『炭酸泉』なんてカッコイイこと言ったって、たかが「お湯」と「二酸化炭素」が混ざったモノ。
こんにちは、ケイズのボスです。
炭酸泉完備！ そんな美容室はコチラ 。
まずは、ココで炭酸泉の復習ね。
↓
分かりました？
んじゃ、今回はどんな効果・効能があるのか？
美容室バージョンでお送りいたします。
落書き中の奥さん
まず、炭酸泉を使うのは下記のメニューです。
・ヘッドスパ
・エステ
・パーマ
・カラー
何で？
上記のメニューに炭酸泉を使用すると、良い効果が得られるからです。
？？？
炭酸泉は、温かい炭酸水。
温かいコーラ。（ちょっと違うか・・・。）
ようは、炭酸は酸だから、酸性なのね。
前にもブログで書きましたが、人間のお肌や髪は弱酸性。（ｐｈ５．５くらい）
でもね、パーマやカラーをすると髪はアルカリ性に振られます。（薬剤がアルカリ性だから）
髪の表面はキューティクルというモノで守られていているんです。
髪の断面図
イラストだとこんな感じ
髪がアルカリ性に振られるとキューティクルが開いて、髪の中のタンパク質が流失してしまうんです。。
これが、髪が傷むって事ね。
キューティクルは性質上、アルカリ性で開いて酸性で閉じる。
だから、髪のためには弱酸性に近づけた方が良い。
キューティクルが閉じていた方が指通りもスムーズ。
引っかからないんです。
と、ここまでは大丈夫？
次ね。
パーマでもカラーでも、最後はお湯で流しますよね。
お湯は、温かいお水。
水は中性なんで、お湯も中性なんですね。（ｐｈ７）
もともと薬剤でアルカリ性に振られている髪は、いくらお湯で流していても中性にすらならない。
ということは、不安定な状態で施術が完了してしまうんです。
弱酸性じゃないからね。
そして、これも大事なことなんだけど・・・。
今までの水洗だけでは、どうしても髪の芯にパーマ液やカラー剤等の成分が残留してしまった。
とにかく炭酸泉は浸透力が凄い！
その浸透力で、髪の中からその残留物をかきだしてくれるんです！
だから、パーマやカラーがキレイに仕上がる。
どうせなら、「しっかり弱酸性のキレイな状態の髪で帰ってもらおう！」ってことで、炭酸泉を導入しました！
他にも理由はたくさんあるんで、続きは明日のブログで・・・。