下駄/足駄 あるある…2

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2016.7.20

・・・前回(下駄/足駄あるある…1 )から続く・・・

下駄履きで走れないことはない。が、当然ズックより遅く慣れが必要。走る際にはほぼ前歯での歩行となる。


ハイヒールに類似して上り坂に強く(楽)、下り坂に弱い。これも前歯でのキックが中心となる所以である。また、登り階段には強いが、下り階段にはめっぽう弱い。理由は同様である。特に下駄ビギナーの下り階段は恐るおそるである。何故なら、登りの際前歯を踏み外しても、下駄の台(つま先部分)で受け止めることができるが、下りでは前歯を踏み外すとそのまま下まで転げ落ちるリスクが高い。かつ歯の位置の感覚が身についていない時はいちいち目視確認をしないと不安なのである。下り階段の歩容をみれば、下駄履きの年季がわかるというもの。



自転車に乗る際、歯間(前歯と後歯の隙間)でペダルを漕いではいけない。一見ペダルの固定が良く安定するかと思えるが、しばしば歯間にペダルがロックしてしまうことがある。停止した際に足(下駄)が外れず転んだり、裸足で接地する羽目になる。更に下駄自体の重さでペダルは反転するので(つまり鼻緒部分が下を向く)、簡単には履けない。一旦下車して下駄を取り外して履かなくてはならない。想像してみよう、通勤通学時の混雑した交差点、結構恥ずかしい。



・・・つづく



尾形 文智


岩手県 盛岡市 川久保病院
川久保病院ホームページ http://kawakubo-hos.jp/
さわやかクリニックホームページ http://sawayaka-c.net/

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以前このコラムに僕の小銭対するこだわりについて書いたことがある。要約すると「①沢山の小銭を持ち歩くのが嫌いである。②買い物の際には、いかに小銭のお釣りが少なくなるかが商品選択の大きな条件となる。③財布の小銭を使い切る買い物をした時に壮快感を覚える」ということ。


さて、僕は交通手段としてバスやJR(在来線)をよく利用する。先日東北本線に乗る際、「手元に溜まっていた10円玉」を使い切るべく決意し、24枚握りしめて近隣の駅に向かった。切符の自販機に滞りなく硬貨を投入したところ4枚が戻ってくるではないか。何度か繰り返したが同じでエラー表示が出る。漸く「硬貨は20枚までしか受け付けないのだな」ということを悟った。駅員にその旨伝えたところ、弱小なローカル駅ゆえ発券はできず、「乗車駅証明書」なるものをくれた。曰く「これを示して盛岡駅の精算口で精算するべし」とのこと。思いがけないつまずきで列車そのものに乗り遅れそうになったが何とか駆け込み乗車。盛岡駅精算口ではもちろん当初の目的は成就した。苦労した分の達成感はあったが、手順・プロセスがスマートではなく、壮快感も半減であった。


尾形 文智


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2016.7.10

数の力を頼りに、発足以来安倍内閣は秘密保護法案や集団的自衛権を容認する「解釈改憲の閣議決定」、そして「戦争法」強行採決など「戦争のできる国づくり」に前のめりである。しかし、それに対峙する国民の側にもこれまでと違った変化がある。「日米安保賛成か反対か」「自衛隊賛成か反対か」など、これまで繰り返されてきた二軸の対立的構図ではなく、様々な考え方の人々が、その立場を超えて安倍政権の強引さ・怠慢さ、国民の意見をないがしろにする姿勢にこぞってノーを突き付けているのである。



一方別の懸念もある。「いくら政治家が決めたって戦前とは違う。進んで命を投げ出す国民はいないだろう」「今の日本で徴兵制などあり得ない」といった楽観論を聞くことも多い。果たしてそうだろうか。2002年米国で制定された『The No Child Left Behind(落ちこぼれゼロ)』法を知っているだろうか。これは徴兵制を凌駕する悲惨な未来を青少年にもたらした。


この法案では、国家が高校に補助金をだし、そのかわり高校生の個人情報を、高校側がアメリカ軍に提供せねばならないことが規定されている。軍のリクルーターは、大学の授業料を補助すると高校生にほとんど嘘の勧誘をする。そして軍に入隊させ、戦場に派遣する・・・。その後の顛末は想像どおり。大学にいきたいと思って軍部に入隊してしまい社会に使い捨てられていく貧困階級の高校生、人身売買のように貧困階級に属するひとびとを戦場へ派遣する戦争ビジネス。給料は食料などの料金へ天引きされてしまって自分の手元には残らない。兵士は放射能に被ばくしたり、PTSDになったり、四肢の一部を失って帰国する。そして、本国での借金を払えずホームレスになって社会の暗闇に捨てられる・・・。


想像したくないが、格差社会と子どもの貧困が進みゆく今の日本で絶対ありえないとは言えないだろう「法律としての徴兵制度」がなくても、貧困が進むことにより「経済的な徴兵制度」を言い換えるなら「強引な経済誘導による青少年の傭兵化」が現実となるのである。こんな近未来を子どもたちに渡さない責任が、今の大人にはある。





尾形 文智


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