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2017-10-21 00:41:19

ボクシングをスポーツエンターテイメントとして成り立たせるために。

テーマ:ボクシング

ボクシングはなぜ稼げないのか?"ボクシング界の異端者"土屋修平が語るその真意とは。【土屋修平ロングインタビュー前編】

これは格闘技メディアのクイールさんが、元ボクシング日本王者の土屋修平さんに、ボクシング界の現状ついて言及したインタビュー記事で、ボクシング関係者以外からも反響が寄せられています。

1万8000字に及ぶロングインタビューということで、ざっくり自分なりにツイッターで収まる要点をまとめてみました。(もちろん記事原文をご一読いただいた方が真意は伝わりますのでぜひご覧ください)
 


実は、土屋さんとは、スポーツエンターテイメントについて直接2人で語り合ったり、ツイッター上でも時折意見を出し合ったりしていました。
私は元ボクサーですが、現在は引退しフィットネスというボクシング界とはまた違った業界で起業して8年になるので、ボクシング界を変えたい思いも土屋さんの方が何倍も上でしょう。
しかも私が2度挑戦して届かなかった日本王者になった選手なので、同じように語るのもおこがましいのですが、
彼が記事で伝えたかったことは、私もほぼ同意見です。(その通りと思う部分は、声を大にして強くそのとーり!!!です)

私もツイッターで色々好き勝手に発言していた部分もあるので、土屋さんに便乗して...いや、援護射撃する形で、意見を述べたいと思います。


ツイートのまとめのとおり①②④⑦⑧はすぐにでもやるべきです。

大きな資金が必要なわけでもなく難易度も高くないですから、やるかやらないかだけの問題だからです。
①のユーザー目線の公式サイトがないのは、もはや?です。
そもそも私の周りの女性は、プロレスとボクシングの違いがわかりません。格闘技は体育の授業でも部活でも少数しか実施されておらず、全然親近感がないので興味が湧くこともないままの方がほとんどです。
しかしマーケティングとして女性ファンはとても大切ですし、女性を取り込もうと思ったらユーザーライクなWEBサイトは必須です。
他にも例えば「応援しているジブン」をSNSでアップしたがるような工夫をすれば、インスタのような女性ユーザーの多いSNSでも広がり敷居はグッと下がるでしょう。(現にキックボクシング女子の写真がインスタで溢れていますよね)

⑥に関してはかなりハードルが高いですが、実現すれば素晴らしいことです。
ただ現状、格闘技の中で興行数が最も多いボクシングがビジネスとして成り立つということが大前提になるので、それからじゃないと厳しいかもしれません。少なくともソフトが変わらなければ。

ですので、後楽園ホールを生かした対策とすれば、

 

 

だと思っています。

新宿FACEは、小さいハコなので売上の上限は小さくなるけど、毎回満員の熱気があれば、ファンがつく。
そもそも新宿フェイスはライブハウスだから音響や雰囲気で若者を取り込みやすいんです。
ボクサー泣かせではありますが、テクニカルな10回戦よりも、むちゃくちゃに打ち合う4回戦の方が面白いという人は多いので、新宿フェイスでオール4回戦でも面白い興行は作れるし、500人なら選手関係者だけで満員にできると思います。
選手だって、ガッラガラの聖地よりも熱気ムンムンのライブハウスでやった方がテンション上がるし、ボクシングは毎回満員でチケットが取れない、くらいにした方がPRしやすいし、選手もチケット売りやすい。
後楽園ホールの年間契約による値下げよりもブランディング的にもメリットあるんじゃないかなと思っています。

そこで、記事でも言及されている③ファイトマネーの全国統一と⑤選手のチケット手売り禁止なのですが、
こちらに関しては、選手のことを考えると実は手売りOKのが嬉しいとの声もあり、選手からも賛否あるはずです。 
選手はチケットの販売マージンがもらえるので、4回戦でも手売りでチケット売れる人気選手にとっては損になります。(ただこれも「だったら強くなればいいじゃん」とも言える。人気アイドルでも下積みは全然お金もらえないわけですし。強くなって稼げるようになれよ、と。)

そして③チケット手売り禁止にすることが難しいと考える1番の理由は、既に後楽園ホールで行われるボクシング興行のほとんどが「友人が集まることで成り立っている」からです。
もちろん友人なしでも成り立たせるのが理想ですが、後楽園ホールでボクシングを観戦する観客のほとんどは、ボクサーの友人の友人まで。
身近なアイドルとして、選手との密なコミュニケーションありきで応援したい人も多いから③に関しては案外、心理的ハードルが高いんじゃないかなと思っています。
①②④⑦⑧など他の要素がうまく回って、ビジネスとして成立して、初めて③が取り入れられるかな?と。

ですので、新宿FACEのような小さなハコと、後楽園ホールのような大きなハコと両方を活用していくパターンで行い、新宿FACEで試合をする選手はチケットの手売りOKという形がいいと思っています。
小さいハコでやる分、売り上げの上限も決まっているので、プロモーターも大々的なプロモーションかけられないでしょう。
そもそもオール4回戦でも500名のハコなら関係者の友人だけで十分に埋まりますから、アイドルの下積みと考えれば手売りでもいいと思います。

しかし、メイン級の選手だけを集めて後楽園ホールで試合をする場合は、土屋さんの主張どおり手売り禁止にする方がいい。
もしかしたら新宿FACEで応援していた選手が、後楽園ホールに格上げされることで、ファンをやめることが出てくるかもしれませんが、それは有名になったアイドルのファンと同じ心理でしょう。致し方なしです。
聖地、後楽園ホールでやる選手は、少し遠い存在になってもらう。イベンターとしてのプライドを持ってもらうということです。
質が高い試合しか組まれてなければ、後楽園ホールは今までより確実に埋まるので、ファイトマネーも高くできます。
プロデビュー戦から後楽園ホールではなく、実力と人気があるボクサーこそが後楽園ホールで試合をできる流れになれば、正にボクサーにとっての”聖地”に相応しく、選手のモチベーションも上がるのではないでしょうか?

つまり、実力に応じて環境を棲み分けて、”聖地”後楽園ホールが、本当の意味での”聖地”になるよう、ブランド力を高めるのです。

ボクシング興行の大半が行われている後楽園ホールは、水道橋駅近くの東京ドームシティ内にあります。東京ドームシティには遊園地やラクーアなどのアミューズメント施設があります。
例えば、カップルがデートで1日東京ドームシティにいて、ついでに盛り上がれるからボクシングみにくるとかでもいいと思うんですよ。
にも関わらず、ボクシング界は”ボクシングというコンテンツ”だけを観に来てもらいたいと思っています。
しかし観客にとってボクシングはエンターテイメントだから、ショーアップの高揚感や、充実のソフトとハードありきで楽しみたいのです。

【あるお客様の声】
後楽園ホールのボクシング興行とかいう客入りガラッガラのスポーツイベント。ボクシングはテレビで観るべき理由(長文)

 


ボクシングの”聖地”、後楽園ホールは、ただ敷居が高く、誰も足を踏み入れたがらない聖域のような状態になってしまっています。

いつまで独特の雰囲気の後楽園ホールを「聖地」ともてはやして、おじさま方のためのボクシングにするつもりなのか。


「ボクシング」という競技をみる時代はとっくに終わっていて、ハコ、サービス、コンテンツ全てを総合的にエンターテイメント化しないと成りたちません。
でも私は、後楽園ホールでも①②④⑦⑧をすれば、いいイベントは作れると思っています。

ボクサーとして何回も後楽園ホールのリングに上がり、引退してようやく言える本音も含めて、こうした意見が元選手からあることが、たくさんの関係者に届かないかな〜と思っています。

つらつらと書いてみたらだいぶ省いたつもりでも既に4,000字。。。(クイールさんの16,000文字すげー!)
元記事を140字内でまとめたくせに、なんかとりとめない文章になってきたので(笑

あとはツイッターでまた発信していこうと思います。

 

 

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