ラジオ放送

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前にも書いたと思いますが、毎夏、恒例のラジオ番組、「サマー、サマー」が始まりました。
夏至に始まって8月21日まで、毎日午後1時~2時半まで1時間半、有名人から普通の人まで、毎日一人がお話します。途中で好きな音楽を入れて、内容は何でも良い。子どもの時の思い出、今考えていること、仕事の話、家族の話、など等。
$北欧からコンニチワ-夏
全部で60人近い。この前の記事でも書いたハイジャンプの選手も8月に話します。ペドフィールの事件のその後を話すそうです。
政治家もいます。小説家もいます。芸術家、音楽家、俳優、コック、フットボール選手、猟師、ジャーナリスト、大会社の社長、医者、大学教授、大使、動物学者、犯罪研究者、それに全く普通の人。
1時間半と言うのはかなりの時間で、自分の思うことをじっくり話すことが出来ます。
私達が結婚した年にトトロも一度だけ出たことがあります。子どもの時、学生時代、そして新婚旅行で始めて日本に行ったときのこと、トルコを旅行した時のエピソードなどを話しました。
大変人気のある番組です。

退職して以来、かなりラジオを聞くようになりました。
仕事をしながら、家事をしながら、バックにつけています。
それで気が付いた、ちょっと面白いラジオ番組を紹介します。

先ず「今日の詩歌」
毎日正午に5分間。首都ストックホルムの市庁舎の時計が12時を打つのに続いて、短い詩が読み上げられます。そのあと、音楽が流れて、最後に詩の作者と題名、音楽についてアナウンスがありおしまい。
これも多分何十年も続いている番組です。
スウェーデン人は以外に詩が好きなようです。毎年沢山の詩集が出版されます。誰が読むのだろうと思うのだけど。

次に「第一放送に電話を(Ring P1)」というのがあります。
月曜日から金曜日まで、朝9時20分から10時まで。聴衆がだれでも、放送局に電話して、意見を言うという番組です。話を聞くのは放送局の有名なジャーナリストたち。中には詰まらないことをうじゃうじゃ言う人もいますが、大抵はかなりしっかりとした意見が語られます。生放送だから、どんな話題が飛び出すか分からない。昨日のテレビのはなし、王様のスキャンダルについての意見、時事のニュースについてなど、スウェーデン人てまじめだな、と思います。







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キツツキ

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トトロの弟はウプサラに住んでいるんですが、写真を送ってきました。
私が裏の森にキツツキが住んでいて、時々木を叩く音が聞こえると、興奮して話したもんだから。
台所の窓から写したそうです。
奥さんは鳥を大事にしていて、庭にこういう餌台を備え付けてあります。
私もやりたいけど、ミッセがなんて言うかな。

北欧からコンニチワ-キツツキ・1
撮影・Rolf Berger

この前は子連れで来たそうです。子ども達の頭は真っ赤でボサボサしてるそうです。まるでパンク・ロックの若者みたいだそうです。見てみたいですね。

北欧からコンニチワ-キツツキ・2
撮影・Rolf Berger

これは弟の自慢のシャッターチャンス。






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モダン・バレー

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$北欧からコンニチワ-北斗ダンス

イェーテボリのオペラ座で活躍中のダンサー、児玉北斗君が夏休みに日本に帰ってコンサートを催します。
若手男性ダンサー2人とで、合計3人。
自分達の振り付けをご披露するそうです。
とても面白そう。モダン・ダンスに興味があったら、ぜひどうぞ。

ツイッッターの宣伝文句です。
project POINT BLANK2011。 児玉北斗・小㞍健太・山田勇気がセルフプロデュースするダンス公演。大好評の昨年に続き今回は3つの「今」を表現します。7月15日~17日 3000円 川崎市アートセンター・新百合ヶ丘 

こちらで詳しいことが見られます。
リンク

前にも書きましたが、イェーテボリのオペラ座には日本人ダンサーが4人います。
みんなマジメで個性があって、公演見ててもキラリと光ってます。
スウェーデン人のダンサーはちょっと生ぬるい人が多いみたいに感じます。
もっとも私は専門家じゃないから、ただの普通のおばさんの感想ですけど。

ここにも優秀な日本人はいっぱいいます。
北斗君、ガンバレ!





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パトリック・ショーベリ

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下の写真はハイジャンプの選手だったパトリック・ショ-ベリです。
ワールド・チャンピオンはもちろんのこと、オリンピックで3回(1984, 1988, 1992)連続で賞を取っています。
素晴らしい記録の持ち主なんだけど、私はどうもなんとなく虫が好かなかったです。

$北欧からコンニチワ-パトリック・ショーベリ

子どもの時からコーチだった人はヴィリヨ・ノウシアイネンといって、義理のお父さん。1999年に亡くなりました。
パトリック以外にも優秀な選手を育てることで有名で、大きなお葬式があり、イェーテボリには彼の名前を冠した道路が作られるほどでした。

パトリックは今年4月に本を出して、このお父さんがペドフィールで彼にも手を出していたことをすっぱ抜きました。
もちろん凄いスキャンダルになって、その後、多くの人が自分も被害者(パトリックの義父以外の加害者も)だったと名乗りを上げ、パトリックのブログは気持ちを訴えるコメントで一杯になりました。なかには80歳のおじいさんも「やっと語る勇気がでました」と言ってきたそうです。

私は本を読んでいないのですが、先日、ラジオでインタビューを聞きました。
これほど正直な、真っ直ぐな気持ちを聞いたことがありません。
「大人がだれも教えてくれなければ、コーチに悪いことされているというのは分からない。気持ち悪かったけど、そういうものかと思っていた。お父さんは、お前の体がどの位成熟しているかによって、トレーニングを決めなければならないから、と称していろんなことをした。他の子どもにも、僕のようになりたかったら、これをしなくてはならないのだ、と言いくるめていた」

お父さんは随分前に亡くなっているけれど、どうして今まで黙っていたのか。死んだ人に鞭打つようなことになるし、お父さん自身は今では申し開きができないではないか、と言う質問に関しては、
「彼のやっていることがペドフィールであるとわかるまで、随分時間がかかった。その後、そのことに触れる気になれなかった。黙って耐えていた。でも、父が亡くなったとき、皆が彼を崇めまくって、記念碑が出来たり、道路に名前がつけられたりするのを見るのは耐えがたかった。いっしょにトレーニングをしていた友達に数年前、お前はどうだったのだ、と聞かれて、他にも被害があったのだと気がつき、本に書く気になった」

被害に会った人に対して忠告することは?
「兎に角話す。誰かに聞いてもらう。それだけでも気持ちはずっと軽くなる。話せるかどうかは、人それぞれで、長い時間話せない人もいると思うけれど。
そしてもし誰かがクラブに訴えてきたら、ちゃんと取り上げる。臭いものには蓋という考えは、訴えた子/人に対する侮辱だ。
また、親も、クラブに子どもを預けていくだけでなく、ちゃんと見守って欲しい。いまではトレーニングしている2-3時間は子どもから離れられて、のんびり出来ると考えている親が多すぎる」

この勇気。尊敬する気になりました。

そういえば、シルビア女王もペドフィールの被害に会った子どものために活動していて、大分前にラジオでインタビューしていました。古いほうのブログに書いた記事があります。興味のある方はどうぞ。

シルビア女王のインタビュー

夏至祭

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昨日はミッドサマーでした。
スウェーデンではクリスマスの次に大切な祝日です。
この日のお天気は新聞やテレビのニュースでも取り上げられるように重要。
北欧からコンニチワ-夏至の空
でもほとんど毎年雨で寒くなります。
昨日のこんな雲模様。

それでも各地で野外のマイポールを立てるお祝いがあります。
そしてみんなでポールの周りを飛び跳ねて踊ります。
一番有名なのが「ちっちゃいカエルさん」
物凄く馬鹿みたいな踊りです。

ちっちゃいカエルさん、ちっちゃいカエルさん。
見てると可笑しいよ。
耳もなければ尻尾もない。
耳もなければ尻尾もない。
ケーロケロケロ、ケーロケロ。

ちっちゃいブタさん、ちっちゃいブタさん。
見てると可笑しいよ。
両方の耳も尻尾もある。
両方の耳も尻尾もある。
ブーブブブ、ブーブブブ。

大きな輪になって大人も子どもも手をつないで『見てると可笑しいよ』までスキップしてグルグルまわります。
『耳』のところで両手を耳に持っていきパタパタ動かします。
『尻尾』のところも手をお尻に持っていき動かします。
『ケロケロ』や『ブーブー』は手を耳や尻尾にして、ピョンピョン飛び回ります。

YouTube小さい蛙さんをどうぞ。
なんとも他愛のないバカバカさがかわいい。

もちろん、スナップスのような強いお酒も飲みます。イワシの酢漬けをさかなにして。

ところが金曜日に自動車工場のSAABが金欠で従業員に給料が払えなくなりました。
あそこもいよいよ破産かもしれない。
今、中国と交渉しています。
よりにもよってミッドサマーの前の日にアウトになるなんて。
SAABは9つの命を持っているといわれていて、いままで、なんとか持っていたのに、もう12ぐらいの命を使ってしまった感じです。3000人の従業員がミッドサマーが祝えなくて、かわいそうです。

北欧からコンニチワ-スヴェン芝刈り
トトロはそんなことはお構いなしで、芝刈り。
なにをやるにも、精魂込めて一生懸命やるので、若い人たちが『カワイー』と奇声を上げます。