西国第11番札所。
ここは前回、外出時の相棒「楽ナビ」のお導きにより横峰峠っていう峠道を通って本来下醍醐から延々歩くべきところいわゆる“ズル”をしています。前回の巡礼以降火事があり、その影響か?現在横峰峠は閉鎖されています。
(醍醐駅からは、「毎度お騒がせします」的な住宅地の中の歩道を歩きます)
(仁王門。ここで入山料お支払い)
現在の納経は上醍醐まで登らなくてもいいらしいですが、調べると下醍醐の「金堂」、「女人堂」っていう2つの案内がありますが、
(下醍醐の金堂。ここで納経してもらいました。)
(五重塔)
開祖は聖宝(理源大師)っていう平安時代前期の僧。天智天皇の6世孫で聖徳太子の生まれ変わり。聖徳太子は「私は日本国に三度生まれる。その名にはともに聖の字がある」と予言した。それは聖徳太子、聖武天皇、聖宝だそうです(東大寺要録)が、これはおとぎ話の世界。
これもおとぎ話で醍醐寺が醍醐寺といわれる所以ですが、その聖宝が普明寺で祈念中、近くの笠取山に五色の雲がたなびくのを見てこの山に登った。そこへ笠取山の地主神という老翁が現れ、泉の水を嘗めて「醍醐味だ」とほめた。仏教に五味として順に乳→酪→生酥→熟酥→醍醐の順においしいとされるそうですが、そこからきているそうです。同時にこれが「醍醐味」の語源ともなっています。その老翁にこの地を譲ってもらい山頂に庵を結び、准胝観音像と如意輪観音像の彫像、堂舎建立したそうです。
(帰りにへびと遭遇。吉の兆しか、禍の兆しか?)
今回は納経だけしてもらって、上醍醐には登らず帰りました。
醍醐って学校では豊臣秀吉がお花見をしたことを習うか?習わないか?(どっち?)ってとこですが上醍醐まで登ったらその広大さとか、そんなんも実感できるのかな?建物は荘厳であったことは実感できました。
帰りは再び醍醐駅に戻り地下鉄で山科駅まで戻った後、昼食に究極にうまくもまずくもない駅そばを食べ、新快速で高槻に戻りました。
(2013.3.31)
桜を見に行ってきました!
仁王門の前ですが、桜が乱れ咲きです!!
これは帰り道で仁王門を見たところ。門の向こうで桜が咲き乱れているのがわかりますね。人も多いです。
五重塔の前の清滝宮
そして清滝宮から五重塔を桜とともに見た景色です。手前右は拝殿です。
その隣の真如三昧耶堂です。これだけ新しいです。
前回は金堂で納経してもらいましたが、今回は少し上に上がった観音堂でいただけます。
祖師堂。弘法大師と理源大師を祀っています。
小さい門を過ぎると観音堂があります。
鐘楼
観音堂。
そしてその隣にある弁天堂。
しかし、桜がすごい。たくさん咲いているのは同じでも、本数が多いんじゃなくて一本あたりに咲いてる花の数がすごいです。
これで下醍醐はゆっくり見れました。次から上醍醐、女人堂より上の部分にいってきます。
登山の用意をしなくては。。。
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