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2008年09月04日(木) 09時46分19秒

格闘する者に○

テーマ:書評

さあさあ、夏期休暇中に読んだ本をさくさくアップしちゃうよー。


今日の一冊は、以前から三浦しをんは面白いと聞いていたのでデビュー作を購入。




格闘する者に○ (新潮文庫)/三浦 しをん




三浦しをんさんのデビュー作で、どうやら就職活動を書いたものだとは聞いていたのですが


そりゃあ私も就職活動では倒れそうになるまで格闘しましたからね。


タイトルから察するに、就職活動を頑張って志望した会社に合格するって話だなって推測していたのですが




頑張ってねええええええっ!!




頑張ってなかった。全く就職活動頑張ってなかった。


「おいおい、どこが格闘する者だ?」なんて思ってたら、タイトルは小説の中の単なるネタのひとつだった。


「該当する者に○をしてください」を、「かくとうするものに○をしてください」と言った試験官がいたねー


ってだけのネタの話だった。






しかし、面白かった。


小説でありながら、極上のエッセイを読んでいるような感じでした。


また、好きな作家がひとり出来ました。





    ↑

女性作家の中では一番好きかも

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2008年09月03日(水) 09時53分49秒

西の魔女が死んだ

テーマ:書評

すいません、お久しぶりの更新です。


本は読んでいるのですが、書く時間がないのですよね。






さてさて、今日の一冊はこちら。



西の魔女が死んだ /梨木 香歩



あああああああああっ、泣いた!!



女子中学生と大好きなおばあちゃんの死っていう組み合わせだけで既に泣きそうなのに、何これ?


元々は児童書らしいのですが、これは秀作ですよ!






不登校の中学生の少女が、田舎の英国人のおばあちゃんと暮らす事になりました。


そんな少女に、おばあちゃはゃ自分が魔女であると告げて少女に魔女の修行をさせるのですよ。


でも、その修行は魔法の練習とかではなく、規則正しい生活を送り、仕事を手伝い、心を乱さないようにする事。





まあ、要するに少女は騙されてるわけですが。





そんな日常がキレイな風景と美味しそうな食べ物と共に綴られていくわけですよ。


少女も騙され続けるわけですよ。


そして最後におばあちゃんが死んで、少女との約束を守るために起こした小さな奇跡。





無駄な部分が一切無し。


1~2時間で読めるし、お薦めです!




    ↑

児童書は変に捻りがないから侮れない

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2008年08月14日(木) 07時47分36秒

サクリファイス

テーマ:書評

本を読むのに必死で、なかなか更新してませんでした。かたじけない。


まあ、なかなか当たりの本がなかったってのもあるんですけどね。






さてさて、久しぶりの一冊は2008年度本屋大賞2位となったこちら。


サクリファイス/近藤 史恵



自転車のロードレースをタイトルにしたお話。


なんつーか、すいすいと読めちゃいますね。


自転車競技の事を知らなくても、十分に面白いと思います。


全体的にまとまりが良くて、何ていうか、ストーリー展開のお手本という感じですね。


概ね、期待どおりの着地点とでも言いますか。


だから、非常に読後感は良いです。







反面、職業アスリートの汗臭い部分とか、泥臭さとかはあまり書かれていないので


あまりにも才能優先の紳士的なスポーツっていう印象が残ってしまい


なんつーか、「シャカリキ!」なんかを読んだボクには、暑苦しさが物足りない感じがしました。


シャカリキ! 曽田 正人



まあ、ちょっと批判チックな事も書きましたが、上質の小説である事は間違いありません。


タイトルのサクリファイスとは「犠牲」という意味。


しかし、それは自転車競技特有の仲間のための肯定的かつ献身的犠牲。


その不吉なタイトルとは裏腹に、何とも爽やかな汗が迸る物語でしたよ。


彼女を悪い人に寝取られてますけどね。


死人とか出てますけどね。







この本に影響されて、ママチャリで買い物に行って汗だくになる自分は嫌いじゃない。



サクリファイス/近藤 史恵

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自転車といえば中野浩一さんしか思い浮かばない

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2008年07月25日(金) 10時03分02秒

5年3組リョウタ組

テーマ:書評

今日は、石田衣良さんの一冊。



5年3組リョウタ組



石田さんの作品の中では、一番面白かった。


いや、面白いというよりは暖かい作品だったというべきでしょうか。





主人公は、熱血でもなければ規則にうるさいわけでもない、普通の先生。


しかし、普通にゆえに、教師になってしまうと忘れがちな普通の感覚を持ったままでいます。


少し抜けているけど頼りにされる主人公と、冷静で万能型な補佐約という組み合わせはまあお決まりですが


今回は小学校という舞台もあってか、読み易い文章とうまくマッチしていたと思います。





石田さんなりに、教育界について思い感じた事を物語にしたのでしょう。


彼の小説でいつも感じる、上手く進み過ぎな感があるのは、ご愛嬌という事で。


今回は、子供の問題を扱うだけに、暗くなり過ぎずに良い方向に作用されていると思います。


読後感も良く、お薦めです!




5年3組リョウタ組/石田 衣良

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教師になりたくなった

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2008年07月15日(火) 10時01分34秒

火車

テーマ:書評

さて、宮部みゆきがデビュー20周年という事でフェアをやっていたので買ってみたのがこの本。




「火車」




実は、宮部さんのって今まであんまり読んでなかったんですね。


大学時代に、財布を語り手とした「長い長い殺人 」があまりにアクロバティックな作品であったため


そーいう作風の人なんだなーと思い込んでいたのです。


で、それ以来読んでなかったのですが






損してた。


人生の3割くらい損してた。





何だよ何だよー。


めちゃめちゃ本格ミステリの人じゃないですかー。


消費者金融やカード破産をテーマにしており、それに翻弄される女性の人生を


休職中の刑事が個人的な捜査で浮かび上がらせていく。


ストーリー展開も、謎解きも、着地点も、こっちが翻弄されっぱなしでしたよ。


出張中に一気読み出来てよかったー!


地球に生まれてよかったー!






今回のは、最初に選ぶ作品を間違ってしまった悪い例でした。


長い長い殺人は、ファンになってから読む本だわ。


これから手を出していきたいので、宮部さんでお薦めの本があれば教えてください。



火車 (新潮文庫)/宮部 みゆき



    ↑

昔の名作の貫禄がありましたね


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