不妊症の原因

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不妊の原因には以下のものが考えられます。

卵管因子(30%)

②男性因子(30%)

③排卵因子(25%)

④着床因子(5%)

⑤免疫因子(3%)

⑥原因不明(20%)

合計しても100%にならないのは原因が重複しているためです。


①卵管因子

卵管因子は女性側で一番多い原因となっています。
卵管が障害される原因として以下のものがあります。

1)クラミジア感染症

2)子宮内膜症  

 (チョコレートのう腫


②男性因子

近年増加しており約3割を占めています。

男性因子はもう少し多く4割以上という報告もあります。

精子の濃度が薄い場合や、精子の運動率が悪い場合には当然不妊の原因になります。また男性不妊症の約1~2割は無精子症 です。

このような精液の異常の他に最近ではEDや射精障害も増加しており、新たな男性不妊の原因となっています。


1)造精機能障害

 (乏精子症無精子症 等)

2)ED

3)射精障害

4)精索静脈瘤



③排卵因子

排卵因子も25%と多数を占めております。

1)中枢性排卵障害

2)卵巣性排卵障害

3)多嚢胞性卵巣症候群

4)高プロラクチン血症

5)黄体機能不全

6)黄体化未破裂卵胞 LUF


④着床因子

頻度は5%程度です。

治療には手術を要するケースが多く見られます。

1)粘膜下筋腫

2)子宮内膜ポリープ

3)子宮腺筋症

4)子宮奇形(中隔子宮、弓状子宮)

5)Asherman症候群

⑤免疫因子

頻度は3%程度とそれほど多くはありません。

抗精子抗体 が原因となります。


⑥原因不明

原因不明不妊 も約2割を占めております。


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