この4月27日から、株式会社ウェザーニューズが始めた、(平日)24時間ソラを追い続ける番組、

SOLiVE24。

もう始まってから4ヶ月になろうとしていますが、


13人のお天気キャスターのお姉さんが頑張ってくれています。

まあ13人で、しかも女子大生3人+韓国台湾キャスター1人ずつということですから、キャスターの疲弊が相当であろうということは容易に想像がつきますが、本当に踏ん張って欲しいものです。


このSOLiVE24は、全てキャスターは20代の女性なのですが、それでいいのだろうか…などと思っています。

まあ、SOLiVE24の心配は後回しにすることにして、昔の教訓に学べば何かが見えてくるかもしれない…ということで、お天気キャスターの歴史を、NHK編、民放編、SOLiVE編と振り返っていきましょう。その上で、自分の意見をまとめていけたらと思います(意見の記事はアメンバー限定にする予定w得意げ


今日は公共放送のNHK編。


NHKで気象情報が始まったのはもちろんはるか昔のことですが、

一番最初の専門キャスター(日本気象協会から出向)は1963年の大塚龍蔵さんだそうです。


しかし、キャスター・解説者が男性ばかりだったのかというと、そうではありません。

1974年に始まったNHK「ニュースセンター9時」では、アナウンサーではない森田由紀子さんという若い女性の方が天気を伝えていました(映像も残っています)。その後1981年度まで、民間の女性が伝えていました。


その後、NHKでも人気気象キャスターが出てきます。「ニュースセンター9時」の倉島厚さんです。気象庁を定年退職後、NHKに入局し、1984年度のNC9の天気コーナーに出演、大変好評を博しました。しかし、出演は1年間に留まりました。


NHKでは、日本気象協会からの出向キャスターは全員男性だったのですが、初めての女性キャスターは折坂章子さんです。1993年から出演し、その年に始まった「NHKニュースおはよう日本」に出演。地名を言い間違えるなどのハプニングもあったりしましたが、人気は相当だったようですよ。


その後も積極的に女性キャスターを登用し、おそらく一番の人気キャスターである半井小絵さんが初めて関東のキャスターになったのが2002年でした。

もちろん男性でも個性の強いキャスターが多く出ており、9~10時台で長く天気を解説した高田斉さん、週間こどもニュースで天気のおじさんとして人気だった渡辺博栄さん、NHK天気としては異色の萌えキャラ「春ちゃん」を生み出した平井信行さんなど、面白い方がいっぱいいますね^^


現在のNHKは、平日朝・昼と全日夜7時は女性、それ以外は男性キャスターと場面をしっかり区切っているようです。また、キャスターが男性の場合は女性の気象予報士、女性キャスターの場合は男性の気象予報士をセットにさせることが多いように思います。また、夜9時の天気予報に関しては「冬将軍」「春ちゃん」「小夏ちゃん」などのキャラを出すなどチャレンジャー的な精神は、伝統的に昔から衰えていないように思います。


しかし、NHKは気象予報業務の許可を受けておらず、独自予報ができないことがネックです。

そのため、通りいっぺんの予報をいかに工夫して伝えるか、というところに重点が置かれているように思います。


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