クリエイティブの世界で、

よく「アタリをつける」といいますが、

これはプロのクリエイターには必須の条件です。


なぜ必須の条件なのか。


それは狙って物事を進めることが、

次につながるからだと私は思います。


狙う(アタリをつける)という行為。

これは、アウトプットイメージ(目的)から逆算して

物事を進めるということであり、

言い換えると、そのアウトプット(目的)への道筋が

明確な状態だともいえます。


もちろん狙い通りのモノを創れたとしても、

残念ながら失敗するときも現実にはあります。。


しかし、その失敗は納得の失敗であり、

次につながる失敗だと思うのです。


なぜならば、そこに明確な道筋(ストーリー)があるので、

きっちりと立ち戻ることができるからです。



例えば、そこにアウトプットイメージや

そこへの道筋が無いまま物事を進めたとしましょう。


そこで失敗したときは、なぜ上手くいかなかったかがわからないので、

ゼロベースでもう一度リセットして進めなければいけません。

反対に「たまたま」上手くいったときにおいても、

なぜ上手くいったかがわからないので応用というか転用がききません。


これでは全く意味がありませんよね。(苦笑)



また、物事を進めていくに当たって、

迷うときや悩むとき、右か左かわからないときも多々あります。


しかし、その前提に狙い(アタリ)や道筋(ストーリー)があれば、

それに沿って判断していけばいいので大きくブレることはありませんが、

反対にそれがない場合は、個々人の主観や好みによって判断されるため、

結局バラバラになっていきアウトプットのカタチがへんてこになってしまいがちです。



なのでまず、狙い(アタリ)をつけて、

その狙い(アタリ)が目的に整合性が取れているかを十分吟味し、

動き始めることが大切なのです。



私は、このことはクリエイティブに限らず、

ビジネスにおいても同様だと思っており、

ビジネスにおいてのその狙い(アタリ)は、

「ビジョン」やそれに基づく「戦略」という言葉に置き換えられると思います。


例えば、それが無いまま動き始めた場合、

(結果が上手くいくいかないは別にして)

そのプロセス(なんて無いのかもしれません・・)が、

ものすごく動きづらいモノになってしまいそうに思います。


なぜならば、「組織は戦略に従う」ものであるならば、

その組織を構成する基準がない状態ですので、

構造自体がいびつなものになってしまう可能性もありますし、


また、ひとつひとつの意思決定においても

判断基準がありませんので、時間もかかりますし苦労もします。

もっというとブレてしまうことだってあると思います。



このようなことから、きっちりと戦略やゴールイメージをうちたて、

それに基づいて行動するということが大切なのです。


「そんなこと普通やん」と思われるかもしれませんが、

もうひとつ気をつけなければいけないことというか、よくみられることに、

その「戦略の中身をきっちり詰める」ということがあげられ、

そこを軽く考えてしまうと大きな痛手を食らうこともあります。


では、その中身ってなんなのさということになりますが、


戦略の定義を、

---------------------------

目的を、競争優位性により、持続的に達成するための施策群

---------------------------

とするならば、


そこには、

---------------------------

「目的性」、「差別性(独自性)」、「持続性」、「実行性」

---------------------------

の4要素が存在し、そのいずれがかけても「戦略」とはいえません。


例えば、飲食店において

「お客さんをたくさん集めよう」という戦略は

戦略でもなんでもありません。


なぜならば、これって全ての飲食店で言えることですよね。(笑)



そもそも戦略の重要性を認識していない人は問題外ですが、

戦略が大切だということは認識(もしくは口に)出来たとしても、

その中身まで考えなければ意味がないということですね。




私自身、何を進めるときには、

今一度このことを頭にいれて動いていこうと思います。

AD

昨日の話になりますが、あるセミナーに参加してきました。


そのセミナーは二部構成に分かれていて、

第一部では現在ターンアラウンドの最中にある企業の経営者による講演と、

第二部ではインターネットメディアについての話だったのですが、


第一部の講演の中で、

---------------------

「人の成長によって企業を成長させる」

---------------------

という印象深い話がありました。


(人的資源管理的にいうと)

「採用」→「配置」→「評価」→「報酬」→「育成」(→「退出」)

の各プロセスにおいて、優秀な人材をしっかり採用し、

その優秀な人材をモチベートすることによって成長を促し、

結果、企業の成長につなげるという

ひとつのサイクルをつくるが大切だと改めて実感できた内容でした。



しかし、人間のモチベーションは株価のようなもので、

日々上下します。


それも、組織をマネジメントする人やリーダーが

それほど気にかけていない意思決定や

何気ない行動によって変化することもあります。


いわば、そのマネジメント層やリーダーにとっては

大したことないと思っていることが、その当事者にとっては

結構気になるところだったりすることがしばしばあるということですね。



では、そのモチベーションの源泉となるものってなんなのでしょうか。



もちろんいろいろと要因はあると思います。


ちなみに、ハースバーグの「動機付け・衛生理論」では、

---------------------------

「仕事内容」、「責任感」、「承認・評価」、「達成感」、「成長」

---------------------------

が動機付け要因だといわれていますが、


その「成長」につながる話として、

私は、「周りの人間の能力」というものも大きいのではないかと思います。



何かの記事で、

---------------------------

優秀な人は、「自分と同等以上に優秀な人と働きたい」という願望が強い。

---------------------------

という内容が載っていましたが、


この記事にも私は同感で、これまでを振り返ってみると、

私がみてきた、能力のある人間(デキるヒト)は、

常に自分を切磋琢磨し高めてくれる環境に身を置こうとしていたと思いますし、

同時に自分の能力に対する正当な評価も求めていたようにも思います。


結局、成長意欲の高い人間を集め、

それらの人間が成長することのできる環境や仕組みを用意して、

その仕組みをいかに動かしていく(回していく)か、

そのことも良い企業になるひとつの条件なのかなと思います。



過去の日本企業において、年功序列という名の下に

能力のない人間にポジションを与えてしまったがために、

企業システムが機能不全を起してしまい、

結果、変化への対応や企業成長を促すことができなかったという残念な例もあります。


もちろん、その機能不全の要因がそれだけだとはいいませんが、

当時の状況を察するに、自分の能力や成果とは別次元の論理で

昇進や昇級が行われていることに対する違和感は当然ながらあったと思いますし、

能力のない上司に対するストレスも持ち合わせていたと思います。

また、頑張ろうが頑張らなかろうが一定の年齢になると

ポジションが与えられるという変な安心感もあり、
結果、いばらの道を歩むことになってしまった。


こんな事例は尽きないと思います。




そもそも人材不足と嘆く前に、

企業としての姿勢や仕組みがそうならないようになっているか。

もっと言い換えると、モチベーションが低いと嘆く前に、

モチベーションを低くしない仕組みづくりになっているか。



マッキンゼーの7Sでは、

人材とスキル(と企業風土・文化)は変えにくいものといわれています。

であるだけに、比較的変えやすいハード面で、

それを生み出せるカタチになっているか。


組織としての大きな仕組みはもちろん、

ちょっとした小さなことにおいても、

そこをしっかりと気を配って考えていくことが大切だと思います。

AD

誕生日

テーマ:

昨日は××回目の誕生日。


一昨日は0時を待って、自分のために買ってきたシャンパンで乾杯。

(自作自演です 苦笑)


そして昨日は、会社でも祝っていただいたのですが、

その後に会社の人といったBlue noteでもサプライズが。


というのも、レアグルーヴの超重要人物である、

ROY AYERSとLONNIE LISTON SMITHの両雄が並び立つ、

貴重なライブを存分に楽しんだ後、


なんと一緒に行った同僚が、

お店のスタッフに頼んでケーキの用意をしてくれていたのです。

いやあ嬉しかったです。ありがとうございます。


しかも、その日は二人のサインをもらったばかりか、

写真まで一緒に撮ってもらうことができ、

本当に思い出深い一日になりました。




年を一つとったからといって、

何かが大きく変わるわけではありませんが、


ひとつ明確なことは、(意識するしないに関わらず)

---------------------

前日と同じ自分(人間)はいない

---------------------

ということ。


であるならば、常に「主体的に」変わっていくことが大切ですね。



私の誕生日を祝っていただいた皆様。

本当にありがとうございました。

AD