「心」で感じる

昨日に引き続き今日も映画を観てきました。

今日観た映画は「博士の愛した数式」。


全然意識していなかったのですが、

先日鑑賞した「ALWAYS三丁目の夕日」に続いて、

吉岡秀隆出演作品2連荘です。


言葉ではなく数式で語る博士。

その博士を心から受け入れる家政婦とその息子。


なんだか言葉で感想を語るのが、少し安っぽくなりそうな気もする

心に触れる映画でした。(とはいえ、ブログなので書くのですが・・)


数学という一見小難しい世界を、

数字(数式)に込められた愛情を交えて描いたこの映画。

昨日観た「RIZE」が「体」で感じる映画であるなら、

今回のこの映画は「心」で感じる映画だったと思います。


「世の中の直線は線分であり、本当の直線はこの世には見えない」

「素数は素直な数字、自分以外1しか割ることができない孤高の数字」

という印象的な言葉はもとより、


80分しか記憶が持たない博士。

つまり、自分にとっての積み重ねとは関係なく、

博士にとっては80分の繰り返しであり、

その一回一回が同じものではない状況。


記憶という目に見えるものでは決してありませんが、

その80分を繰り返すことで培われる

ふれあいや心のつながり。


なんだか、ものすごくわかりにくい世界だけに、

ものすごく深く感じました。


といっても正直、まだ自分の中でその状況を

整理できていないばかりか、把握すらできていません。


しかし、この映画を観終わったときに思ったのは、

「それでいいじゃないか」ということです。


それは諦めでもありませんし、

自分の無能さを知るという意味でもありません。


そんなことよりもむしろ、

「頭で考えるのはやめておこう。心で感じたのだから。」

という感覚がふさわしいと思います。


なんだか、一生懸命に頭を使って、

論理立てて考えたり、いろんな計算に忙殺されがちな

仕事という環境に毎日接しているからか、

こういった、ある意味で「息抜き」的な映画を観ると

少し、ホッとしますね。


当然ですが、また明日からその仕事です。

なので、感覚の使い分けが大切になってきますし、

それもひとつのバランスだとも思っています。


もちろん意識したわけではありませんが、

こうやって二日連続で、「頭」で考える映画を観なかったのは、

もしかすると、誰かがちょっとした「頭」の休息と

ちいさな気づきのきっかけを与えてくれたのかもしれませんね。

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今週も映画に行ってきました。

最近歩くことを意識しているので、

その映画がやっている渋谷まで徒歩。


今日観た映画は「RIZE」です。


この映画の感想は、単純に「スゴイ!」です。

なにが「スゴイ!」のかというと、

この映画のストーリーもダンスも

全てが作り物ではなく「リアル」だということです。


ダンスを全ての自己表現につなげ、

激しく踊るダンサーたち。

そのダンサーは子供から大人、

太っている人もやせていても人もいる。

単純にそのダンスに魅せられただけでなく、

激しさの中に「美しさ」を感じた映画でした。


「常に上を目指していこう。限界は空、だから上限はないんだ」


この言葉は、「人間の体の動き」という意味だけではなく、

人生に対するポジティブなメッセージだと受け取れました。


ストーリー性の優れた映画は「頭」で理解し感じる映画だと思います。

しかし、この映画は「頭」ではなく「体」で感じる映画でした。

久しぶりに映画を「感じる」ことのできた今日の映画鑑賞だったと思います。



ちなみに、モノづくりも実は同じ(?)で、

「頭」で理解させるものというのもありますが、

「体」で感じさせるものを、

偶然ではなく、きっちり計算して提供することは、

ものすごく素晴らしいクリエイティブだと私は思いますし、

それができる人は素晴らしいクリエイターだと思います。


「ビジネスをクリエイト(クリエイティブ)する」

という観点で動いている現在。

そういった視点をもちながら、

物事に取り組むのもいいかもしれませんね。

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タイミングと決断

テーマ:

昨日は送別会。


9月中旬からの短い期間ながら、その期間を感じさせないほど、

深く仕事を共にすることができた仲間が昨日で退社しました。


もっといろいろなことをやっていきたかったけれど、

タイミングと共に彼の決断なので、当然ですが尊重し、

そして今後の道も頑張って歩いていってほしいと思います。


そのタイミングとは仕事面でのことなので、

私にとっても、彼と同様にタイミングです。

そのタイミングにあわせて、

ひとつのことが木曜に決まりました。


彼が取った選択は転職。

私が取った選択は異動です。


異動とはいえ、グループ会社への出向なので、

実際は転職みたいなものですが、

年末からずっと悩み続けてきたことに対するひとつの決断。


目の前にあった3つの分かれ道から選んだひとつの道なので、

どの道を選んでも後悔しないことはないと思いますが、

自分が選んだ道を信じたいと思っています。

まあ希望した異動であり、希望した異動先でもありますしね。


今週は同僚の送別会。

来週は私の送別会です。


とりあえず、今の職場での仕事はあと一週間。

月並みですが、頑張ります。

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今日一日の出来事で、書けることといえば、

今話題の六本木ヒルズに所用もあって行ったということくらいなので、

とりあえず、「自分の過去の振り返り」 の続きを書こうと思います。



【出向先のミッション】


デザインに対する考え方、自動車運転免許などなど、

出向先の社外で身についたことや手に入れたものはたくさんありますが、

もちろん、この出向自体、私の認識では、

自分の中でのキャリアの分岐点になったと思っています。


R-25風にいうと、「Break Through Point」というやつですか。

私の年齢でいうと、当時26、7くらい。

まさしく、あのインタビューで語れますね。(笑)


まあ、「Break Through Point」で語るには、

結局、自身がある程度の年になった時に

成功していなければいけないのですが・・。

(頑張らないと。。ですね 笑)


そのキャリアの分岐点になった出来事とは、

私の出向における最大のミッションである、

新ブランドの立ち上げでした。



【全ては「ロゴをつくって欲しい」から始まった】


出向先では一応肩書きはアートディレクター。

通常の業務として、販促企画であったり広告のデザインであったり、

企画書制作などを担当していたのですが、

その業務とは別に、所属している会社と出向先企業との

業務請負であったり、業務調整も担当していました。


そんな仕事をつつがなく(?)こなしていたある日、

商品企画の担当役員の方から、

「ロゴをつくってほしいんだけど」という依頼を受けたのです。


そもそも、出向時にそういったミッションがあるなんて

まったく知らされていない状況のなか、


新ブランドが立ち上がるということ。

会社としても本腰をいれて動いていきたい分野であること。

とりあえずその手始めにそのブランドのロゴをつくってほしいということ。

そのブランドが動き出した際には、

そのカタログ等の販促ツールを私の所属している会社に頼みたく、

その橋渡し役になって欲しいということ。

などなど、恥ずかしながら全てが初耳の状況でした。


そして、なぜアートディレクターが必要なのか、

なぜ、私の所属している会社に頼んだのか。

すぐに理解できたのです。



【ロゴに必要なものが無い・・・。】


しかし・・・・、


ロゴひとつつくるにしても、

ターゲットやブランドコンセプト、もっというとビジョンや信念。

服飾のデザイナーの意図をはじめとする関わる人たちの気持ち、

そのブランドをつくることによって世の中に提供したい価値など、

事前知識であったり必要なものがたくさんあります。

それがなければ、極端な話、「ただのお絵かき」です。


もちろん、それが用意されていることが大前提なのですが、

正直、無かったのです。。。


困りましたね。(ロゴのデザインではなく)考えましたね。


もちろん、無ければ無いなりにつくる事は可能です。

しかし、それだったら最大のミッションでも何でもないですし、

もっというと、私が何のためにその会社に行ったのか、

私が行った足跡であり価値はないと思えたのです。


そこで、ひとつの結論に至りました。



【ひとり合宿状態のお盆休み】


それは・・・、


「無いならつくればいい。」です。


やろうじゃないか、と。

コンセプトも何も不透明であるならば、

私が考えよう。自分でつくればいいじゃないか。と


そこからが大変でしたね。。(苦笑)


まず、その道のプロでもなければ、

ブランディングの知識もまったくありません。

しかし、信念だけは持っていました。


「絶対このブランドを立ち上げ、成功させてみせる!」


ちょうど、その話が来た直後にお盆休みに入ったこともあり、

役に立ちそうな本は手当たり次第読み漁りましたね。

そして、いつもの帰省はものすごく荷物の少ない私が、

カバンいっぱいにその書籍を詰め込んで、

実家へと向かったのです。


その時、第二の故郷である大阪経由で

実家のある九州へ向かったのですが、交通手段は船です。

所要時間は13時間。夜出て朝着くパターンです。


もう船上から寝るのも惜しんで、

変なモチベーションで取り組んでいました。


船内のレストランでやっていたのですが、

酔っ払ってイビキをかいているオヤジを横目に、

ずーーーっと、ノートいっぱいに殴り書き状態で

いろんなことを書き綴っていました。


もちろん、テーブルの脇には本を積み重ね、

灰皿はタバコが剣山状態です。

傍からみたら、苦学生か売れない作家みたいに

見えたでしょうね。(苦笑)


一睡もせずに到着した実家。


いつもなら「疲れたぁーー。」なんていってとりあえず一服なのですが、

家に着くなり、2階の自分の部屋に閉じこもり、「苦学生」の続きです。

もちろん、幼馴染の友人とかとも会わなければいけないのですが、

それ以外の時間は全て「苦学生」です。


そうして、お盆休みの最終日。


ついに一冊の企画書が出来上がったのです!!!

(もちろんノートパソコンなんて気の利いたものは

持ってませんでしたので手書きベースです 苦笑)



【専務に自主プレゼン】


今思うと、その企画はものすごく稚拙なものだったと思いますが、

とにかく嬉しかったですね。本当に。。。

帰りの船上では、添削も兼ねて、

何度も何度も読み返してにやけていました。

その時は、「苦学生」から「変な(危ない)人」に

昇格していたと思います。(笑)


そして、東京に帰ってくるなり、

愛用のMACを立ち上げてイラストレーターでまとめました。

(通常はパワーポイントだと思いますが、

デザイナーだった当時の私は、使い方を知りませんでした。。)


そして、休み明けのある日、

おみやげの焼酎と一緒に専務に持っていったのです。


「○○さん(←専務の名前)、○○さん(←担当役員の名前)から休み前にいただいたロゴの話ですが、ブランドコンセプトとかビジョンとかちょっと見えなかったので、勝手ではありますが、自分なりに今回のブランドについて考えてみました。とりあえず目を通していただきたいのですが。 あっ、これ九州に帰ったときのお土産です。(焼酎を差し出す)」


企画書の最初のページには、

私なりに考えた新ブランドのビジョンが。。


たしか・・・、

「働く女性の職場環境を衣服を通じて快適にする!」


みたいな言葉だったと思います。



【大きな大きな経験】


その自主プレから程なくして、専務から連絡が。


「keg君。明日の○○時から新ブランドのミーティングがあるので、

○○会議室に来てもらえるかな。」


嬉しかったですねえ。本当に!!!

本当に大変なのはこれからなのに、

なんだか全ての苦労が報われたと思いました。


いつの間にか私はアートディレクターではなく、

プロジェクトメンバーに加わっていたのです。


一応、職場は同じとはいえ、なんだかんだいっても社外の人間です。

その人間を絶対に社外には漏れてはいけない

一大プロジェクトの意思決定メンバーに加わったこと自体が

信頼と期待のあらわれだと思いましたし、


実際に販促企画だけではなく、ブランディングに関わっていくこと自体、

ものすごくチャレンジングな経験でした。


その時は言葉の存在自体しりませんでしたが、

まさしく、「自ら機会を創り出し、その機会によって自らを変えよ」

という、私の中での大切な言葉を地でやることができた時でした。


ロゴ、パッケージ、下げ札、ネームなどの

デザイン物のアートディレクションといった

当初予定されていた職務をこえて、

本当に貴重であり、充実した時間を過ごせたと思っています。


その後、紆余曲折はあったものの、

そのブランドは無事にサービスイン。

ひとつの大きなミッションが終わり、

所属先の会社の東京本社に復帰することになったのです。



《つづく》

次回からは、その後の私の仕事について

書き綴っていこうと思います。

目標達成に向けての現状

テーマ:

年始に立てた、「体」の目標。

なかなか目標体重には近づきません。。。


もちろん、何もしていないわけではなく、

それなりに色々やってはいるのですが。。

効果的じゃないのかな。なんてちょっと思っています。


『戦略』が目的(目標)達成に対する行動の最適化であるならば、

もしかしたら、戦略的に動けていないのかもしれません。


ちなみに、今目標達成のためにやっていることは・・、


(1) 毎日1万歩歩く

(2) ひとり酒禁止

(3) おかわり禁止

(4) 風呂上り(もしくは寝る前に)ストレッチ&スクワット&腕立て&腹筋

(5) 急いでいるとき以外階段をなるべく利用


正直、こう書くと怒られるかもしれませんが、

年も年なので(?)、カラダに響きます。

今日もどこかが筋肉痛です。(苦笑)


しかし、一度立てた目標はきっちり達成したいものです。

もしかすると、これだけじゃ足りないかもしれませんが、

食事量を減らすとかいった辛い減量にならないように頑張ります。


ちなみに、毎日1万歩を達成するために、

ひと駅デビューし、テクテクテクテク歩いています。

しかし、もともと閉鎖的な地下鉄があまり好きではないので、

結構、快適に歩けてますよ。


もし、何か健康的な減量法をご存知の方は教えてください。

さっきの自分メモのまとめ

テーマ:

本日2本目のブログです。


というのも、本日このブログの前に書いた自分メモを

散歩という形のジョギングが終わった後に読み直したら、

なんだか、本当に自分メモ。。


自分の振り返りのために書いてるブログとはいえ、

ちょっとあんまりかなと思い、

きっちり自分の理解ベースで

文章に直してみようと思いました。




どんな企業でも事業部でもチームでも、

私は理念が必要だと考えています。


まず、大前提として全員が共通認識として、

実行できる指針というか信念のようなもの。


その理念は、

大きく「基本的価値観」と「目的」で構成されます。

ここで注意したいのが、

「基本的価値観」と「慣行や習慣」は全く違うということ。

そして「目的」と「目標」も似ていて異なるものだということです。


つまり、前回のブログでいう

「最先端の技術革新」は価値観ですが、

「毎日1時間は技術革新の時間にあてる」というのは、

慣行であり、変えても構わないものです。


また、「日本の文化を向上させる」は目的ですが、

「市場シェアNo.1をとる」というのは目標です。


企業の理念を定めることができたら、

次は、その理念にそった、

わかりやすく大きな目標を設定する必要があります。

わかりやすく大きな目標はそこで働く人たちの求心力にもなり、

進歩への原動力ともなります。


ただし、その関係者ではない人からみると、

到底無理そうなことでも、関わる人もしくはリーダーは、

達成イメージがなければなりません。


それに向かって企業活動を行う必要があるのですが、

ただ、TOPが勝手に夢を語っているだけでは、

だれもついてきません。


メンバーがひとつにまとまり、

同じベクトルをもって進んでいくためには、

その理念をしっかり浸透させ、

目標へと進むモチベーションを築く

社内制度の設定や組織運営が必要になってきます。


そして、常に昨日よりもよりよい今日。

今日よりも素晴らしい明日をつくるための

「改善」意識を全メンバーがもつ必要があります。


また、メンバーひとりひとりの素晴らしいアイデアを

引き出す環境づくりも大切です。


まあ、こうやって書いてみると

ものすごく普通のことなのですが、

その普通のことが出来ていない組織が多すぎるのも現実で、

結局のところ、それが出来ているか出来ていないかが

企業体であり、組織力の違いだと

参考にした書籍には書かれていました。




というわけで、成長できる企業であり、

苦難を乗り越えられる企業に必要なことは

書籍等で体系的に理解することができました。


次は、自分が所属している部署や会社。

もしくは、今後自分が関わっていく部署や会社において、

いかにこれが活用できるかですね。


なんてことを思った日曜の休日でした。

今日は、日曜ということもあり、

企業や組織の成長のために必要なことってなんだろう。であったり、

企業理念ってなんだろう。といったことなどを、

書籍などを参考にしながらいろいろと考え、

自分なりのフレームをまとめてみました。


※あくまで自分メモなので、読んでいただいている方には、

全然面白くもなんともないそっけない文章になってしまいましたが、

ご了承いただければと思います。。(汗)


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(1)基本的な考え方

一過性の現象ではなく継続させる仕組みが必要

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(2)企業理念をきっちり定める

→理念とは「基本的価値観」と「目的」が合わさったもの


【基本的価値観】

・つくるものではなく見つけ出すもの

・50年100年廃れることのないもの

・外的要因によって決して変わらないもの

<例>

「最先端の技術革新」

「顧客を他の何よりも優先させる」

「個人を尊重し配慮する」 など


【目的】

・単なる金儲けを超えた企業の根本的な存在理由

・広い意味を持ち、根本的で、不変のもの

<例>

「科学の進歩と人類の幸福のために社会に貢献する」

「質の高い製品とサービスを適正な価格で提供することによって、地域社会に貢献する名誉ある役割を担う」

「自宅から離れている人たちが、友人に囲まれ、心から歓迎されていると感じられるようにする」

「想像力を活かして人々を幸せにする」など


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(3)理念に沿った、大きな目標を設定する

→誰しもが理解できる明確で大きな目標


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(4)その理念と目標を貫き通し浸透させる仕組みを作る

→社内制度、採用、教育・育成、組織、報酬など企業活動の全て

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(5)組織をきっちり構築する

・業務を常に改善・向上する(できる)組織づくり

・チャレンジを促進する組織づくり

・情報共有がきっちりできる組織づくり  などなど


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※参考:ビジョナリー・カンパニー(日経BP社刊)

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とりあえず、今日の段階ではこんなところでしょうか。

また今後、いろいろ思うことがあった場合には

再考し書き加えると同時に、自分が事業を考える場合にも、

このフレームをベースに動いていってもいいかもしれませんね。

今日の東京は雪。


購入した万歩計を活用するために

1日1万歩をノルマにして歩くように心がけていますが、

今日ばかりはどうしたものか。と悩みました。。


しかし、決めた目標は物理的な理由がない限り、

やらないわけにはいかないと思い、

(ある意味雪も物理的理由ですが。。)

予定していた映画を観るために映画館まで徒歩。

その後、雪の中をテクテク歩いて1万歩達成しました。


というわけで、今日観た映画の話を。

今日観た映画は、「ALWAYS三丁目の夕日」。

久しぶりの映画鑑賞です。


この映画は、ご存知だとは思いますが、

昭和33年、東京タワーが建てられた時の日本を舞台に、

そこに息づく人々の生活を通したふれあいや愛情、

生き様を表現した映画です。


ちょっと狙いすぎと思われるところはあったものの

どこかノスタルジックでもあり、

素直にやさしい気持ちになれた映画でした。


この映画を観ておもったのは、

生活はその当時の方がいまよりずっと貧しかったと思います。

しかし、映画や物語だからというフィルターを抜きに、

ちょっと今の人たちが忘れていることがたくさんあったと思います。


確かに、お金は欲しかったと思います。

生活ももっと豊かにしたかったと思います。

しかし、今の世の中にはなってほしくなかったと思うのです。


そして、この映画を観おわったとき、

果たして、これから先の50年後はどうなっているのだろうか。

とふっと思いました。


50年前のこの当時の人が、今の生活を想像できなかったように

私たちも当然、50年先を想像することはできません。

ただ、なってほしくない世の中になってしまったな。とは

誰しもが思いたくないですよね。


こうやって書くと、財政や雇用、テクノロジーなど、

大きな観点のことは当然ありますが、

自分たちの身の回りでできることってたくさんあると思うのです。


もちろん昔にもどることは出来ません。

しかし、力の大小はありますが、誰もが未来を作ることはできます。

では、その未来をどう創っていくのか。


その未来で、自分が金持ちになるために頑張るのか、

これからの世の中で生きる人々を幸せにするために汗を流すのか。


後者の人の中には同じ志をもつひとたちが集まったチームで

その実現を目指したりしている人もいると思います。

もちろん、ひとりで孤軍奮闘で頑張っている人もいると思います。

しかし、前者には人が集まるイメージってないですよね。

もし、集まったとしても少なくとも信頼関係はないように思えます。

確かに、「手段」という意味でのお金は必要だとも思いますし、

お金儲けを否定するつもりはありません。

名誉のために生きている人がいるのも事実です。


しかし、先日のビジョンの話 でも書いたように、

それだけでは、やっぱり寂しすぎますよね。

はっきりいうと、ものすごく小さいとも思っています。

そして、金持ちになるために頑張る人ばかりの世の中で、

その50年後の未来が、なりたい世の中になっているかといえば、

あくまで主観ですが、なっていないとも思っています。


50年前の人たちは、私たちが生きていくうえで

ものすごく役に立つ技術などは残してくれました。

確かに、生活の裕福さは実現することもできました。

しかし、もしなりたい世の中になっていないのであれば、

私たちはそれに加えて、その足りなかったものを補い

残していく必要があります。


自分の過去の振り返り でも書きましたが、

私が事故で死にかけたとき、

「自分の生きている意味ってなんだろう。。」

と自分に何度も問いかけました。


もちろん、その答えはまだまだぼんやりとしていますが、

なんだか、もう一度そんなことをいろいろと考えさせられた

今日の映画鑑賞でした。

思うことは日々いろいろあるものの、

まあ、それに関連した出来事があったときに書けばいいかということと、

仕事面でも特に、記憶にとどめたり振り返りが必要なことがなかったので、

(ある意味ヤバいですね、その状況・・。)

いつもの自分の過去の振り返りを書こうと思います。



【はじめての普通の会社】


東京にやってきて、家も決まり、

生活に最低限必要なものだけを揃えた、

学生時代よりも質素な環境のなかで、

私のはじめての東京生活がはじまりました。


しかし、いざ仕事が始まると、

思わぬことが頭を悩ませたのです。。


その頭を悩ませたこととは、「朝」です。(笑)

なぜなら、その時の私の所属していた会社は、

なんと通常13時出社。(遅っ。。)

なかには、「お前は夜勤か!!」と突っ込みたくなるような

夕方出社の人もいるスーパーフレックスの会社だったのです。(苦笑)


もちろん、そのおかげでDJを続けていけたというのもありますが、

私も例に漏れず普通に13時とか14時とかに出社していました。


しかし、出向先は当然ですが、普通のメーカー。

出社時間はなんと、午前9時!

つらかったですねーー。本当に。。。


しかも、私は所属している会社を代表して

その会社に出向しているのです。

ということは、私の行動のひとつひとつが

所属している会社のイメージであり象徴でもあります。


つまり、「遅刻厳禁」の世界なんですよね。。

(といいながらも何度か遅刻しましたが・・ 苦笑)


家から駅まで自転車で5分。

出向先まで電車で10分程度。

朝日が辛かったのを今でも鮮明に覚えています。



【東京生活1ヶ月目で胃に穴があく】


そんな慣れない早起きと、

会社を代表しているというプレッシャー。

さらには初体験の満員電車。

そして、全然肌に合わない東京という街。。。


きっと、ものすごいストレスがかかっていたのでしょうね。


ある日、出向先の会社で仕事をしているとき、

急に胃が痛くなり、倒れてしまったのです。。

もちろん、胃が痛いなあ。。とは日々感じていたのですが、

乳製品(特に豆乳)でごまかしながら毎日を送っていました。


しかし、そんな付け焼刃の自分療法では完全なわけはなく、

ついにダウンしてしまったのです。(苦笑)


倒れてしまったとき、出向先の会社の人が救急車を呼んでくれ、

痛みも落ち着いた時、ふっと夜に食事に行く約束を思い出し、

救急車の中から欠席の連絡を入れました。

他にも、実家とかに、「いま救急車乗ってんねん!」と

心配する家族を尻目に普通に電話してしまいました。。(苦笑)


おそらく救急車の中で携帯かけた人って

あんまりいないですよね。。。(笑)


運ばれた病院で、十二指腸潰瘍ということが判明し、

東京生活にも慣れていないのに、

もっと慣れない(ある意味慣れていた?)入院生活が始まったのです。

もちろん、仕事は完治するまでお休みをいただきました。

(その節はご迷惑をおかけしました。。)



【出向しながら身につけたこと (その1)】


そして、約1ヶ月の療養期間のあと、ついに職場に復帰。

しかし、慣れないことはまだまだあったのです。。


それは、(出社時間だけではなく)「退社時間」です。

9時出社の会社ですので定時は18時までです。


もちろん残業はありましたが、

夜の時間は今までと比べ物にならないくらい

手に入れることが出来ました。


当初は、正直ものすごく戸惑いましたね。

時間の使い方がわからないのです。

人間なれない状況では戸惑うものです。(笑)


しかし、この夜の時間を有効に使えないものだろうか。

とも思っていました。

きっと、いままで出来なかった何かができる。と。。


ちなみに当時従事していた仕事は、デザイナー&アートディレクター。

必然的に、雑誌はジャンルを問わず、

常にものすごい量を読んでいたのですが、

その中のひとつに「ブレーン」(宣伝会議刊)がありました。


ある日、その「ブレーン」に「宣伝会議アートディレクター講座」の

受講生の募集が掲載されているのを見つけたのです。


私は、出向先でデザインよりも企画に関わる機会も多かったので、

夜の空いている時間も有効に使えることだし、

「よしっ、いっちょやってみるか」という気持ちで申し込んだのです。


そこでは、世の中の著名なクリエーターたちが

毎週講師を務め、自分の創ってきたクリエイティブや、

キャンペーンなどの実例を紹介しながら、

その背景であったり意図であったりキモとなる部分を

丁寧に解説しながら進めてくれるのですが、


本当に、デザインに対する考え方が変わりましたね。


もちろん、課題なども出され、

仕事をやりながらの大変な状況ではありましたが、

その課題作品に対する講評などもいただけ、

さらには講義終了後には一緒に食事をする機会もあったりと、

ものすごくためになりました。


当時の私は「デザイン=きれいにまとめること」だったのですが、

この講座を受けてからは「デザイン=企画」という風に、

考えが大きく変わりました。


もちろん、自身のデザインレベルも

飛躍的に向上したと、自分の中では思っています。



【出向しながら身につけたこと (その2)】


そして、出向時に身につけたもうひとつのことは、

「自動車運転免許」です。


恥ずかしながら学生時代~この当時まで、

必要性がなかったということもありますが、

運転免許なるものは、原付免許しか持っていませんでした。


しかし、まあ使う使わないは別として、

普通に自動車の免許ぐらいもっておかないとな。と思い、

そして、取るなら今のタイミングしかないとも思え、

新小岩自動車学校に通いだしたのです。


ただ、仕事もそれなりに忙しかったので、

こっちの時間の都合で自動車学校の予約がフレキシブルに取れ、

しかもいろいろと通学等に関してもメリットのある、

「VIPコース」なるものを申し込みました。


しかし、「VIPコース」はその名の通り、

値段もVIPで、通常の料金の約1.5倍以上のお金が必要でした。。

(安いところからみると2倍以上したと思います。。苦笑)

まあ、高いとは思いつつも、そこでケチって

かえって時間がかかるのも良くないと思いましたので、

思い切って払い、無事免許を取ることが出来たのです。


しかし、「VIPコース」はやっぱりすごい!!

予約が取れなくて四苦八苦している人を尻目に、

すいすい通えます。


やっぱり世の中お金だなあ。。

と変に実感してしまった自動車学校通学でした。(笑)


ちなみに現在、「ペーパーゴールドドライバー」まっしぐらです!!(苦笑)

《つづく》

本当はここから、前回でも書くといっていた、

出向がきっかけで変わったキャリア感等について書こうと思ったのですが、

少し(かなり?)長くなってしまいましたので

そのことについては次回書いていこうと思います。

前にもブログ で書きましたが、

今日も再びビジョンの話。


というのも、今日本を席巻している、

某IT関連企業のニュース。


もちろん、そこで株式市場がどうだとか、

その企業の株がどうだとか、儲けがどうだとか、

そんなことは、私があえて書かなくても

いたるところで話題になっていると思います。


しかし、お金を超えたところの議論が

あまりなされていない気がしたので、

ちょっとだけ、私にできる範囲でその話を。



まず、私がこのニュースを見て思ったのが、

(事件の真偽はわかりませんが、

地検が動いたということは、それなりに確信があるのでしょう。。。)


この企業は本当の意味での『ビジョン』を

もっていたのだろうか。。ということです。

そして、もしもっていたならば、その『ビジョン』に対して、

真摯に真っ直ぐに、もっというと愚直なくらいに

その意思を貫いてきたのだろうか。とも思います。


つまり、自分たちが世の中に提供したい価値や幸せなどを明確にもち、

それに向けての企業活動を行っていたのかということです。


極端な話、「業界NO.1の売上をつくる」とか、

「利益率200%UP!」とか、「Yahoo!を超える」とか

「○○業界でパイオニアになる」とかって

目標のひとつとしてはいいかもしれません。

しかし、決して『ビジョン』ではありません。


結局、その後に「SO WHAT?(で??)」がつくのです。


例えば、

○○業界のパイオニアになってどうするの?

Yahoo!を超えるって何で超えるの?超えてどうするの?

といった感じです。


「ビジョナリー・カンパニー」は、売上や利益を犠牲にしても、

自らが信じるビジョンを貫き通したそうです。


ビジョンのために妥協はしなかった。とでもいいますか。

そして、全ての社員がそのビジョンに向かって

日々まい進していたそうです。


「きっと、自分たちがやっていることは、

○○の面で世の中の人のためになるんだ。」

「自分たちの仕事は人を○○といったところで

社会に貢献しているんだ。」


それを貫いた結果、売上や利益がついてきたともいえます。

実際、そういった会社は数々の苦難を乗り越えて、

生きつづけているそうです。


反対に、衰退しているとまではいいませんが、

売上や利益だけを目的にやってきた企業は、

そこまでの成長を手に入れることはできていないそうです。


ある意味、今回の企業に関しては、事件とは違う視点でも、

これからが正念場だと思います。


覚えている人もいるかもしれませんが、

リクルート事件ってありましたよね。


リクルートはあの事件がおきた後すぐに、

年次や組織や業務、そして公式・非公式に関わらず

「これからのリクルートはどうあるべきか」

ということについて真剣に幾度も議論を行い、


これからの新しいリクルートと社会との関わり方や

経営理念などを見直し、言語化したそうです。

そして、組織が本当の意味で一丸になり

苦境を乗り越えていったといいます。


まさしく『ビジョン』をつくり、そのビジョンを実現するために

働く全ての人が一丸となって突き進んでいった。

という感じですね。


その結果、現在リクルートがどうなっているかは、

あえて書く必要もありませんね。



本当の意味での『ビジョン』をもった会社で働き、

自己実現を目指すことができるって

本当に幸せなことだと思います。


なんてことが、頭によぎった今回のニュースでした。