3/4 世紀 (1)

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24日、日曜日にトトロ75歳の誕生パーティーをしました。
前の日に兄弟二人(妹と弟)が遠くから来てくれました。

Sven75-2

久しぶりに3人一緒でお得意のトトロ。
こんなに嬉しそうに笑うことはめったにありません。

もう3人とも定年退職。
妹は昔、故郷の郵便局勤めでした。
弟はウプサラ大学の化学の教授。
趣味で作曲もします。


食事のあと、寛いで弟のピアノに合わせてシャリモーを吹く。
音がきれいに取れなくてすみません。手振れも酷いし・・・

明日はパーティーです。


 

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スウェーデン合唱芸術の父とも言われるエリック・エリックソンが亡くなりました。
94歳でした。

エリックソン

60-70年代にかけてのルネサンス合唱音楽を取り上げ、ビブラートのない、透き通った北欧の音を作り出した人です。
現代音楽にも造詣が深く、多くの作曲家が合唱のための曲を作りました。
合唱大国スウェーデンの基礎も彼によるところが多いといわれています。
94歳、最後の最後まで現役だったそうです。




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ソファー

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トトロが60年代に買ったイケアのソファー。
枠組みはしっかりしてるのですが、クッションや座る部分がオンボロになっていました。
トトロはこの青い色が気に入っているので、捨てられません。

近所にカーテンなんかを作ってくれる店があったので、お願いしました。
そこのおばさんが選んでくれた布です。
さすが専門家。素敵になりました。
素敵過ぎて、トトロは居心地悪いそうです。

ソファー

家中のカーテンもお願いしてあります。
カーテンも付けずに13年。
あそこの家は、もうじき引っ越すんですか、なんてご近所に問い合わせてくる人があるそうです。

カーテンが付いたら、トトロ、益々居心地悪くなるかな。






少し前にコンスタンス・モーツアルトの伝記の本を紹介しました。
記事はこちら。

コンスタンツェM


今回は日本語に訳された本、<<コンスタンツェ・モーツアルトの結婚 - 二度ともとても幸せでした。>> というのを読んでみました。

200ページちょっと。
ヴィゴー・ショークヴィストというデンマーク人の書いた本です。

作者はデンマーク史の専門家。外務省に勤めていて、外交史に強い人らしいです。
それで、この本もコンスタンツェの第二の夫であるデンマーク外交官だったニッセンに焦点を当てています。いわば彼の目を通して見ているような感じです。

すでに1975年に初版が出版されているので、コンスタンツェに対する公平な見方は、随分前から行われていたのだと言えるでしょう。

著者のものを見る目は 「常に人間に対する実に全うな、良い意味での常識的な、穏やかで、暖かい視線が注がれている。人を脅かす断定や鋭い批判は慎重に避けられているが、少しも洞察力を欠くことのない「目」がそこにはあるのである。思うに実はこれこそが真にデンマーク人らしい特色なのであり、そこに北欧ヒューマニズムの伝統が脈々と息づいていることを感じないわけにはゆかない。ニッセンに関する資料も含めてこの書はデンマーク人でなければ書けないものであろう(訳者あとがきより)」

たしかにそのとおりだと思います。
前に紹介した本もこの「北欧ヒューマニズム」の伝統があり、その上に女性が書いていることにより、スウェーデンらしいフェミニズムも含まれていると思います。男性と女性の観点の違いという意味でも、面白かったです。

コンスタンツェについては200ページでは語りきれないものがいっぱいあります。
やっぱり400ページは必要ですね。

モーツアルトのコンスタンツェに出したかの有名な手紙についても、面白いことがあります。
旅先から出したもので、妻への想いが強く、マス●ベーションしながら書いているやつです。
コンスタンツェはそれをまた後生大事に保管してあったのですね。後に第二の夫ニッセンがモーツアルトの伝記を書くに当たって資料を集めていたときも、書簡類を全部彼に渡してあります。ニッセンはニッセンで全部丁寧に読んで、この部分は使えないなあというところを、几帳面に線を引いて消してあるんだそうです。
三人とも可愛いですね。
コンスタンツェは確かに 「二度ともとても幸せ」 だったんですね。

それにしてもニッセンは一体どんな気持ちで読んだんだろう。


もう一冊。
レナーテ・ヴェルシュ著
コンスタンツェ・モーツアルトの物語

コンスタンツェ2


こちらは小説風に仕立ててあります。

コンスタンツェの最後の日々に彼女が自分の生涯を回顧するような形になっています。


読み始めると、注が多すぎる。
著者と訳者の注が90ページ(全体が200ページ)。

ほとんどの人名に註と訳注がついています。

その上「カモミル・テー」などまで訳注です。
小説なのだから、注など気にしないですらっと読みたいと思いました。

煩雑すぎて、まだ読み終わっていません。