光岡ビュート生産中止


雲南古鎮の連載中ですが、衝撃のニユースでした。


光岡自動車のビュート、生産中止が決まりました。


前部バンパーの突起物が新しい保安基準に適合しないことが理由です。


私の愛車は旧型ビュートですので--じつはそれとプリンセスマーチの2台--

残念でたまりません。いずれも、旧型マーチ改造のレプリカーばかり乗ってきました。


私想と日々─中国文化研究者・川野明正の筆記帳

私のビュート


ビュートは1996年発売 marchの車体に、ジャガーMkⅡに似たボデイを改造したものです。

2005年には試行を重ねて、新型march改造の二代目が発売。


私想と日々─中国文化研究者・川野明正の筆記帳

保安基準が改正で緩和され、このような改造車、レプリカーの生産が可能になりましたが、今回は改正に泣かされました。


光岡自動車はかつて自作kitのゼロワン―ロータススーパー7のレプリカーを出したこともありました-オランダのドンカーブートが出している車に近いものです。



これも保安基準の改定で生産中止となつたのですが、ビュートは主力商品だけに残念です。


ジャガーMkⅡよりも小降りで、marchならではのカーブの丸い側面窓をうまくデザインに取り込んで、オリジナルとは違った可愛らしさがあります。


車体が重いため、けっして力に余裕があるわけでもなく、オーバーハングが長いために、直進性もよいとはいえませんが、カタチそのものに魅力があり、手放せなくなる車です。


ビュートがこのまま過去の歴史に入ってしまうのは惜しいのです。なんとかならないものでしょうか。