凍結卵を戻す際には主に以下の2種類があります。

自然周期とホルモンコントロール周期です。


患者さんから「どちらが優れているのですか?」

という質問を時々受けます。


各々メリット、デメリットがあり一概には言えません。


自然周期の場合メリットは

①ホルモン剤を使わないので安くすむ

②注射、貼付薬、膣座薬等を

使わなくてすむので煩わしくない

③排卵日のタイミングをもつことで妊娠も期待できる


自然周期の場合デメリットは

①排卵日が予測できないので予定が立ちにくい

②排卵日を正確に決めるために

排卵前後に何度か診察がある

③生理不順の人には向いていない



ホルモンコントロール周期のメリットは

①移植をある程度希望した日に行える

②生理不順の人でもコントロールしやすい

③自然周期で内膜が厚くならない人でも有効


ホルモンコントロール周期のデメリットは

①薬のお金がかかる

②妊娠した場合補充を10週近くまで続ける必要がある

③貼付剤でかぶれたり、膣座薬で出血したり掻痒感がでる

④注射の場合毎日通院する必要がある。

またその際に痛みもある。


結局どちらがよいのかとなると


患者の利便性やコストの面を考えると、

42歳以下で生理周期が順調の場合

自然周期のほうが向いていると思われます。


一方高齢で卵巣機能が低下している場合は

ホルモンコントロール周期が有効だと思われます。

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