれる力をもってきたのかな。」ともいえるかもしれません。


Googleは「インターネット神への信仰心の強さが個性」だと

話題の書籍「ウェブ進化論(ちくま新書刊)」には書かれていますが、

信仰心という領域を超えて、もしかしたら神の体現者になろうとしているのかな。。と。



端的な例をあげると、


まず、対企業支配という観点では、先日おきたインターネット関連企業の

CA社に対する(ジャイアン的な?)検索ペナルティ措置 といったこともそうですし、

そしていまや日本の各所で、GoogleMAPSに代表される

GoogleのAPI公開を利用したビジネスも次々と立ち上がっています。

極端な話、このAPI公開を利用している(特に軌道に乗っている)企業は、

Googleが「もう使わせないよ。」と言ってしまえば、

ビジネスの継続すら困難になりますよね。


また、個人的な支配(?)という観点では、

Google AdSenseによる「富の分配」ということもあげられます。

特にそのAdSenseからの収入に依存している個人ほど、

Googleの動向が大きく生活を左右してしまいます。


そして、マーケットに対するインパクトという観点でも、

Google Baseの登場によるEC市場の構造の変化や変革があげられます。

(これについては大前研一氏も楽天を例にあげて記事を書かれています


他にもいろいろとあると思いますが、

現実問題、Googleが力をつければつけるほど、

最初に書いた考察が見え隠れするのです。


もちろん、企業にも良心がありますし、

このことは一個人のごくごく個人的な所感というか考察ですので、

それが現実のものとなるということはないのかもしれませんが、

日々の生活の中でふっと頭によぎったので書きとめておきました。





【今日のひと言: 『ドラッカー365の金言』より引用】

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知識は現実の世界にかかわらなければならない。

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>ポスト資本主義社会は、これまでのいかなる社会よりも

>教育ある者を必要とする。

>教育あるものは偉大な遺産を理解しなければならない。

>しかし、何よりも現実を理解できなければならない。


そのまま本書から引用しましたが、

知識労働者の必要性は以前のブログでも書きましたが、

過去から学び、現実に活かすというサイクルは

常に繰り返していくべきことだと思います。


私の場合は、まだまだ学ぶべきことが多そうです。。(苦笑)

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