本当のコミュニケーション

 

 

・今の時代はコミュニケーションだ!

・AIの時代がくると、必然的にコミュニケーション能力がある人が活躍する。

 

 

そんな風にコミュニケーションという言葉が

毎日、様々な所で取り上げられています。

私もそう思います。

 

 

ところが

「私ってコミュニケーションが苦手なんですよ」と自己紹介したり

「コミュ力がないんですよ」と自分で言ったり

自分でコミュ障と言って、障がい扱いしたりするわけですが

 

 

それって、恐らく、

コミュニケーションの本質を分かっていないんだと思うんです。

いや、思うと言うか、分かっていないと確信する。

 

 

では、コミュニケーションの本質ってなんなのだろう?というと

 

 

すこし、話は飛びますが

京都の伏見に、私の大好きなお店があります。

気軽に行けるフレンチでアンペイジというお店です。

 

 

このアンペイジと言う名前、「ア」から「ン」までのページ

初めから、終わりまでのページがこの店のコースに詰まっている。

だからこの名前にしたのかな?と勝手に思っていたら

単純にオーナーが安平次さんだったんですけど(名字なんかい!)

 

 

でも、コースの初めから、終わりまで

まさに至れり尽くせりというお店で

細部の細部まで、オーナーの愛を感じるお店です。

 

 

このアンペイジさんこそ、この記事のコミュニケーションの先生です。

 

 

完全予約制のお店ですが

予約が、一日に2組を超えると断るんです。(今のところ)

理由は、お客さんと密にコミュニケーションがとれないからだそうです。

「最高で9名のお客様をおもてなしさせて頂きました!」とおっしゃっていました。

 

 

・・・9名?MAXで?

・・・経営は大丈夫か?

なんて心配したのですが

それ以上にお客さんと、コミュニケーションがとれないことが嫌なのだそう。

 

 

では、アンペイジさんはどんな会話を楽しむのかというと・・・

 

 

ほぼ、喋らないんですよ。

 

 

密にコミュニケーションをとる!って言ったのにほぼ喋らないんですよ。

むしろ、こちらから話しかけたら、ようやく喋ってくれるんですけど

シャイ過ぎて喋るの超下手なんですよ。

 

 

ただ、話しかけたら感じるんです。

このお店が大好きだし、料理が大好きだし、

それを楽しそうに食べているお客さんが大好きなんだと。

 

 

では、アンペイジさんは、どうやって密にコミュニケーションをとっているかというと

 

 

お店に入ってきた時から、お客さんが見えなくなるまで。

密にコミュニケーションをとってくれます。

 

 

お店に車で到着すると

お店の扉があき、出迎えてくれます。

 

「お待ちしておりました上野様」とテーブルまで案内され

そこから、店内の内装や雰囲気、自分のために練られたコース料理

すべてのグラスや食器などにも、オーナーのストーリーが詰まっています。

 

そして、こちらを凝視することは一切ないのに

「そう、いまそれが欲しかったの!」というものが

目の前に提供されます。

 

神通力でもあるのか・・・?

そう思うほど、心の中にあるものが

目の前に現れます。

 

そして、食材へのこだわりはもちろん

食事を楽しむ人が触れるものへのこだわり

料理が運ばれてくるスピード

 

すべてが、オーナーからのコミュニケーションです。

コース料理を通して、ものすごいコミュニケーションをとってくるのです。

 

 

そして、お手洗いは一流ホテルよりも綺麗にセットされ

アメニティも、細部にまで気を配ったものがセットされています。

そして、お手洗いの扉には、エンドロールのようにカルプ文字でこう書かれています。

 

 

― SPECIAL THANKS ―

〇〇デザイン事務所

○○タイル

○○ペイント

○○工業

 

・・・・つづく。

 

そこには、店を作るのに関わってくれた、建築屋さんや、関連業者さん

色んな業者さんへの感謝がつづられています。

 

 

そして、食後出てくるスイーツは

このお店をやる前に、「無給でいいので研修で働かせてください!」と

一流スイーツ店に飛び込んでいき、そこで学んだ一流のスイーツが提供されます。

ちなみに、そこのスイーツ店では、安平次さんの影響で

全スタッフの技術が格段に上がったそうです。

 

そんなスイーツと一緒にコーヒーや日本茶や紅茶。

なんでも選べるのは当たり前なのですが

コーヒーだけで8種もあるんですね。

それで、どれにしようかな・・・?前何のんだっけ?

なんて思っていると

 

 

前回はコチラの渋めの豆をチョイスされております。

今回はどういたしましょう?

 

そう、語り掛けてくるのです。

一人一人、前回何を飲んだか?ということまで

記録し、把握してあるんです。

 

 

そして、最後のコーヒーを飲み終わった後

「あぁ、なんて大切にされているのだろう。」

と思うのです。

 

 

店から出るときは、全員でお見送りをしてくれて

どれだけ土砂降りであっても

車までお見送りをして下さいます。

そして、こちらが見えなくなるまで頭を下げ続ける。

 

 

そこで、心の中は思うのです。

なんて濃密なコミュニケーションをしたんだろう。

 

 

オーナーの安平次さんとは、そこまで話していないのに

最初から最後まで、濃密に大切に会話をしたかのような感覚を覚えます。

車がお店に到着したときから、最後、車が見えなくなるまで

そのストーリー全体をコース料理と呼んでいるのではないか?

やっぱり、「ア」から「ン」まで、すべてのページが詰まっているお店。

アンペイジでいいんじゃないかな?と思うほどです。

 

 

このコース料理全体が、彼のコミュニケーションなのです。

 

 

コミュニケーションと言うと

話すのがうまいとか、初対面でも気軽に話せるとか

そんなことを思っている方が沢山いますが

 

 

コミュニケーション力が高いと言うのは

喋ることがうまいことではない。

初対面で気軽に話しかける勇気があることでもない。

人を大切にする勇気だ。

 

 

話すのなんてうまくなくて全然いいんですよ。

初対面で軽快に話せなくていいんですよ。

 

 

ただ、目の前の人を大切にすればいい。

そんな人に、人は集まってくる。

人を集める力でもない。人を大切にする人に、人は集まってくる。

それがコミュニケーション能力なんだと、私は思っている。

 

 

京都伏見のフランス料理 anpeiji

 

 

 

めしょんより

 

 

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