スヴェンが通う週末の蚤の市。
今日の収獲は白樺の皮のトランペット。

Nävelur

もう何本も持っていますが、これが珍しいのは木の皮だけで作ってあることです。より本物に近い。
この楽器、もともとは牛飼い(少女)たちが昔、森の中から村の人たちと交信するために、自分で作っていたもので、これはその原型に近い形なんだそうです。

今、楽器として作られているのは芯を杉の木などで作って、しっかりさせたものがほとんどです。
吹き口もブツッと切ってあるだけ。マウスピースもありません。

また楽器コレクションが増えました。






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nyckelharpa友達が教えてくれたテレビ番組。

ニッケルハルパについて、1996年に作られたものです。
でも、日本では見られないことが分かりました。
とってもいい番組なのに・・・
どうしてだめなのか、調べてみました。

まず、プロデューサーのヤン・セーダーホルムという人に、電話してみました。なにしろ古い話なので、ネットに載っている番号(数人いました)のが、本人のかどうかも分からない。
そういうとこは、スヴェンて傑作です。平気で電話して、「あなたはニッケルハルパというテレビ番組を作った方ですか」
最初の一発で本人にたどり着きました。ラッキー。

ヤンさんはもう引退して(そりゃそうですよね。1996年の話だもの)、いまのテレビ曲のことは分からないから、そっちに電話してみれば、ということで、大代表番号にかけてみました。

さすが、公共の局だけあります。
交換手「それだったらプライベート・コピーという係りがあるから、そっちに聞いて御覧なさい。毎週水、木の10時から11時までは電話受け付けます。メールアドレスもありますよ」って言ってました。

来週連絡とってみます。
どうなることか・・・








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スヴェンの古楽グループ、コンヴィヴィウム・ムシクムにいるフランス人がサーペント(セルパン)を吹いています。

こんな感じ。

サーペント2


で、スヴェンが70年代にイェテボリに引っ越してきたばかりの時、私立博物館で見たと言う小さいサーペント(アルト/テナー・サイズ?)2台(とっても珍しい)があるから見に行こうと、博物館の係員に頼みました。

ところが、そんなの見つからない。アーカイブにも載っていない、ということなんです。
スヴェンは、確かに壁にかかってたのを見た、って言うんですがね。

とにかく行ってみることにしました。

博物館のマガジンの楽器の部を全部見せてもらい、記録も全部調べましたが、やっぱりなかったです。
スヴェンが夢に見たとも思われない。

以下、楽器の収納部。特に管楽器や弦楽器の部です。
まあ、あんまり大した楽器はありませんが、どうぞ。

Gbg私立博物館


Gbg私立博物館3

角笛、見つけました。

Gbg私立博物館2

目的のセルパンは見つからなかったけど、さすが皆、音楽家。
オモチャ箱の中を見るみたいに、あれこれ引っ張り出してみていました。


Gbg私立博物館5

ニッケルハルパも何台かありましたよ。ちょっと古い形ですね。

Gbg私立博物館5

スヴェンは木靴を利用したフィデルを見つけました。
昔、お百姓さんたちは、本物の楽器を買うお金がないから、自分がはいていた木靴が磨り減って使えなくなると、空洞にして、弦を張って民謡を弾いていました。もちろん大きな音は出ないけど、村のお祭りでダンス音楽を演奏するのには間に合ったんですね。
フランス人たちは目を丸くしていました。

ポシェットもありました。
バロック・ダンスの教師はこんな楽器を弾きながら、教えてたんですね。

Gbg私立博物館6


Gbg私立博物館7

これは博物館の一番古い楽器、象牙のホルンです。
14世紀のものだそうで、見事な彫刻がしてありました。

これ等の楽器はある物好きなイェテボリ市民が収集していたものを博物館に寄付したんだそうです。

目的のセルパンは見つからなかったけど、楽しい午後のひと時でした。












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スウェーデン民謡に貢献した人たちに授けられる賞、ツォルン賞というのがあります。
銀賞と銅賞は審査があり、吾こそと思う人は、審査員の前で弾いて、合格すればもらえます。
でも、金賞は毎年一人か二人、特に功績のあった人を審査員たちが選びます。

今年の金賞は日本の皆さんもご存知のトルビヨルン・ネスボム(ニュッケルハルパ)に与えられました。


(写真: メロディカを弾くのはアンドレアス・エドルンド。)

トールビヨルンさん、おめでとう!!!



前、白樺のトランペットについて書きました。
記事はこちら

なにしろ5メートルあるので、置き場に困っていました。

白樺トランペット1

ベランダの天井が丁度よい長さです。

白樺トランペット2

こんな風に管理する事になりました。

これをどうやって吹くかというと・・・

白樺・A

つまり・・・

白樺・B

白樺の部分が5メートルで音程はド。
このチューブの部分が3メートル。
さあ、5+3=8メートルだと音は何になるでしょう。

全体を半分にすると4メートル。
4/5 = 3度上のミ。
そのオクターブ下だから低いほうのミ、と計算したんだけどそうはいかなかった。

ミ♭になりました。
やっぱり現実にはいろんな要素がは入ってくるからだねえ。

トトロ、「今度は5メートルのチューブ買ってこよう。何の音になるかな」