7月完全失業率は5.7%で過去最悪=総務省総務省が28日発表した労働力調査によると、7月の完全失業率(季節調整値)は5.7%となった。前月比で0.3%ポイント上昇し、過去最悪記録を更新した。
これまでの過去最悪は2002年8月の5.5%だった。総務省は雇用情勢について「依然厳しい状況が続いている」とし、前月の判断を踏襲した。
男女別では、男性が前月比0.4%ポイント悪化の6.1%と過去最悪を更新、女性は同0.1%ポイント悪化の5.1%だった。
完全失業率は、労働力人口(就業者と完全失業者の合計)に占める完全失業者の割合。ロイターが民間調査機関に行った事前調査では、予測中央値は5.5%となっていた。
就業者数は前年比136万人減の6270万人となり18カ月連続で減少。このうち、休業者は前年比15万人増、雇用者数は同80万人減となった。
一方、完全失業者数は前年比103万人増の359万人と、9カ月連続で増加した。増加幅は過去最大で、100万人を突破するのは初めて。
求職理由別では「勤め先の都合」が前年比65万人増の121万人となり、増加幅は過去最大。「自己都合」は前年比10万人増の110万人、「新たに収入が必要」が同5万人増の43万人となった。
これは、雇用助成金のという景気対策を行っているのにもかかわらず、過去最悪を記録したことは、30日の総選挙にも影響が大きいだろうとと指摘する声もある。