忘れたくないからメモ。
隊員は任地や任国を嫌いになる時期がみんな来るって聞いてたけど、
自分にはそんなときは来ないと思ってた。
けど来た。
「さやかはケニア人のことを分かってない」
「ここはケニアなんだからケニアのやり方に従うべきだ」
「アフリカの習慣は簡単に変わらないんだよ」
「さやかは厳しすぎる」
ついには
「さやかは難しい」
「自分たちを信用していない」
「さやかにはがっかりだ」
とか何度も言われ、誰も信用できなくなった時があった。
そんなんで、結構な長い期間、何だかすごく疲れてた。
けど、今日は嬉しいことがあった。
一番一緒に仕事をしたケニア人に、もう来月帰るんだよって言ったら、
「ケニアに戻ってくるんだろ?NGOを立ち上げようよ。
サヤカコンドウ・ファウンデーションだ」って(笑)!!!
笑えるけど、すごく嬉しかった。
「たくさん国際機関とかNGOとか来るけど、何ができるかな?何が必要?って聞いてくる、
さやかは、ここでとってももいい仕事をしたよ、そしてここに住んで、ここのことを知っている、
他の人たちよりもずっと分かっている、でかいことができると思うんだ、一緒にやろうよ」
CBO登録は5千シル、NGOは1万シルだから・・・とか具体的な話にまで…(笑)
涙が出た。
あんなボロクソ言われたときがあって、結局何もできなかったって思ってた。
必要とされてないって思ってた。
今日は
ここに来た意味があったかな、って1ミリじゃなくて1センチくらい思えた。
ここに戻ってくることはできるか、分かんないけどこんな人がいる限り、
ここに戻ってきたいって、また思うんだろうって思った。