春の祭典

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今年はストラヴィンスキーの「春の祭典」が初演から100年なんだそうで、ワーグナーの生誕200年再と共にあちこちで演奏されています。
今日はここのオペラ座でドイツのダンス・カンパニー(ピナ・バウシュが創立した)がゲストで来ました。
初演の時はニジンスキーの(当時としては)荒々しい、野獣のようなダンスと、激しいリズムの音楽で観衆に受け入れられずに、ダイスキャンダルを巻き起こしたので有名です。

ピナ・バウシュは2009年になくなっていますが、私の好きな振り付け師の一人です。
いやー、凄かった。
YouTubeで見つけました。
出だしの部分です。



そして最後。
今日は生贄になる女性がアジア人で、背丈が周りのドイツ人の半分ぐらい、華奢な体つきでしたが、踊りはこのDVDよりもっと激しかったです。


これほど音楽と体の動きが一致して、汗が匂ってきそうな振り付けはあまりないと思います。
ピナ・バウシュ、やっぱりすごい人だったんですね。


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アイフォーンに夢中

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ダーラナに住む友達が訪ねてきました。
オルガン製作の横田宗隆さんのお宅でお食事会。
奥様は陶芸家。お子さんが少し大きくなってきたので、また製作を始めるとのことです。
編み物製作家のTさん、つい最近アイフォーンを買いました。
で、話題はもっぱらそちらへ。
私、ぜーんぜん興味なし。めんどくさい。見るのも嫌。
やっぱり齢かしら。

携帯



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慰安婦問題

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橋本さんが韓国慰安婦について発言し、揉めていますね。
この話の真相、どうもよく分からなかったんだけど、FBの友達が進めてくれたリンクでやっと少し筋が見えてきたように思います。
記事はこちら。

これによると、1993年に当時の首相だった河野さんが、強制を示す文書が出てこなかったのに、あたかも強制があったようなあいまいな表現をとることで、外務省は韓国政府と政治決着しようとしたのだそうです。頭下げときゃ、相手も少し柔らかくなるだろう、と思ったんですね。ところがこれは日本以外では全く通じない。外務省なんてまったく国際観念が全然分かってない人たちがやってるんですね。

私はこういう時に例に出す作り話があります。
交通事故に巻き込まれた。あなた自身は全然悪くない。過ちを犯したのは相手の車。相手の車は相当壊れてしまった。そして相手も負傷して病院に運ばれた。この場合、日本だったらあなたは先ずお花か菓子折りでも持って病院を訪ね、「今回は災難でしたね。早く退院できるといいですね」と言って、それから損害の話が進むでしょう。でも日本の外に出るとこれはダメ。お見舞いに行って頭なんか下げたら、「あいつも悪いところがあったと思ってるな」ぐらい考えます。

日本人の友達で図書館の司書をしてた人がいるんですが、お客さんからクレームがあったそうです。毎週、館員を集めてミーティングがあって、そこで議題として取り上げられました。彼女「考えてみると、私だってそういうことやったかもしれない」というようなことを言ったんだそうです。彼女は「誰がやったんだ」なんて犯人を捜すより、みんなで認め合って「そうだね。これから気をつけましょうね」と持っていきたかったんでしょう。でも、誰もそんな考えはないから、冷たーい目で睨まれて、彼女がやったことになってしまってそうです。

もう30年も前でしょうか。船上で実習していた学生の船に、ちゃんと確認しないで浮上したアメリカの潜水艦がぶつかって大惨事となったことがありますね。アメリカで行われた船長の裁判に日本の遺族が招かれて、傍聴したとき、裁判が始まる前に入ってきた被告の船長が顔色ひとつ変えずに真っ直ぐ前を見て着席。日本の遺族が「せめて傍聴席に向かってお辞儀ぐらいしてくれたら」と言っていたと新聞にありました。これも典型的日本人の考え方ですね。アメリカでそんなことしたら、被告人は全く不利になるでしょう。

日本では一歩退かないと険悪になるところが、外国では逆の反応が返ってくるんですね。
日本の政治家も大変ですね。国内では頭を下げたり、土下座したりしなければならない。昨日までどっぷりとそういう雰囲気に包まれていた人が外国に向けては主張、主張。絶対に譲らない、という態度で臨まなくてはいけないんですから。

私なんか、日本人に対して、こういう感覚が失われているから、日本に帰ると、エッ、って思うことが度々あります。礼儀知らない奴だ、と思われているでしょうね。
この記事、誰か英語に訳してくれないかしら。そしてNYタイムズに送ってくれないかしら。