今日もブログをアップしましたが、

引き続き振り返りを。


【絶対にイベントを成功させる!】


DJの顔ぶれも予想以上のメンバーで決まり、

いよいよイベントの告知です。


イベントの名前はもちろん、

「Break on through」以外にありません。


プロモーションについては、

今までのやり方はもちろん行った上で、

今回は、大きなイベントということもあり、

活動範囲を大阪まで広げました。

もちろん、その分、時間も労力も

前回までの比にならないくらいかかり、

大変ではありましたが・・(苦笑)


いままでフライヤーをおいてもらっていたレコード店には、

チケットの販売もあわせてお願いし、

さらには、大阪のメジャーレコード店や

「チケットぴあ」にもチケットを取り扱ってもらうことにしました。


フライヤーもきちんとした印刷所で

いつもの数倍の数を印刷し配布。

チケットを置いていただいたお店は、

お店の告知という意味も含めて、チケット販売協力店として、

そのフライヤーの裏面に、店名と住所と電話番号を記載したのです。


それだけではなく、関西のリージョナル情報誌にも、

編集部に直接電話をし、そして押しかけ(苦笑)、

イベントの告知を載せてもらいました。


ゲストDJのホテルも、

バイトしているバーの常連さんの会社が入っている、

神戸のシンボル的老舗ホテルを割引で用意してもらうなど、

いろいろとまわりの人にもサポートしてもらいながらではありますが、

毎日毎日そのイベントのためにひとりで必死に動いていました。


今思うと、そのバイタリティには自分ながら感心するばかりです。(笑)



もちろん、そういった活動は、

このイベントに来ていただくDJへの配慮もありましたが、

なにせ、「破産」がかかっています。(笑)

ただお金のことは、イベントの準備でバタバタと動いているときは

それほど意識はしていませんでしたが、

(というより、意識する暇もありませんでしたが、)

何より、イベントを絶対に成功させるんだ!!

という意気込みと、熱い想いが私を突き動かし、

本当に必死になっていました。


そして、イベントまでの日にちは、

「チケットぴあ」の販売状況とのにらめっこです。


ただ、イベント開催までにいい話もいくつかあり、

そのうちのひとつは、

掲載依頼をした関西の情報誌とは別の情報誌から、

当日、取材をさせて欲しいといった連絡です。

もちろん即答でOKをしましたが、

イベントの大きさを改めて実感しなおすと共に、

プロモーションの普及を感じられた出来事で、

「いける!」という確信を得られたものです。


そして、いよいよイベント当日を迎えました。


新幹線で向かっているであろう、

ゲストDJ の携帯電話に留守電をいれたのですが、

なにせ、まだ仕組みもよく理解していない携帯電話。

何度もかけては、「あっ、間違えた・・。」とすぐ切ってしまい、

結局、そのDJの携帯電話には、

膨大な量の中途半端メッセージが残ってしまい、

すごい迷惑をかけてしまったことを覚えています。(苦笑)


そして、15時過ぎに新神戸の駅に着いたゲストDJを

チェックインのためホテルまでタクシーで送り、

方やクラブではリハーサルでの音チェックなど、

ひとりで神戸中を走り回っていました。


そして、ドキドキが最高潮になったイベントの開始直前。

驚くべき出来事が・・・・。




なんとクラブの前に、長蛇の列が出来ていたのです!!!!


私はもう、嬉しさと同時に胸をほっとなでおろしていました。

それ以外にも、ゲストDJにはクラブに用意していただいた

料理を食べていただきながら出番まで

ゆっくりくつろいでもらうこともできましたし、

なにより、ゲストDJ同士が、いままで幾度か一緒にイベントやっていて

知り合いだったことも、変に気を使わせずに済み、助かりました。


そして、いよいよイベントスタートです。


その夜の盛り上がりは、今までに体験したことのないものでした。

DJブースの前では、何かに取り憑かれたかのように

上半身裸で汗だくになって踊る人もいましたし、

バーカウンターではドリンクを息つく暇もなく作り続ける

クラブのスタッフの姿。

そしてなにより、人で溢れかえったフロアからは

おさまることもない人ごみと熱気が・・・・。


結局、その夜は最終的に550人を超えるお客さんが

そのイベントに足を運んでくれたのです。


もちろん、イベントが盛り上がったことも、

たくさんのお客さんが詰め掛けたことも嬉しかったのですが、

ゲストDJの方から、「いい曲かけるね。」と言っていただけたことも、

小さなことですが、私的にはすごく嬉しい出来事でした。



そうやって、神戸が熱く燃えた夜が明けていったのです。


その後、私は無理がたたったのか、

準備中から痛んでいた胃が悲鳴を上げ、

病院のお世話になってしまいましたが、


大学祭中央実行委員会の音楽企画部長としてやり遂げた、

学園祭以来(というか以上)の大きな達成感を、

学生時代に、このイベントを通じて得ることができ、

そして、今でもその経験は、

今の自分の考えや行動に大きく寄与していると思います。


また、このイベントの影響力は非常に大きく、

イベントの数日後には、全国紙のメジャーな情報誌から、

「神戸のクラブシーンについて教えて欲しい」

といった取材依頼もあったり、

(この取材は、そのイベントに参加していただいたゲストDJの紹介からでした。)


知り合いDJの紹介がきっかけではありましたが、

大阪の大バコクラブのレギュラーDJへつながる道も

いただくことができました。(この話は次回で触れようと思います。)


なんにもなかった本当にちっぽけなDJだった私が、

自ら動くことではじめた「Break on through」。

そんなイベントが、550人を超えるイベントにまで

大きくなった瞬間でした。


その後もこのイベントを続けようとは思っていましたが、

第一回目を開催したクラブの閉鎖などがあり、

第二回目は結局行うことが出来ずじまいでしたが、

たった一回でも、そんなイベントを手がけることのできた

自分に対する経験や自信と共に、

今後の飛躍をもたらした、非常に大きな出来事だったと言えます。


《では、続きは次回以降で。。》





■アンケートのお願い


目標まで、とうとうあと2人になりました!!

本当に、もう少しで目標達成なのですが、

いよいよアンケートの締め切りが目前に迫ってきました・・・。

締めきりは5月末。逆算すると一日1人です。


目標を達成できるか、できないかは、

本当にみなさんのご協力にかかっています。


ラストスパートのご協力をお願いします!

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アンケートへのたくさんの方のご協力、本当にありがとうございます。

まだ、回答されていない方も、是非是非ご協力お願いします。

 

【デジタルライフに関するアンケート】

http://www.geocities.jp/enquete0501/index_top.html

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※アンケートの感想も同時にお待ちしております。