んにちは!

タダゼミ中央区リーダーのほっしーです(^^)

受験生の皆さんお疲れさまでした!

今年の社会の歴史の問題に限って言えば、

例年に比べると

解きにくい問題が多かったように思えます。

「あれ?アとイのどっちだろう?」

本ブログではこのような疑問にお答えすべく

社会の歴史の問題の講評・解説

していこうと思います。

 

 

↑一番右。今はもうちょっと痩せてます!

 

大問1 問2

やや難

この問題が難しいといわれる理由の一つとして

「手がかりが少ない」

ということが挙げられるんですよね。

例年の大問1の問2ではヒントが文章の中に

ちりばめられているのですが、今年はそれが少ない…

です。ただ、無いわけではありません。

文章を読んでみると

「奥州藤原氏が~」

といきなり書いてありますが、しっかり勉強した生徒

ならこれでビビっとくるはずなんですよね!

「奥州=東北の方だったな~」

「中尊寺金色堂ね」

これらですんなりを選べます。

イが紛らわしいのですが栃木県ですのでここでは

バツなのですね。

 

↑中尊寺金色堂

 

都立の歴史の攻略のポイントはズバリ

「イメージ」

なんですね。

 

具体的な用語をしっかり覚えるというよりかは

「奥州=東北」

「承久の乱=鎌倉時代」

といったざっくりとしたイメージでとらえた方が

 

少しの努力で多くの点数がもらえる!

この記事を読んでくれるあなたには是非この点を

意識してほしいです!

 

大問4 問1

 

例年、都立の歴史の問題では「並び替え」が

出題されます!

これが受験生にとっては「難問」らしいです。

「一つでも間違えたら5点がBON!

「全部あってるとか奇跡じゃん!」

これらは間違っています!

むしろ時代整序がガッツポーズをしましょう!

 

なぜなら簡単だからです!

理由としては

 

「鎌倉時代と江戸時代といった時代が全く

違うものが選択肢にある」

 

からです。つまり大学受験とかと違って

 

「具体的な年代(承久の乱が1221年など)

覚える必要がない!」

これなんですよね。だからざっくりとした

“イメージ”で覚えてほしいんですね!

 

さて解説しますね!

 

ア→推古天皇、聖徳太子、冠位十二階などの単語から

「飛鳥時代」といったイメージでとらえられたら◎

 

イ→平治の乱、平清盛、日宋貿易などのキーワードから

「平安時代」と捉えられたら◎

 

ウ→邪馬台国、卑弥呼から「弥生時代」が出てくるか!

ただ受験生の人はみんな卑弥呼大好きなんで

よく覚えているんですよね!

 

エ→大宝律令から「奈良時代」が想起できるかが

ポイントです!

 

これが分からなくても唐といった中国の王朝の名前を

ヒントにやってもいいです!

とにかく最後まであきらめない姿勢が大事なんですね!

答えはウ→ア→エ→イですね!

 

大問4 問2

 

これも考え方は問1と同じです!

「元禄時代は江戸時代前半だったな~」

これさえ分かってしまえば

見返り美人図なんて覚えなくても構いません!

 

逆に見返り美人図がいつの時代か分かれば

元禄時代といった名前はいりません!

 

ウとエで悩んだ人もいるかと思われますが

「元禄は江戸時代の前半!」

このイメージでを選びましょう!

 

大問4 問3

 

これは正直言って難しいです…

都立でこう言った形式の問題がでるのは非常に珍しく

 

「明治時代の貿易構造」

 

を問う問題なんですね!

国内では生糸の生産が盛んで、綿糸や織物は海外の輸入に頼っていたということが分かっていればすんなり解ける問題なのですが

 

「都立にはサービス問題がある!」

 

ということをご存じでしょうか?

サービス問題とは「知識0で解ける問題」のことを指します。

 

例年、大問1つにつき1は必ずと言っていいほど

含まれています!

今回、「難」としたのはこれがサービス問題だと

分かりにくく、これだけじゃ完答が難しいからですね!

 

ではさっそく見ていくことにしましょう!

 

一番最後の行に

「こういった繊維製品は外貨を獲得し~」

と書いてあります。

外貨を獲得する=お金儲け=貿易黒字じゃね?

と軽い連想ゲームをやってもらえればよくて

これが正解なんですよね!(Dはエです)

黒字ってことはたくさん輸出をしていると

いうことなのでCはアですよね。

そこからBもイてことも分かってきます!

 

このように全く何も分からなくても答えが導ける

問題が都立の入試社会にはありますので

 

「最後まで諦めない」

姿勢が最も大事なんですね!

 

大問4 問4

 

まず、今回の歴史の特徴として

「近代から2問出題」

というのがあります。

 

ホシプリといった私の歴史プリントにはここら辺はカバーされておらず、来年への

反省といった感じなのですが…

 

今後、近代重視の傾向が続くかどうかは置いておくとしてこの問題の解説をしますね!

 

この問題においても

 

「歴史の大まかな流れをとらえる力」

 

がかなり問われています。

今回、正解の選択肢であるウを積極的に選びに行っても

いいのですが、今回は“消去法”のやり方で解説してまいります!

 

ア→白黒テレビなど、「三種の神器」は戦後のお話なので

これは×

イ→日中戦争も30年代後半の話なので×

エ→鹿鳴館は明治時代の建物なのでここでは×

 

このように消去法でウという答えを導いてもいいですよね!

 

いかがでしょうか?

 

これにて歴史の解説・講評を終わりたいと思います!

 
タダゼミ中央区 星野優人
 

 

 

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タダゼミ杉並数学担当の小宮です!

 

皆さんこんにちは、
数学担当の小宮です!!


{E93911C3-23AC-4666-B5C2-411AC31FD1BA}

今回は先月に行われた都立入試の
各問題のふりかえりと、今回の入試の考察を行います。

 

総評

今年度は前年度に比べると全体的にやや難化した傾向があります、

ただ前年度のが簡単だったこともあり最近6年の間で見れば平均的か少し難しい程度の難易度だったといえるでしょう。

マークシート導入から問題の傾向も変わりそれに応じて難易度が
ここ3年ぐらい安定しない時期が続いたのですが、

今回は出題者が求める難易度を達成できているように感じます。

そのため今年度の入試が以降の入試の指標となり得る可能性があります。


それでは各問の解説に入ります。

 

大問1(やや易化)

[問1]

例年通りの四則計算の問題です。累乗の計算がない分少し簡単だったかもしれません。
難易度は例年通りです。

 

[問2]
この問題も例年通りの文字式の問題です。分配法則を使います。
難易度は例年通りです。

 

[問3]
平方根を含んだかっこの展開の問題です。例年と変わっていません。
難易度は例年通りです。

 

[問4]
一次方程式の問題です。かっこが入る場合と入らない場合がありますが今回はかっこが含まれる問題でした。
難易度は例年通りです。

 

[問5]
例年と同じ連立方程式の問題です。
難易度は例年通りです。

 

[問6]
二次手方程式の問題です。今となっては解の公式を使うのは定番ですが、実は最初に用いられたのは平成26年度からで、それ以前は解の公式を使わずに解ける問題でした。このまま解の公式で解く問題が続く可能性がありますが、解の公式を使わない方法でも解けるようにしておきましょう
難易度は例年通りです。

 

[問7]
この問は今までと比べて傾向が変わりました。問題の内容は二次関数の変域(xの変域)から値域(yの変域)を求める問題で今までは大問3の前半で出題されていましたが今回は大問1での出題となりました。
ただ、難度としてはそこまで難しくはありません!

 

[問8]
大小二つのさいころの出る目から確率を求める問題です。最後に都立入試に大小二つのさいころが出たのは平成22年でかなり懐かしい問題であるともいえます。
また、最近は問8では資料の整理や度数分布表の問題が出るようになっています。
今回の解き方は最初に出る目の組み合わせを列挙しておき、該当する箇所に〇を付けることをお勧めします。
難易度は平年通りでしょう。

 

[問9]
例年通り作図の問題です。扇型の弧の長さの関係から点を求める問題でした、
結局角を4等分する問題に帰着することが分かれば難なく解けたでしょうがそこに気づきにくかったかもしれません。
難易度はやや例年よりも簡単でしょう

 

 

大問2(平年通り)
特に問2の証明でやや難しい問題が出題される大問2です、今年も例によって4~5年前から比べると難しくなっています。
ただ去年と比べるとほぼ同じくらいの難易度となっています、今回は規則的に並んだ数の表に関する問題が出題されていました。
問題の内容にネタ切れ感が出てきているので今後は問題の傾向が大きく変わるかもしれません。

 

[問1]
まず―3の一つとなりの数字が-3ずつ減っていくことに気づけなければなりません。
そこから式を導出するか、一段ずつ計算していくかすることによって解くことができます。
今回は10段あるので一つ一つ計算するにはやや量が多かったかもしれません。
難易度は平年通りでしょう。

 

[問2]
この問題では微妙に出題の雰囲気が変わったように感じました
今まではもう少し適用範囲が広い式の導出を求められましたが,今回は表の一段目と五段目の場合に限った式の導出を求めています。
また、式変形もほとんどなく単純な計算の繰り返しにより解けるようになっています。
計算量の面ではやや多くなっていますが計算の難易度は下がっているようです。

 

 

大問3(部分的に難化)
この問題は大問1に値域と変域の問題が出た影響で、やや難易度と出題傾向が変わりました。
ただ最後の問2②についてはやや易化したようです。
それでは個々の問題についてみていきましょう。

 

[問1]
点のx座標と直線の式からy座標を求める問題です。
前にy座標からx座標を求める問題は出題されたのですがそれよりも簡単です。
難易度は例年より簡単でしょう。

 

[問2]

受験者全体で見て一番点数への影響が大きかったのがこの問題かもしれません。
例年は直線の式は点が二つ与えられて、その二点を通る直線の式を求めるような問題だったのですが、今回は直線が三角形を二等分するときという,点を求めるのに一段階おかないと解けない問題でした。
三角形の「高さ」に注目すれば答えは求まりますが例年の方法に慣れてる受験者にやや難しかったでしょう。

 


この問題も例年に比べるとやや傾向が変わりました、
特筆すべき点は最終的に解く方程式の形が二次方程式ではないという点です。
この大問3の最後の問題では、座標を文字で置き換え→三角形の面積などを文字の含まれた形で表す→面積の関係から等式を作る→等式を変形して二次方程式を作り解く。
という流れで問題が解かれるのですが今年度は「二次方程式を解く」部分が「一次方程式を解く」となっていました。同様に一次方程式に帰結するような問題は平成24年度に出題されましたがそれ以来の出題となります。
難易度は例年通りでしょう。

 

過去の大問3の出題内容です

空欄は大問構成が違うため内容が違う年度です!

 

大問4(部分的に難化)
この問題も去年に比べるとやや難化したようです。
特に問1だけでも点を取ろうとしている受験者にとってはなかなか厳しい問題だったと思います。ただ、問2の証明と最後の②の問題はやや易化しているようです。
それでは細かく見ていきましょう。

 

[問1]
この問題は今までに比べて傾向が変わりました、平成13年度から去年度までは解答の単位は必ず度数を文字を用いて答えるものでした。しかし今年度は解答の単位は面積となっています。
さらに扇型の面積を求めるのは他の図形の面積を求めるよりも難しく感じるかもしれません。
今後はこのように問1で角度以外を問われることが多くなるかもしれないので注意しましょう!この問題の難易度は例年に比べてやや難しいです。

 

[問2]

平年通りの証明の問題です、この問題は相似の証明なので条件は二角がそれぞれ等しい以外はありません。
また中心角と円周角の関係が分かっていれば等しい角度も見つけやすいと思います。
ただ、垂直以外の角度を見つけるのに少し手間取ったかもしれません。
難易度は平年通りでしょう。

 


辺の比から辺の長さを求める問題です。
例年大問4の最後の問題はかなり解くためのステップを多く要したり、
どのように解けばよいかわかりずらい場合が多かったのですが今年度は比較的簡単に
三平方の定理と相似比を用いれば解くことができます。
難易度は例年より易しいようです。

過去の大問4の出題内容です

空欄は大問構成が違うため内容が違う年度です!

 

大問5(部分的に難化)

問1
三角形ABDと三角形BCDのなす角の大きさから三平方の定理により
点と点の距離を求める問題です。
面のなす角について気づけば簡単に答えは出せます、ただそこに気づきにくい場合もあると思います。
難易度は平年通りでしょう。

 

問2
例年通り立体図形の体積を求める問題です。
最近大問5の最後の問題はやや易化傾向だったのですが、今回は難易度が上がっているように感じます。
立体の体積を求める時にはまずどこを底面とするか、もしくは立体を分割することで解けないかを検討します。
今回の問題は△QBPを底面として解く問題でした、ただこの場合の高さを求めるのに多少計算の手数が必要です。
難易度は平年よりやや難しいでしょう。


来年度の入試は?
今回は比較的簡単な問題の傾向が変わったり難化することが多かったため
下位層の受験者が点数を取りにくい問題が多かったように感じます、
このため下位の高校において点数に差が付きにくくなっていることが予想されます。
そこで来年の入試では大問2~5の前半問題の難度は下がることが予想されます。
それに対し後半問題の難度はそのままかやや上がるかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!


 

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都立入試地理 総評

初めまして!こんにちは!タダゼミ杉並の岸凛大郎です。( ^ω^ )

今は東京大学文科2類の1年生です。タダゼミでは地理を担当していました。

最近は、歴史研究にはまってます。受験生の皆さんお疲れ様でした。僕から地理の解説(大問②③)をしていきたいと思います。

▲まん中


2(1)やや難

与えられた地図の情報と説明文をもとに、国を特定していく問題でした。
Bはアイスランドです。まずアは年間を通じて、高温とあるので消せます。エですが砂漠があると書いてあるのでこれも消せます。問題はイとウなのですが、アイスランドは小麦の栽培や牧畜がおこなわれず、農業にはあまり適さない土地であることを知っていれば、イとなります。ただこれは難しいです。

 

2(2)標準

Yに当てはまるのはアのキューバです。これは歴史の問題になるのですが、1961年、若き革命家のチェゲバラとカストロが社会主義革命を実現させたのでした。アメリカとキューバの国交回復が最近だったので時事的な問題でした。

 

2(3)標準

Ⅲの文章では東経約20度と書いてあります。経度0度がイギリスなので、イギリスのちょっと左側の経度が国土にかかっている国はPつまり南アフリカ共和国しかありません。次に表Ⅰで2013の方だけに乗用車があるという記述があります。これより、イとウに絞れます。19852013に表Ⅱにはアメリカが、2013だけに中国があるという記述から、最終的には、ウに絞れます。

 

3(1)標準

Aは山形県ですね。

ア:政府指定都市とされているので、これはCです。

イ:潮目から太平洋側側の都市で有ることが予測できるので、Bです。

ウ:南国風の花と言うワードから南の方の地方だと予測できるのでDです。

エ:銘柄米と言うワードから東北地方であることが予想でき、Aです。

 

3(2)標準

南西から北東に入り組む湾という記述から、PQは消すことができます。次に重工業と機械工業が盛んであるということ、またある程度盛んな港湾であるということが読み取れるので答えはイです。Rは名古屋で自動車産業が盛んであることは容易に想像がつくので、ウです。よってイはSです。

 

3(3)
まずはA村の特徴をまとめよう。

1 A村は山間部にあります(略地図)

2 A村では高齢者の割合が極めて高いです。(表Ⅱ)

3 A村では2009年にガソリンスタンドが1店舗廃業しています。(略地図表Ⅱ)


山間部に存在する→交通の便が良くない
高齢者の割合が高い→自動車の運転が難しい

ガソリンスタンドの廃業→ガソリンスタンドの利益が出ない

but ガソリンスタンドは住民にとって必要不可欠。

 

このような現状のなかでA村がⅠのような政策を2012年に実行した理由は、

住民の生活にとって必要不可欠なガソリンスタンドを存続させようとしたからです。これが本筋です。
 

解答

高齢者の割合が増加しているA村は、山間部にあるため、唯一のガソリンスタンドが廃業すると、高齢者などが村外のガソリンスタンドへ行くのに遠くて大変になるから。

 

これが答えです。

 

総評
全体として地理は難化しました。図や表から正しい情報を読み取りつつ、問題に関する知識がないとなかなか正答にたどり着かない問題が多かったです。

 
タダゼミ杉並 岸凛大郎

 

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タダゼミ杉並理科チームの瀬戸山です爆  笑
2017年度の都立高校入試問題の理科の問題講評・解説も今回が最終回です。


今回は化学分野を扱う大問5と物理分野を扱う大問6についてです!
●大問1・2についての記事は→コチラ
●大問3・4についての記事は→コチラ

 


まずは大問5について、タダゼミ中央区のななみちゃんによる分析です!


大問5
化学を扱う大問5は化学反応についてでした。
タダゼミでは中和が出ると予想しており、直前期に取り組んだ話題も出題されていました!

 

問1  
BTB溶液の色と液性の関係、気体の発生の知識について。
何度も強調して伝えていたことが見事的中☆

 

問2 
ポイントは、実験結果からA~Eにどの物質が対応しているかを読み取るところだったと思います。
食塩、砂糖、炭酸水素ナトリウムは身近にもある物質なので、それで見慣れていれば物質の色から判断できたかも!
化学反応のモデルは過去問でも何度か出ていましたね。

 

問3
解答例:酸化銅は炭素によって還元されて銅になり、炭素は還元されて二酸化炭素になった。
ポイントは二つ
・「酸化」「還元」の言葉の意味を知っていたか
・"変化"の説明なので、何が何になったのかきちんと書けていたか
授業ではあまり記述問題に触れることはできていませんでしたが、気をつけてほしいことは社会など他教科と同じです。

 

 

ななみちゃん、ありがとうございました!
最後はタダゼミ杉並のむっちによる大問6の解説です!


大問6
物理を扱う大問6は、物体の運動仕事・力学的エネルギーに関する問題でした。
今年は力学分野が絶対出題されると予想したタダゼミ杉並では、今年度は3コマ以上をその復習・演習に充てました!

今回は、図は過去問でも見たことのあるものばかりで、過去問演習にも十分時間を割いたタダゼミの生徒たちは比較的落ち着いて取り組めたのではないかと思います。
そして実は、4問中3問はタダゼミの授業で重点的に確認したことのある内容でした☆

 

問1
物体にはたらく重力の大きさは「物体の質量に比例する」こと、一方で同じ高さから落とした物体は「質量に関係なく同じ速さで落ちる」こと、を確認する問題ですね。
特に後者の、自由落下の速さは物体の質量に関係しない、ということは忘れてしまいがちですよね。
でもそんなときは、せっかく描かれている図・表を参考にするとよいのです!
図2や結果1を見れば、思い出せたのではないかと思います。
タダゼミでは「ヒントは問題文に隠れていることがある」ということを何度も伝えていました!
ということで、答はです。

 

問2
力の分解ですね。
これはタダゼミで1月に徹底的に確認したばかりの内容でした!
下はそのときに使ったオリジナルプリントです。

どの方向に分解するか、が問題文中で指定されているので、あとは長さに気を付けて矢印を描くだけです。


問3
グラフを描く問題です。
タダゼミでは夏期講習でフックの法則を学習した際グラフの描き方を確認しました。
・原点を通ること
・表中の点がプロットされていること
・直線になっていること

が3大注意点です!
さらに冬期講習で平成25年度の過去問を用いて、「測定点の近くを通る」ことが重要だということも確認していました!
これらを意識して描いてあれば、確実に得点できる1問です。

 

問4
位置エネルギーと運動エネルギー、及びそれらの関係に関する問題です。
タダゼミではやはり1月2月に、そして直前演習で重点的に確認した内容でした!

 

「位置エネルギーと運動エネルギーの和が常に一定である」ことを念頭に置きます。
それだけで答えはアかエに絞られますね。
そしてその上で、「位置エネルギー・運動エネルギーは質量に比例する」ことと、問題文最初の方で示された「小球AとBは質量が異なること」を思い出せてしまえば、実はそれだけで答は、と出てしまう問題です!
入試の本番では、このように“最低限の時間で答えに辿り着く”こともできると有利です。

 

とはいえ、各エネルギーはどちらも「小球Aの方が大きい」ことも、ここでは一応確認しておきましょう。
これは<結果2>の、木片の移動距離の表を参考にします!
小球は木片にぶつかることで木片に対して仕事をし、木片はその仕事の大きさと等しいエネルギーを受け取るから移動するわけです。
木片移動距離の大きい小球Aの方がより大きな仕事をした、つまりより大きなエネルギーをもって木片にぶつかったのですね!

 

以上より今回の大問6は、基礎を定着させた上で落ち着いて臨めれば(それが難しいのですけれどね…)、得点源にすることもできた問題でした。

 

 

むっち、ありがとうございました!

2017(平成29)年度都立高校入試分析~理科編~は以上となります。

他の科目の記事もお楽しみに~音譜

タダゼミ杉並理科チームの瀬戸山です☆★
前回に引き続き、2017年度の都立高校入試問題の理科の問題講評・解説をしていきます!

 

今回は地学分野を扱う大問3と生物分野を扱う大問4についてです!
●大問1・2についての記事は→コチラ
●大問5・6についての記事は→コチラ

 

 

まずは大問3について、わたくし瀬戸山による解説です!

大問3

いや~今年は出題されると踏んでいました!天気の単元!
タダゼミでも冬期講習でかなりの時間を費やして、天気の学習を行いました!
そのときのプリントをちょっとだけお見せします↓

 

さてこの問題はたくさんの情報を正確に読み取れるかにかかっています。
例えば図1・2は、グラフから気温・湿度・気圧、記号から天気・風量・風向が一気に分かっちゃうのです。すごーい!
他の大問と比較するとかなり易しかったのでは?点の稼ぎどころです!

 

問1
図1の天気図記号から天気を読み取ればいいだけの問題です。

絶対に正答しなきゃいけない問題!
10月1日は、12時がくもりであることを除けば一日中雨です。雲が多いですね。
10月2日は、晴れから快晴に天気が変化しています。雲は少ないですね。
よって答は
(ちなみに24時の記号は”天気不明”の意味です。知らなくても大丈夫ですよ。)

 

問2
前線Aは寒冷前線ですね!

寒冷前線の通過時・通過後の天気の変化、ちゃんと覚えていますか(^^)?
寒冷前線が通過すると強い雨が短時間降ります
通過後は、風が北寄りに変わり、気温が急に低下します
それを覚えていれば実は図2を読み解かなくても答がであることが分かっちゃいますね。

 

ちなみに図3・4中の寒冷前線(前線A)と温暖前線をともなった低気圧は温帯低気圧ですね。
タダゼミでも以下のプリントを使ってしっかり学習しました。要チェックです。


問3
日本付近には偏西風と呼ばれる強い西寄りの風が一年中吹いています。
それにより低気圧や移動性高気圧は西から東へと移動するんでしたよね!
前線Aの動きに注目すると分かりやすいですね。答はです!

 

 

 

続きまして大問4について、タダゼミ杉並ののんちゃんによる分析です!


 

大問4
情報量が多く、パズルのような問題が続きました。

例年よりも情報を整理しなければならない問題が目立ち、全体的に少し難しく感じました。
しかし、持っているべき知識量はそれほど多くはないため得点したい問題もあります。

 

全体的に必要であった知識をまとめておきます。
ちょうどタダゼミの授業の最終回で確認したところでした!

 

まず試薬についての知識です。

ヨウ素液デンプンの有無を、ベネジクト液の有無を調べるのに用いられる液体です。
ヨウ素液はデンプンがあると赤褐色から青紫色に変色し、ベネジクト液は糖の存在下で赤褐色沈殿を生じることも覚えておきたいです。

 

次に消化酵素についての知識です。
デンプンは唾液に含まれるアミラーゼによってブドウ糖がいくつか結合した物質(麦芽糖)に分解され、その後、膵臓や小腸から分泌される消化酵素によってブドウ糖にまで分解されます。

 

問1
上記の知識を整理すると正解を導けます。

 

問2
75℃のときも0℃のときも試験管中にデンプンが存在し、糖が存在しないことが表から分かるため、いずれの温度でもデンプンは唾液によって分解されていないと考えられます。

従って、正解はになります。

 

問3

消化酵素に関する知識があれば正解がであることが分かります。

 

問4

①ではデンプンの分子が薄い膜を透過しないことを確かめ、②ではブドウ糖がいくつか結合した物質の分子が薄い膜を透過することを確かめています。

そのため、①ではデンプンを分解させないようにデンプン溶液と一緒に入れるのは唾液ではなく水になります((1)ア)。

デンプンの分子は膜を透過しないので袋の外にある液にはデンプンが存在せずヨウ素液の色変化は観察されません((2)イ)。

②ではブドウ糖がいくつか結合した物質に注目したいのでデンプン溶液に唾液を加えてデンプンを分解します((3)イ)。

ブドウ糖がいくつか結合した物質は膜を透過するので袋の外にある液にはブドウ糖がいくつか結合した物質が存在しベネジクト液を加えると赤褐色沈殿が生じます((4)ア)。

①と②の作業が実験においてどのような意味を持つのかを考える必要があり、難しい問題でした。

 


のんちゃん、ありがとうございました!
次回は大問5・6についてです!

タダゼミ杉並理科チームの瀬戸山です(^□^)

受験生の皆さま、本当にお疲れさまでした!

2017年度の理科の問題は、ぱっと見、いつもより難しそうに思えました。

本ブログでも3回に分けて、理科の問題の講評・解説をしていこうと思います!

 

まず1回目の今回は小問集合である大問1・2について!

●大問3・4についての記事は→コチラ
●大問5・6についての記事は→コチラ

 

以下、タダゼミ中央区のちょもさんによる分析です♪

 

 

 

大問1

昨年の大問と比較して、まず初めに驚かされる違いは「問題数の増加」である。またその分問あたりの配点が下がり、大問としての合計点も下がった。

そして問題の形式としては、昨年複数問出題されていた計算問題が今年は1問も出てこなかった。

その分、知識そのものを問うものだけでなく知識を応用して解かなければならないものも出題されることとなった。

総合的に判断すると、昨年に対して難化したと考えられる。

 

各問題についてのコメント(難易度 ★~★★★

 

 問1

昨年の問1も火山に関する問題であった。たしかに大問3で出題するよりも大問1で出題する方が都合が良さそうである。マグマのねばりけとそれが固まってできる岩石とそれが構成する火山とをリンクさせることができているかチェックする内容だった。簡単。★

 

問2

大問1の中では一番戸惑った生徒が多かったのではないだろうか。

まず食塩水をろ紙にしみ込ませる理由は、食塩が電解質であり、電気を通す媒介のようなものが必要だからである。水酸化ナトリウム水溶液をしみ込ませたろ紙の左右に、赤色リトマス紙と青色リトマス紙を置いた理由は、電流を流した時に水酸化物イオンが右と左のどちらに引き寄せられることになるのか確認するためである。水酸化物イオンは-に帯電しているため、陽極の方へ引き寄せられ、アルカリ性を示すため、赤色リトマス紙を青色に変化させる。これは難しかっただろう。★★★

 

問3

優性の法則について図をイメージできている生徒にとっては楽勝だったと思う。形質と遺伝子とを混同させないように気をつけたい。

子の形質が丸としわともにあったのであるから、その親の遺伝子には丸としわが混ざっていなければならない。知識問題だが手ごわい。★★

 

問4

右ねじの法則によって瞬殺だったと思う。簡単。★

 

問5

混合物に関する問題であり、唯一知識をほぼ必要としないが、その分思考力が問われる面白いネタだったと思う。まず図3において下で分離される物質ほど沸点が高いということに気がついただろうか。

沸点が高いということはその分加熱によって分離することが難しいということであり、その物質だけを取り出すことが容易ということである。再結晶と蒸留との違いについては大丈夫だっただろうか。教育的には良問であった。★★★

 

 

 

問6

電流計と電圧計の正しいつなぎ方についての問題である。簡単。★

 

問7

皆大嫌い天体が来た。地球と月について考えるときは基本的に地球の自転と月の公転を図にまとめたものが役に立つ。観測時刻が午後6時頃なので、日の入りに観測者のポジションを決めればよい。3日後には月が公転によって移動していることを考えればいいのだが、観測者から見た方角について頭になかった人が多かったかもしれない。知識だけでは厳しい。★★

 

 

 

大問2

 こちらは大問1と異なり、出題形式は例年通りであった。安心した生徒は多かっただろう。ただ昨年は表を見て考える問題であったところが、今年は図を見て考える問題であった。難易度は変わらない。

 

問1

浮力(アルキメデスの原理)についての問題で、一見計算方法がよく分からないと焦った生徒は多かったかもしれない。しかし実は体積500cm分の質量として換算した量について不等式をつくれば瞬殺である。求めるものをとすれば500<<525となることが分かるだろう。密度として考えても全く問題ない。★★

 

問2

動物の分類に関する問題で、「そんなに動物知らねえよ」と困惑するところだが、親切なことにレポートを参照すればヒントが得られることに気づいてニヤニヤが止まらなかったことだろう。さて、<レポート2>の後半を見ると、トウキョウサンショウウオが両生類であることが分かる。レポートが役に立つこともあるので、見逃さないように。★

 

問3

光の屈折に関する基本的な問題で、このタイプの問題を解いた経験がある生徒は多かったと思う。XとYを直線で結ぶと、海水から空気への入射角と屈折角が等しくなることが分かり、この場合の入射角よりも屈折角の方が大きくなければならないことを考えると、AかBのどちらかにしぼることができる。Xから空気と海水との境界面への垂線の足が、AとYを結ぶ直線よりも下に存在することが分かれば、意外と簡単。★

 

問4

断層による地層のズレに関する問題で、引っかかった生徒が多かったのではないだろうか。粒の大きさから堆積するポジションを比較する方は簡単だったと思う。しかし図6と図7が厄介に思える。標高にもズレがあり、断層によるズレもある。この場合は地点Aの標高と地点Bの標高を揃えると分かりやすくなる。標高を揃えた上で地層同士のズレを合わせるためには、断層によるズレがどれくらいなければならないのかということを考えるとうまくいく。計算が絡んでくる面倒な問題である。★★★

 

 

ちょもさん、ありがとうございました!

大問3以降の記事もお楽しみに!

こんにちは!
タダゼミ杉並のブログをご覧いただきありがとうございますニコ

タダゼミ杉並のリーダーと公民の授業担当の梅田と申します(*^^*)
現在中央大学文学部教育学専攻の2年生です。
趣味は泳ぐことと読書です!プールに最近いけてないので泳ぎたいです…( ´・ω・` )


今日は公民の入試コラムをお話したいと思います。


公民は、皆さんが生きていく社会の仕組みについて勉強する科目です。
自分が生活している社会の仕組みが知れたら、きっと勉強が楽しくなるはず!!
興味を持ってもらえたら嬉しいですニコニコ



突然ですが、皆さんは選挙制度の
小選挙区制比例代表並立制
って、どんな制度か説明できますか??

文章での説明だけでみるとなかなかわかりずらいですよね。名前は長いし…(笑)

今回は小選挙区制比例代表並立制についてイラスト(自作!!)を交えながら説明したいと思いますキョロキョロ


小選挙区制比例代表制とは日本の衆議院選挙で利用されていて、
小選挙区制比例代表制を組み合わせた制度です。


そこで、小選挙区制と比例代表制、それぞれがどんな仕組みかみていきましょう!


◎小選挙区制

①比較的小さい選挙区において、候補者1人選んで投票する
{35DD5EC6-E0FF-4372-996B-EE6EA76F0955}

{AA4E46D0-DF68-4AE8-B4E5-6DE966A3FE33}


②得票数が1番多かった1人が当選!
{D367E0FD-6156-4886-A37E-FB7314D53228}



◎比例代表制

①全国を11個のブロックに分ける。

②各政党が、政党のメンバーに事前に順番をつける。(このことを拘束名簿式といいます。)

{BF721FC4-AE38-4CAC-9ED8-72382DE9CA5D}


③有権者は政党に投票する。(候補者には投票しない!!)
{3ECDF00A-9E69-4FCA-99A6-8ECF48BB6002}

{C07A9A47-07EA-4BB9-A7D2-2F8D18732CD4}



④得票数に応じて、政党からそれぞれ何人当選できるか決める。


⑤④で決められた当選者数に応じて、②で決めた名簿の順位の高い人から当選!


衆議院選挙この二つを両方行い、当選者決定しています!



以上です。
わかりやすく解説できたでしょうか?(ドキドキ)
選挙は皆の生活に大きな影響を及ぼすことなので、興味を持って、ニュースなどをチェックしてみてくださいね(^o^)★


最後までご覧いただきありがとうございました

理科チームの瀬戸山と内藤です。
受験生の皆さま、本当にお疲れさまでしたアップ
今回は平成28年度の都立高校入試問題<理科>を分析した結果を掲載します合格



大問3~6にちょっとしか変化がありました。

平成26年度入試までは3つの小問 (各5点) から構成されており、そのうち1問は2つのことを問う小問 (それぞれ2点・3点の配点) でした。

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2014/pr140224n-mondai.htm

平成27年度では、大問1つにつき小問が3つであることは変わらないものの、2つのことを問う小問がある大問は3つで、各解答の配点が4点となりました。

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2015/pr150224n-mondai.htm


そして今年、平成28年度は3つの大問について、小問が4つ(各4点)に増えました!

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2016/pr160224a/28r-kaitou.pdf

問題文の量が少し増えたというわけです。

マークシート方式になった影響でしょうか。

簡単な問題も難しい問題も同じ配点なので、簡単な問題でいかにミスをしないかが大切になります!




では大問をひとつずつ見ていきましょう♪


物理・化学・生物・地学からまんべんなく出題される大問1では、直前演習で扱った問題と同じような問題があり、落ち着いて解ければ得点源になったのではないでしょうか!



大問2では例年、「スポーツ」「防災」など一つのテーマに基づいたレポートを読む問題が出題されます。
今年は二十四節気の表が冒頭に掲載されており、よりテーマ性が強い問題が来るかと思いきや、結局例年通り実質的に小問集合で、テーマを気にせず解答できました。
問3の計算問題が少し厄介でした。
表1の値は「飽和水蒸気量」すなわち「湿度100%のときの水蒸気量」であるため、湿度80%の際の水蒸気量を算出するためには0.8を掛けなければならないことに気付けたかどうかです!


 


地学を扱う大問3天体の範囲から出題されました。
タダゼミでは12月に天体の授業を行い、金星の見え方について触れていました!


ただ、今回の問題では金星だけでなく、火星や月の位置、月と金星の公転周期などの情報も考慮しなければ解けないような問題だったので、少し難しかったかもしれません。
問1は特に図1に示されている火星の位置がポイントとなっていました!!


 


生物を扱う大問4は、植物の遺伝に関する問題でした。
タダゼミではこちらも12月に授業を行っていました。中学3年で習う内容なので、記憶も新しく、解きやすかったかもしれません。
でも、DNAのことをデオキシリボ核酸と言ったり、難しいような言い回しで選択肢が書いてあったりと、なかなか考えにくかったのではないでしょうか…。

タダゼミでの最後の授業で伝えた、「難しく捉えすぎず、落ち着いて問題を読んで解いてみて!」という言葉を思い出してくれていたことを祈ります…
しかも設問が1つ増えていましたね!そこでびっくりした人もいたかもしれませんね(><)
問3、問4は難しかったと思います。

問3では、子の代の並葉の個体の遺伝子の組み合わせとして考えられるのがAAとAaです。このうち、丸葉の個体と他家受粉させて得られた種子をまいて並葉の個体と丸葉の個体が現われるのはAaです。つまり、Aaとaaをかけ合わせた時の並葉と丸葉の個体の比を求めよ、ということ。まずここに気付くことがポイントです!!
問4は、その1回限りではなく、孫の代以降のことも全て考えなければいけなかったことと、聞きなれない問われ方(遺伝子Aの割合ってどの部分のこと?など)によって、なかなか正答にたどり着きにくかったのではないでしょうか。
時間があるときにしかできませんが、自分で受粉した後の遺伝子の組み合わせを孫の代あたり(3回くらい)まで書き出してみる、というのも1つの解き方だったかもしれませんね(荒業ではありますが、難しいと感じた問題でも自分でできるやり方を使ってみる、ということも手だと思います)。




化学を扱う大問5電気分解やイオンについての問題でした。
今年度はイオンが出題されると予想したタダゼミ杉並では、1月中旬にあえて神奈川県の過去問を使ってばっちり復習しました☆

下はそのとき使ったオリジナルプリントです!



硫酸バリウムが白く沈殿することもそのとき強調して伝えましたよ(^_-)-☆

とはいえ今回の問4がちょいと鬼門でしたね…
<結果2>から塩酸と硫酸の中の水素イオン数の比を知る必要があるのですが、硫酸は1つにつき2つの水素イオンを放出することに注意です!



物理を扱う大問6は、電流のはたらきに関する問題でした。
今年は電流が絶対出題されると予想したタダゼミ杉並では、今年度は3コマ以上をその復習・演習に充てました☆





うーーーん、それでも問2・問3は難しかったと思います。
見なれない図が多いこの問題…、図をいかに冷静に簡略化できるかがポイントです。
例えば図1と2はそれぞれ直列・並列回路であることを見抜かねばいけませんね。

電源と抵抗のある箇所だけに簡略化するとこうなります。
黒字の情報から、青字→緑字→赤字の順で算出せねばなりません(モーターの電気抵抗は求める必要がありません)。
中学理科で典型的な問題ばかり演習していると「電気抵抗があるものといえば電熱線や抵抗器!」と思いがちですが、モータなどの器具にも電気抵抗はあるということを忘れてはダメです。
理科が日常生活に根付く学問であることに気付かされる問題ですね。

記述問題は難しいですが、語句の指定がある分、少しは解きやすくなっています。
もし直列回路だと電熱線とモータをそれぞれ制御できないため、風の温度と強さを別々にはコントロールできなくなることに気付けるかです!



以上となります!
タダゼミ杉並の理科の授業では、中学3年分の内容すべてを丁寧に復習することは時間の都合上残念ながらできませんあせる
そのため、どの単元を授業中に重点的に扱うかが毎年とても重要になります!!
これまでの出題傾向の分析しカリキュラムを作成した結果、今年も大問3~6で出題された範囲はばっちり授業で扱った内容でしたアップ
来年度に向けてチーム一同、また傾向と対策をしっかり練っていきたいと思います音譜








皆様、こんにちは。今回は先日行われた都立入試の社会の分析です。各専門のスタッフが分析してくれました!

大問1

問1
正解はイ
見慣れない角度の世界地図でも適切に時差の計算を行い、正確に解けたかがカギ

問2
正解はア
与えられた文章が水戸藩を指すものであることを理解し、水戸藩が現在の茨城、福島あたりを指すことが分かっていれば解ける問題。比較的易しめの問題

問3
正解は三審制
三審制を指す文章がそのまま出されており、単純に知識があるかどうかで差がつく。取りこぼしはないようにしたい。

地理

大問2
問1
正解はエ。
Ⅱのグラフ(雨温図)の気温が谷になっている(7月8月あたりが最も気温が低い)→日本と季節が逆→南半球。
よって、Ⅱのグラフはbのキャンベラ(オーストラリア)を示したものである。
Ⅰの表をみて、生産量が多いアとウはCの中国とAのアメリカだと考えられるが、イかエの選択で迷うかもしれない。オーストラリアの小麦の生産量が高く、日本の小麦輸入先第3位になっていることなどを知っていれば、エを選択できる。

問2
正解はイ。
Wはアルゼンチン、Xはタイ、Yはエジプト、Zはイギリス。
表の国民総所得を見ると、ウだけ桁違いに大きい→先進国のZ(イギリス)。
次に、家畜頭数を見ると、イだけ桁違いに牛の数が多い。アルゼンチンは世界でも有数の牛肉消費国なので、イはアルゼンチンを示すW。19世紀末に冷凍船が用いられたことにより、アルゼンチンなどから欧米へ牛肉の輸出が盛んに行われるようになった(それまでは距離が遠いので運ぶ途中で腐ってしまう危険があった)ことなども知っていればより確信をもって判断できたのではないだろうか。
さらに、漁獲量が桁違いに大きいエはXのタイと判断できる。また、タイは日本から近く、労働力も安いので日系現地法人数が多いと予測できる。
よって、アはエジプト、イはアルゼンチン、ウはイギリス、エはタイ。W(アルゼンチン)を示すイが答え。

問3
正解はウ。
資料Ⅰの略地図で示されているのはスペイン、イタリア、ギリシャ。
資料Ⅱの略地図で示されているのは香川県。
スペイン、イタリア、ギリシャは地中海性気候であり、香川県は瀬戸内海式気候である。
気候からオリーブかぶどうに絞り、Ⅲのグラフから、日本の生産量のほとんどの割合を占めていることが条件なので、山梨県などで生産量が多いぶどうを除外する。
よって、答えはウのオリーブである。

大問3
問1
正解はイ。
「製造品出荷額は約8兆2000億円でこの県が属する地方で最も多くなっている」という記述があるので、Aの略地図で製造品出荷額を確認する。アの愛知県とウの神奈川県は10兆円以上と読み取れるので除外できる。
「製造品出荷額は41.4%増加」という記述があるので、Bの略地図で増減の状況を確認する。ここでもアとウが除外できるので、選択肢はイとエが残る。
「製造品出荷額は約8兆2000億円でこの県が属する地方で最も多くなっている」という記述の後半部分に着目し、Aの略地図を見ながら周囲の県と製造品出荷額を比較すると、イの福岡県の周囲の県は福岡県よりも製造品出荷額が少なく、福岡県は九州地方で最も多くなっていることがわかる。
よって答えはイの福岡県である。

問2
正解はア。
①は青森県。②は静岡県。③は鳥取県。④は宮崎県。
アは茶とみかんで②の静岡県とわかる。イは保留。ウは気温が低いことと、りんごと米で①の青森県とわかる。エは気温が高いことと、畜産の割合が高いことで④の宮崎県とわかる。よってイは③の鳥取県。
地形などに関する記述から答えられる人もいたかもしれないが「米、野菜、果実、畜産に分類されない農産物の農業産出額は、約600億円である。」という記述から答えを一つに絞ることができる。
アの米、野菜、果実、畜産に分類されない農産物の農業産出額は2138(億円)×(100-9.4-27.7-13.4-21.1)×1/100=約607(億円)
イは679(億円)×(100-22.7-28.0-10.0-34.0)×1/100=約36(億円)
同様にして、ウは約119(億円)。エは約263(億円)。
よって、アの静岡県が最も適切である。
ちなみに、上記のように細かく計算しなくても、以下のように概算で答えを導き出せばよい。
ア:約2000(億円)×約30×1/100=約600(億円)
イ:約700(億円)×約5×1/100=約35(億円)
ウ:約3000(億円)×約5×1/100=約150(億円)
エ:約3000(億円)×約10×1/100=約300(億円)

問3
正解はエ。
ア:「複数の工場や発電所が建設された」が誤り。桜井と小浜を結ぶ道路の南の地域には、工場と発電所が一つずつしかない。
イ:「工場を取り巻くように桑畑や果樹園になった」が不適切。
ウ:「県や市の官庁が置かれた」が不適切。官公署の地図記号は見つけられるが国の官公署である可能性があるので、県や市の官庁ということは断定できない。
エ:記述の通りである。

例年大問3の問3は記述問題でしたが、今年は選択肢問題でした。記述が苦手な人はラッキーと思ったかもしれませんが、部分点を取れないのでマイナスになった人もいるのではないでしょうか。
資料問題には数字の意味をよく理解してから計算をしなければならないものがあり、数字が苦手な人はきつかったんじゃないかなと思います。

大問4

問1
正解はウ
奈良時代を指すものを選ぶ問題だが、他の選択肢は明らかに時代が違うものでありウが奈良時代であることは明白である。例年より時代判別はしやすく、取りこぼしはないようにしたい。

問2
正解はエ
伊能忠敬が江戸時代の人間であることを知っていれば即座にアとイは答えから除外できる。ただ、ウとエは両方とも江戸時代の中期にさしかかっているため、ウとエの判別に迷う受験生はいたかもしれない

問3
久しぶりに歴史において記述が出題された。資料が与えられているとは言え、馬借についての正確な理解が求められ、かなり手こずる受験生もいだと思われる。難問と言っていい。

問4
正解はア
各選択肢に時代を特定するキーワードが盛り込まれており、冷静に解けば答えられる。ポーツマス条約、東海道新幹線、殖産興業、女性車掌、などのキーワードを見落とさずに取り組めたかがポイント


以上、歴史に関しては久しぶりに記述が出題されたこともあり取り組みにくいが、相対的には難易度は平年並みと言える。平年以上に、解ける問題から優先的に落ち着いて取り組めたかがポイントになっている。

公民:ほぼ例年通りの構成と難易度


大問5
〔問1〕知識問題
ア→社会権
イ→包括的基本権
ウ→自由権

〔問2〕
労働基準法。知識問題だけど、法律の内容と、選択肢の中身を照らし合わせれば解ける

〔問3〕グラフ読み取り問題
酒税による収入額は1.5兆円前後で推移し~→酒税が1.5兆円前後で推移しているのはエの期間のみ!そこに気づいて仕舞えば簡単(^_^)

〔問4〕グラフ読み取り&記述問題
☆グラフⅠより
社会保障関係>社会保険料による収入額
その差が広がっている
☆グラフⅡより
65歳以上の人口は増加している
→65歳以上の高齢者が増加していくにつれ、社会保障関係費が社会保険料による収入額を上回り、その差が広がっていくようになったこと。

大問6
〔問1〕グラフ読み取り問題
☆Ⅱの文章より
①木材伐採高→増加
②森林面積の割合→増加

③木材伐採高に占める針葉樹林伐採高→減少
⚠️単純な伐採高ではなく、割合なので、表から自分で計算して求める!

また、農業国、東に国境、市民革命などの言葉からDの、フランスであることがわかるが、国自体がわからなくても解ける問題でした(^○^)

〔問2〕知識問題
Aの時期は高度経済成長。公害が多発したのはこの時期。

〔問3〕グラフ読み取り&記述問題
☆Ⅲの文章で示している地域→アフリカ州

☆Ⅰのグラフより
農地面積→増加
森林面積→減少
☆Ⅱのグラフより
人口の急激な増加
→森林面積は減少し、農地面積は増加した。
その理由は急激な人口増加による食糧確保のために、森林を開拓して農地を増やしたため。

⚠️問われているのは「変化の様子とその理由」なので、両方とも書く!

ちょっと難しかったかかも…

社会の分析は以上になります!ありがとうございました。

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みなさん、こんにちは(^O^)/

タダゼミ杉並英語担当の山下です。
ブログに登場するのは初めてになります!

早速ですが、国語・数学に続いて、都立入試の総評と解説をしていきたいと思います。
少し長いですが、よろしければ目を通してみてください!

・総評
問題数は例年通り、文章量は大問2で若干増えましたが、難易度は平均的でしょう。

しかしマークシートの完全導入に伴い、受験生にとって最大の難関だった大問4の問4英文記述式から記号選択式に変わりました。
したがって平均点は高くなると予想されます

内容としては日本文化に関するものが多いのが特徴でした。
過去問で似たような内容が出たことがあるので、それを解いたことがある受験生にとっては取り組みやすかったのではないでしょうか。

それでは解説に入りたいと思います!

・大問1(リスニング)
〔問題A〕
男性と女性の短い対話文が3つ流れました。
3問とも対話文中の数字とQuestionの疑問詞が正確に聞き取れたかがポイントになります。
リスニング対策をする際には、常に数字と疑問詞に注意するクセをつけておくといいと思います。

〔問題B〕
英語のスピーチに関する問題でした。
これも問題Aと同様に、Questionの疑問詞を聞き取ることが大切です。
今回はWhatWhyでした。
問題へのアプローチとしては、一度目の放送でQuestionの疑問詞とキーワードだけをメモして二度目の放送を聞くのがいいでしょう。
問題Bは英文記述なので、文法や単語のスペルに不安がある場合は早めの対策が必要だと思います。

・大問2(資料の読み取り)
〔1〕
曜日に関する情報と、「a closer one(より近い方)」という意味がつかめれば正解できる問題でした。

〔2〕
各席のステージからの距離と、手ごろな席のチケットが2枚で4000円ということがポイントです。
間違い選択肢には、1枚で4000円の席のチケットがさりげなく入っていました。
出題者はこういう部分で引っかけるのが好きなんですよね・・・(笑)

〔3〕

例年通りのEメールの内容合致問題です。
間違い選択肢では、過去と未来の内容がごっちゃになっていたので時制には要注意です。


「授業で発表」というテーマは英作文で頻出です!
今回は「外国から日本に訪れた人に日本で楽しんでほしいこと」でした。
英作文は、最後を「want to~」の文でしめるとうまくまとまることが多いので、受験生も書きやすいテーマだったのではないかと思われます。

・大問3(対話文の読解)
〔問1〕
下線部の直前を見れば即答できます。

〔問2〕
下線部の6行下まで読まなければ答えを選べない問題でした。
記号選択問題の中では少し難しかったですね。

〔問3〕
これも下線部の直前に答えが書いてあります。
都立の問題はこのパターンがとても多いです。

〔問4〕
下線部の2行下から答えが書いてあります。
下線部直前ルールの例外ですが、会話の自然な流れにのって読んでいけば正解が選べるでしょう。

〔問5〕
下線部が短いですが、このような問題の場合は、「今は何の話をしているのか」を意識して読むと正解出来ます。
そうです、花火大会に浴衣を着ていく話でしたよね。

〔問6〕
まずは問の文を正確に訳すのがポイントです。
その次に、「ジョンが持っているひいおばあちゃんが関係した家族の宝物は何だったかな?」と考えながら、本文に戻りましょう。

by his great-grand motherというキーワードを本文から探していくとmadeが正解だとわかります。

〔問7〕
「家族に代々受け継がれるもの」というテーマがつかめれば、日記はほぼ読まなくても解ける問題でしたね。

・大問4(物語文の読解)
〔問1〕
例によって下線部直前ルールで対応できる問題でした。
直前で、キョウコが「今まで食べた中でこれが一番だ」って言ってますよね。

〔問2〕
D キョウコとジェニファーはパン屋で職業体験を行うことになっていた。
A 最初のお客さんが来たとき、キョウコは突然緊張した。
C キョウコは英語でお客さんと話すよりも、ジェニファーと話す方が簡単だと言った。
B キョウコとジェニファーは家でパンのカードを作った。

という流れになっています。
並べ替えは紛らわしい選択肢がないサービス問題なので、落としたくないですね!

〔問3〕

本文4行目に「ジェニファーは将来自分のパン屋を持ちたいと思っていた」と書いてあります。


キョウコは2人の女性に質問されたとき、「答えがわかっていたのに英語で説明できなかった」と本文に書いてありました。


2人が作ったカードをタケダさんに見せたとき、彼は驚いていました
間違い選択肢にそれらしいことばかり書いてあるので、しっかり本文と合わせて検討しましょう!

〔問4〕
今年大幅に形式が変わった問題です!
記述が苦手な受験生にとってはうれしい変化かもしれませんが、質問内容がわりと細かいので、慎重に取り組むべき問題でした。


初日にキョウコが学んだことは、「お客さんと話すのは友達と話すのとは違う」ということでしたね。


質問の意味は「キョウコがもっとうれしくなったのはなぜですか?」です。
答えは、女の子が、キョウコが描いたパンの絵をおいしそうだと言ってくれたから。
つまりキョウコの絵を好きになってくれたからです。
正解はウですが、イを選んじゃった人、多そうですね…(><;)


解説は以上になります!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
理科と社会の総評もどうぞお楽しみに~(。・ω・)ノ゙