石丸幹二さんがリュート奏者つのだたかしさんとのコラボレーション(デュオ・コンサート)5周年を祝い
CD「武満徹のうた」を6月1日(水)にリリースされた
武満徹のうた/石丸幹二&つのだたかし
¥2,160
Amazon.co.jp
このジャケットの透かしのようなものは
長野県の御代田にある武満徹さんのお宅にある緑の景色なのだそう
【収録曲】
01 翼 (詞:武満徹/ 編曲:つのだたかし)
02 MI・YO・TA (詞:谷川俊太郎/編曲:角田隆太)
03 恋のかくれんぼ (詞:谷川俊太郎/編曲:つのだたかし)
04 ワルツ (詞:岩淵達治/編曲:角田隆太)
05 三月のうた (詞:谷川俊太郎/編曲:角田隆太)
06 雪 (詞:瀬木愼一/編曲:角田隆太)- instrumental -
07 めぐり逢い (詞:荒木一郎/編曲:角田隆太)
08 〇と△の歌 (詞:武満徹/編曲:つのだたかし)
09 小さな空 (詞:武満徹/ 編曲:つのだたかし)
10 死んだ男の残したものは (詞:谷川俊太郎/編曲:つのだたかし)
11 明日ハ晴レカナ、曇リカナ (詞:武満徹/編曲:つのだたかし)
石丸幹二(うた&口笛[6])
つのだたかし(リュート)
角田隆太(ベース)[10]
本日開催はそのリリースを記念してのコンサート
奇しくも2016年は武満没後20年
その年につのださんと共にコンサートを開かれるということ
素晴らしい巡り合わせ!
「武満徹のうた Takemitsu Songs」
石丸幹二&つのだたかし
リリース記念コンサート
<日時>2016年6月4日(土)14時(終演16時半)
<会場>日経ホール(東京都千代田区大手町)
<主催>プロマックス
初めて足を踏み入れるホール
座席数610席のホール
『兵士の物語』をここでされたことがあるそうな
(私は兵庫公演にて)
今日の音響が良かったのか 本来の音響なのか
殆どが生声で聴こえてきて
絶妙にヘッドマイクで拾う
鳴りすぎることもなく
今日のようなコンサートにはピッタリの素晴らしい音響だった
~当日会場にてCD「武満徹のうた」をご購入いただいたお客様を対象に、
終演後、石丸幹二&つのだたかしの二人がサインをさせていただきます。~
このアナウンスが事前にあったため
開場からCD販売のための長蛇の列
そして それは=終演後のサイン会(石丸さん曰く「寄せ書き会」笑)の長蛇の列に…
コンサート中に石丸さんが「6/1リリースのこのアルバムを既に聞いてくださった方は?」と質問されたのだけど
パラパラと居られたのみ
それはそうでしょうねぇ
リリースから3日後のこのリリースコンサートにお出でになるのなら
コンサート会場で購入してサインを!
しかも つのださんのサインも!と思うだろうな
そういうことに飛び付かない私でさえ今日 会場で購入したもの
さてコンサート
休憩15分を挟む二部形式
第1部は武満徹の歌
第2部はこれまでのデュオ・コンサート総集編
ゲストは今回のアルバムで数曲の編曲を務められたベーシスト角田隆太さん(つのださんの御子息)
素晴らしいひとときだった
期待どおりの空間
予想どおりの世界観に包まれて満たされた
やはり私はこういう石丸さんが好きだなぁ
大好きな武満徹の音楽
そこに これまた大好きな谷川俊太郎さんの詩
400~500年経ってもなお現代人の心のひだにさえも入り込むイングランドの旋律
現代音楽と古楽が見事に混在し融合する静かな空間
その凪の空気にそっと空気を震わすが如く響いてくる音
どこか哀しくてどこか憂鬱
だけどとても美しい音楽
つのださんが何気に口にされた言葉に大きく頷いた
ジョン・ダウランドの音楽は憂鬱で美しい
そうなの! そのとおりなの!
郷愁ともいうのかな
同じ時代のシェイクスピア
私はシェイクスピアも大好き
人の心の隠したいところ=見せたくないところ
私にもそんなところがあるのだろうかと知り得もしないそなんな心の闇
だけど闇は光があるからこそ闇なのね
背中合わせ
心にどんどん入り込んでくる
そんなものに心揺さぶられる
うん
私はきっと400~500年前のイングランドに生きていたのだろうなぁ
と またまた想いを馳せるような 本当に良いコンサートだった
昨年の愛媛県新居浜での つのださんとのコンサート
石丸幹二×つのだたかし「リュートとつむぐ歌と詩の世界『窓を開けて』」@あかがねミュージアム
この時にも 本当に美しく良いコンサートで心洗われた
何憂える事なく石丸さんのコンサートを堪能した
あの時の感動と 良い意味で何一つ変わらない感動
そう こういう空間にいざなわれると
石丸さん 良いお仕事されましたね~って呟きたくなるの
石丸さんのノーブルな雰囲気
少しくぐもっているようにも聴こえるけれど その雰囲気と合った声とテンポ
それら媒体と劇団で培われた台詞力とで紡ぎ出されるものが
リュートという楽器の持つ音(の質や大きさ等を含む)の世界観と抜群の相性だという事
きっと歌唱だけのコンサートよりも 朗読だけの朗読劇よりも
この組み合わせと 当初はまずはリュートありきでチョイスされただろうこれらの選曲が
実は石丸さんの魅力を余すところなく引き出しているという事
石丸さんの台詞力と
石丸さんの良さを醸し出す歌のジャンルと
電子音ではない音楽との相性
そこに
石丸さんが本来持ち合わせている気品と自然で透明な美しさ
そして少しだけお年頃らしい熟成された情感(これはしつこくなると困るのだけど)
これって努力したからこそのものと
努力しても醸し出せないものの融合というのかしら
これぞ 本当に特別で唯一無二の魅力
石丸さん
本当に良いお仕事をされましたね~
(あ! 二度言った 笑)
石丸さん
気負わずリラックスしていると 本当に素晴らしい世界を醸し出されるのよね~
うん 本当に素敵だった!
そのひとこと!!
石丸さんのいでたちは
御髪は自然ヘア
リュートつのださんとのコンサートでは石丸さんのファッションも自然なもの
黒いⅤ字ネックのエスニック風な丈長のゆったりとしたトップに
オレンジのガラス細工?木工?のペンダント
靴もこれに合わせてオレンジ色っぽい茶色の革靴
ボトムは紺色のハーレムパンツふう
ヘッドマイク着用
逸翁美術館マグノリアホールで行われたつのださんとのコンサートの時も同じ雰囲気のいでたちだったね
石丸さんご自身もリラックスされていいのだろうなぁ
【プログラム】
【セットリスト】
<第1部> ~武満徹の歌~
翼
めぐり逢い(詩:荒木一郎)
ワルツ (詞:岩淵達治)
三月のうた (詞:谷川俊太郎)
恋のかくれんぼ (詞:谷川俊太郎)
MI・YO・TA (詞:谷川俊太郎)
明日ハ晴レカナ、曇リカナ
〇と△の歌
死んだ男の残したものは (詞:谷川俊太郎)
<第2部> ~デュオ・コンサート総集編~
私の窓から帰って
ウィンター夫人のジャンプ
グリーン・スリーブス
流れは広く
ダニー・ボーイ
プラテーロとわたしより
プラテーロ/日曜日/コオロギ/病み上がり
闘牛士イグナシオ・サンンチェス・メヒーアスへの愛悼歌より
角と死
僕が死んだら~お別れ~暗い死
うたうだけ
小さな空
<アンコール>
雪
明日ハ晴レカナ、曇リカナ
アンコールでは本編では起こらなかった手拍子が起こり
歌唱後
石「ここで手拍子来るとは!
もっと早くからいただいても良かったんですけれどね~
こういうコンサート これからも続けていきます
東京以外でも行っていきたいと思います
その時にはお出で下さいね!」
あっ!
石丸さん 言いましたよ~
これからも続けていきます
東京以外でも行っていきたい
どうぞどうぞ関西にもお出で下さいね~
終演後は(石丸さん曰く)「寄せ書き会」
もとい サイン会へ
石丸さん→つのださん→角田さんとサインをいただいていく
角田さんが弾かれていた 変わった形のベース
私たちがよく見かけるコントラバスよりも少し小さな共鳴胴
お聞きしてみたら「勝手にプチコンと呼んでます」と
フランスでしか作られていないと言われていた
調べてみたら国によって基準の大きさが異なり
ヨーロッパにおける3/4サイズが日本における4/4(フルサイズ)に該当するとあった(Wikiより)
なるほど!
これは勉強になった
つのださんには串田和美潤色『十二夜』の時
わたくし1列目で つのださんの正面だったのと
リュートの音色があまりにも美しく つのださんの演奏ばかりを観て聴いていたので
石丸さんをさっぱり観る事が出来ませんでしたとお伝えしたところ
つのださん「(正面に座っていた事)嗚呼 覚えていますよ!」(んな訳ないやん)
「(石丸さんを観ていなかった事)それはいけませんねぇ」
なんてさり気なくウィットに富んだ返答をされるのだろう!
素敵だなぁって
こんなふうな大人になりたいなぁって思った(充分大人なのですけれど 笑)
ひとまず コンサートの概要と大まかな感想を置いて!
各楽曲の感想&MCは後日の記録としよう
CD「武満徹のうた」を6月1日(水)にリリースされた
武満徹のうた/石丸幹二&つのだたかし
¥2,160
Amazon.co.jp
このジャケットの透かしのようなものは
長野県の御代田にある武満徹さんのお宅にある緑の景色なのだそう
【収録曲】
01 翼 (詞:武満徹/ 編曲:つのだたかし)
02 MI・YO・TA (詞:谷川俊太郎/編曲:角田隆太)
03 恋のかくれんぼ (詞:谷川俊太郎/編曲:つのだたかし)
04 ワルツ (詞:岩淵達治/編曲:角田隆太)
05 三月のうた (詞:谷川俊太郎/編曲:角田隆太)
06 雪 (詞:瀬木愼一/編曲:角田隆太)- instrumental -
07 めぐり逢い (詞:荒木一郎/編曲:角田隆太)
08 〇と△の歌 (詞:武満徹/編曲:つのだたかし)
09 小さな空 (詞:武満徹/ 編曲:つのだたかし)
10 死んだ男の残したものは (詞:谷川俊太郎/編曲:つのだたかし)
11 明日ハ晴レカナ、曇リカナ (詞:武満徹/編曲:つのだたかし)
石丸幹二(うた&口笛[6])
つのだたかし(リュート)
角田隆太(ベース)[10]
本日開催はそのリリースを記念してのコンサート
奇しくも2016年は武満没後20年
その年につのださんと共にコンサートを開かれるということ
素晴らしい巡り合わせ!
「武満徹のうた Takemitsu Songs」
石丸幹二&つのだたかし
リリース記念コンサート
<日時>2016年6月4日(土)14時(終演16時半)
<会場>日経ホール(東京都千代田区大手町)
<主催>プロマックス
初めて足を踏み入れるホール
座席数610席のホール
『兵士の物語』をここでされたことがあるそうな
(私は兵庫公演にて)
今日の音響が良かったのか 本来の音響なのか
殆どが生声で聴こえてきて
絶妙にヘッドマイクで拾う
鳴りすぎることもなく
今日のようなコンサートにはピッタリの素晴らしい音響だった
~当日会場にてCD「武満徹のうた」をご購入いただいたお客様を対象に、
終演後、石丸幹二&つのだたかしの二人がサインをさせていただきます。~
このアナウンスが事前にあったため
開場からCD販売のための長蛇の列
そして それは=終演後のサイン会(石丸さん曰く「寄せ書き会」笑)の長蛇の列に…
コンサート中に石丸さんが「6/1リリースのこのアルバムを既に聞いてくださった方は?」と質問されたのだけど
パラパラと居られたのみ
それはそうでしょうねぇ
リリースから3日後のこのリリースコンサートにお出でになるのなら
コンサート会場で購入してサインを!
しかも つのださんのサインも!と思うだろうな
そういうことに飛び付かない私でさえ今日 会場で購入したもの
さてコンサート
休憩15分を挟む二部形式
第1部は武満徹の歌
第2部はこれまでのデュオ・コンサート総集編
ゲストは今回のアルバムで数曲の編曲を務められたベーシスト角田隆太さん(つのださんの御子息)
素晴らしいひとときだった
期待どおりの空間
予想どおりの世界観に包まれて満たされた
やはり私はこういう石丸さんが好きだなぁ
大好きな武満徹の音楽
そこに これまた大好きな谷川俊太郎さんの詩
400~500年経ってもなお現代人の心のひだにさえも入り込むイングランドの旋律
現代音楽と古楽が見事に混在し融合する静かな空間
その凪の空気にそっと空気を震わすが如く響いてくる音
どこか哀しくてどこか憂鬱
だけどとても美しい音楽
つのださんが何気に口にされた言葉に大きく頷いた
ジョン・ダウランドの音楽は憂鬱で美しい
そうなの! そのとおりなの!
郷愁ともいうのかな
同じ時代のシェイクスピア
私はシェイクスピアも大好き
人の心の隠したいところ=見せたくないところ
私にもそんなところがあるのだろうかと知り得もしないそなんな心の闇
だけど闇は光があるからこそ闇なのね
背中合わせ
心にどんどん入り込んでくる
そんなものに心揺さぶられる
うん
私はきっと400~500年前のイングランドに生きていたのだろうなぁ
と またまた想いを馳せるような 本当に良いコンサートだった
昨年の愛媛県新居浜での つのださんとのコンサート
石丸幹二×つのだたかし「リュートとつむぐ歌と詩の世界『窓を開けて』」@あかがねミュージアム
この時にも 本当に美しく良いコンサートで心洗われた
何憂える事なく石丸さんのコンサートを堪能した
あの時の感動と 良い意味で何一つ変わらない感動
そう こういう空間にいざなわれると
石丸さん 良いお仕事されましたね~って呟きたくなるの
石丸さんのノーブルな雰囲気
少しくぐもっているようにも聴こえるけれど その雰囲気と合った声とテンポ
それら媒体と劇団で培われた台詞力とで紡ぎ出されるものが
リュートという楽器の持つ音(の質や大きさ等を含む)の世界観と抜群の相性だという事
きっと歌唱だけのコンサートよりも 朗読だけの朗読劇よりも
この組み合わせと 当初はまずはリュートありきでチョイスされただろうこれらの選曲が
実は石丸さんの魅力を余すところなく引き出しているという事
石丸さんの台詞力と
石丸さんの良さを醸し出す歌のジャンルと
電子音ではない音楽との相性
そこに
石丸さんが本来持ち合わせている気品と自然で透明な美しさ
そして少しだけお年頃らしい熟成された情感(これはしつこくなると困るのだけど)
これって努力したからこそのものと
努力しても醸し出せないものの融合というのかしら
これぞ 本当に特別で唯一無二の魅力
石丸さん
本当に良いお仕事をされましたね~
(あ! 二度言った 笑)
石丸さん
気負わずリラックスしていると 本当に素晴らしい世界を醸し出されるのよね~
うん 本当に素敵だった!
そのひとこと!!
石丸さんのいでたちは
御髪は自然ヘア
リュートつのださんとのコンサートでは石丸さんのファッションも自然なもの
黒いⅤ字ネックのエスニック風な丈長のゆったりとしたトップに
オレンジのガラス細工?木工?のペンダント
靴もこれに合わせてオレンジ色っぽい茶色の革靴
ボトムは紺色のハーレムパンツふう
ヘッドマイク着用
逸翁美術館マグノリアホールで行われたつのださんとのコンサートの時も同じ雰囲気のいでたちだったね
石丸さんご自身もリラックスされていいのだろうなぁ
【プログラム】
【セットリスト】
<第1部> ~武満徹の歌~
翼
めぐり逢い(詩:荒木一郎)
ワルツ (詞:岩淵達治)
三月のうた (詞:谷川俊太郎)
恋のかくれんぼ (詞:谷川俊太郎)
MI・YO・TA (詞:谷川俊太郎)
明日ハ晴レカナ、曇リカナ
〇と△の歌
死んだ男の残したものは (詞:谷川俊太郎)
<第2部> ~デュオ・コンサート総集編~
私の窓から帰って
ウィンター夫人のジャンプ
グリーン・スリーブス
流れは広く
ダニー・ボーイ
プラテーロとわたしより
プラテーロ/日曜日/コオロギ/病み上がり
闘牛士イグナシオ・サンンチェス・メヒーアスへの愛悼歌より
角と死
僕が死んだら~お別れ~暗い死
うたうだけ
小さな空
<アンコール>
雪
明日ハ晴レカナ、曇リカナ
アンコールでは本編では起こらなかった手拍子が起こり
歌唱後
石「ここで手拍子来るとは!
もっと早くからいただいても良かったんですけれどね~
こういうコンサート これからも続けていきます
東京以外でも行っていきたいと思います
その時にはお出で下さいね!」
あっ!
石丸さん 言いましたよ~
これからも続けていきます
東京以外でも行っていきたい
どうぞどうぞ関西にもお出で下さいね~
終演後は(石丸さん曰く)「寄せ書き会」
もとい サイン会へ
石丸さん→つのださん→角田さんとサインをいただいていく
角田さんが弾かれていた 変わった形のベース
私たちがよく見かけるコントラバスよりも少し小さな共鳴胴
お聞きしてみたら「勝手にプチコンと呼んでます」と
フランスでしか作られていないと言われていた
調べてみたら国によって基準の大きさが異なり
ヨーロッパにおける3/4サイズが日本における4/4(フルサイズ)に該当するとあった(Wikiより)
なるほど!
これは勉強になった
つのださんには串田和美潤色『十二夜』の時
わたくし1列目で つのださんの正面だったのと
リュートの音色があまりにも美しく つのださんの演奏ばかりを観て聴いていたので
石丸さんをさっぱり観る事が出来ませんでしたとお伝えしたところ
つのださん「(正面に座っていた事)嗚呼 覚えていますよ!」(んな訳ないやん)
「(石丸さんを観ていなかった事)それはいけませんねぇ」
なんてさり気なくウィットに富んだ返答をされるのだろう!
素敵だなぁって
こんなふうな大人になりたいなぁって思った(充分大人なのですけれど 笑)
ひとまず コンサートの概要と大まかな感想を置いて!
各楽曲の感想&MCは後日の記録としよう