2009-04-06 09:32:20

伝説のおかんと私のストーリー

テーマ:伝説・最強のおかん
背番号11.human.network~すべては手の中にある-おかん

僕は、29歳にしてひきこもり、
人との交流を完全に遮断し、自分の世界の中に閉じこもり、
自分の世界で、もがき苦しんでいました。

そんな僕を助けてくれたのは67歳の普通のおかんでした。
がばいばあちゃんのような名言を残すような人でもなく、
至ってどこにでもいる大阪の普通のおかんです。

少し人と違うとすれば、足が悪く、口も悪い障害者という点ぐらいです。
そんなおかんが必死に考えた僕を助けてやる方法はただひとつでした。

それは「私の隣で添い寝しなさい」でした。

おかんは添い寝しながら、
僕に耳にたこができるほど伝えていた言葉があります。

周りの目を気にする僕に対して・・・・
「あんたはスターか?」
「あんたはメキシカンロッカー???(船木和夫か?ということだ)」
「あんたのことを気にしている人なんて誰一人いないわ!」
「自意識過剰じゃ!!!あ~ほ!」
「調子に乗るな!あほ」

言葉にするとキツイ言葉のように感じるかもしれないが
おかんは僕の目を見て、伝えてくれました。

他人は、励ましの言葉を
メールや声で伝えてくれるが僕の目をしっかり見て、
心をこめて伝えてくれる人は誰もいませんでした。

ただ一人 目を見て一生懸命、
僕のために伝えてくれたのはおかんだけでした。

だから僕は、少しは
おかんの話を聞くだけでなく、心から話が聴けたのでした。

母と添い寝して、1ヶ月がたちました。
もちろん、添い寝しているからといって、
おかんと毎日話すわけではないし、がばいばあちゃんのような、
すごい人格者ではない普通のおかんなので、
なかなか変わろうとしない僕を見て、
おかんはいらだち、僕への言葉もきつくなりました。

「死にたいなら、死んで来い!!!」
「でも、家族には絶対に迷惑かけるな!!」
「電車やマンションから飛び降りたら、賠償金がかかる!」
「兄や姉に迷惑をかけるようなことをするな!!!」
「死にたいなら、山奥で勝手に死んでこい!!」
「それができなかったら、ホームレスになれ!!!!」

僕は、初めて感情が高まり「お前!殺すぞ」とおかんに伝えました。
そう伝えると、おかんはなぜか涙を流しそうになって私を見てくれた。

「あんたは、自分の中に感情を貯めすぎや!!」
「あんたが自分の気持ちを伝えないと、私は何もしてやれやないやろ?(涙)」
「あんたなんか死んだらいいねんと伝えたのは、
 あんたを命をかけて死なせないという自信があったからやで」

僕は見事に騙されました。

おかんと添い寝して、数ヶ月がたちました。
添い寝中に、おかんは珍しく僕にお願いをしてきました。

「引っ越しをする時、大きな荷物があるから持ってくれないか?」
足に障害を持つ母が困っている・・・・・・

僕は今までの経緯からおかんの少しは役に立ちたい・・・・
そう思い、今回だけは一歩足を踏み出してみた。

しかし、
そのほんの少しの一歩が大きな変化をもたらしました。

暑い時期なので、少し引越し作業を行うと、
たくさんの汗が流れる。

僕はこの時に、汗をかぐってこんなに気持ちいいことなんだと気づきました。

部屋に閉じこもっていては、何の変化も生まれません。
でもアクションを起こせば、気持ち良いんだ!!

次の日も気持ちがいいので、引越し作業を手伝しようと思いました。
そのとき、隣でいつも寝ているおかんがいないので探した。

どこ探してもいないので
あきらめると、外から物音が鳴る・・
なぜだろう?と思い、窓から外を見ると

おかんが、平気で大きな荷物を持っていました・・・
それは、私よりも大きい荷物を持っていた。

おかんに私は伝えた。
「なんで?!大丈夫なん?」

そう伝えると

「当たり前だのクラッカーや。隆明、いい嘘もあるんや。」
「あとな・・・私は100歳まで生きるねん!」
「みくびったらあかんで!!」
「あんたの助けなんて受けるもんか!」
「私はバリバリこれから楽しむんや!!」

僕はまたおかんにだまされたでした。

そのような体験から僕は本当の優しさの意味を知りました。

優しさとは言葉ではないと思いました。
また、相手の立場に配慮した態度でもないと思いました。
また、これを伝えれば
元気になるだろうという計算あるものでもないように思いました。

それは、ただただいつもどおりどんな状況でも
変わらず気にかけてくれていることだと思うようになりました

そこから僕は、
おかんの変わりない優しさから
ひきこもり生活から一歩踏み出す勇気を得ました。

僕が少しずつ元気になってくるとおかんはやはり、
うれしそうでした。

おかんは、僕が元気になってこのような言葉をくれました。

「あんたは、友達もいる、私もいる。」
「あんたの手の中にどれだけの幸せがある?」
「幸せは手に入れるものではなく、
 手の中にあるものに気づくことやで」


その言葉が心に染みました。

そして 今年(2007年)の09月03日

「29歳からおかんと添い寝」
というおかんへの感謝の気持ちを伝える講演を103名の前でさせてもらいました。

後日、 その講演の映像をおかんに見せた、
おかんはこう僕に伝えました

「あんた、こんなことをしている暇あったら働き!!」
「金がないのが首がないのと一緒や!!」
「こんなことをしているからあんたはホームレスになるんや」
「あんたなんか、死んだらいいねん!」

そう伝えるおかんの眼に涙がいっぱいでした。

おかん・・・・・

それを見た僕が涙を流しそうになりました。

おかんがいたから、今の僕があります。
おかんのように言葉で伝えるのは照れるけど心の中でいつも思っています。

「おかん!ありがとう」
「亡くなったお父さんには親孝行が
 何ひとつ出来なかった分、おかんには、人一倍親孝行するからな・・・」
「おかん、本当にありがとう」

「僕はおかんに親孝行するために、
 いくらおかんに『死ね!』と言われても死にません。」
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