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素晴らしいお天気が続きます。
数日にして、そこらじゅうが春になりました。
近くの公園も桜が満開(日本の方は「今時!」と思うでしょうね。
あまりの見事さに思わず足を止めて・・・
北欧からコンニチワ-春11・1

北欧からコンニチワ-春11・6

北欧からコンニチワ-春11・7

ついでに公演を一周。いろんな花が一度に咲き始めています。

北欧からコンニチワ-春11・5
定番、チューリップ。

北欧からコンニチワ-春11・2
これもチューリップ。私はこういう小さい鄙びたのが好きです。

北欧からコンニチワ-春11・8
白いヤブイチゲ。スハマソウとも言うらしい。

北欧からコンニチワ-春11・3
空色ヤブイチゲ。

北欧からコンニチワ-春11・4
これ、クリスマスローズでしたっけ。

北欧からコンニチワ-春11・9
ヒヤシンス。

北欧からコンニチワ-春11・10
勿忘草。もっと濃い青だったんですが、うまく写りません。

北欧からコンニチワ-春11・11
うちに帰ってきてお隣のエニシダ。ミッセはここら辺を抜けて、森に入っていきます。

北欧からコンニチワ-春11・12
どうも最近鼻がむずむずすると思ったら、白樺が花盛りでした。
北欧にも張るがめぐってきました。



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きつつき

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スウェーデン人は一般に自然が好きです。お散歩しながら、花の名前や鳥の鳴き声を当てたりして楽しみます。
弟夫妻もその仲間。トトロは全然関心がない、珍しい類です。
ベランダで朝ごはんを食べていたら、いろんな鳥の声が聞こえてきました。
弟の奥さん、あ、あれは何鳥、これは何鳥。と良く知っているのです。
$北欧からコンニチワ-きつつきー4鳥の歌
私は最近買った「鳥の声」と言う本を持ち出してきました。
右横の黒い部分で声の録音を聞くことができます。
奥さんの言う名前の声を聞いて、「ほんとだ、合ってる!」と感激の私。
「あ、あれはキツツキ」「え、初めて聞いた」
木を叩く音は森の方で聞いたことがあるので、キツツキが住んでいることは知っていました。でも、こんな声で鳴くとは。そしたら、キツツキにもいろんな種類があって、鳴き声もいろいろだと、教わりました。
「今の声はグリューンヨーリング(灰緑色?)かスピルクローカ(真っ黒で頭が真っ赤)だよ。あと大キツツキというのがいるけど、それはチッ、チッ、って鳴くの」

ではどんな鳥かというと(括弧内はラテン語名)
北欧からコンニチワ-きつつきー1グリューンヨーリング(Pictus viridis)

北欧からコンニチワ-きつつきー2スピルクローカ(Dryocopus martius)

北欧からコンニチワ-きつつきー3大キツツキ(Dendrocopos major)

日本語でなんていうのかしら。Yamaotokoさん、知ってる?

兎に角今鳴いたのはグリューンヨーリングかスピルクローカ。
じゃ、この近くにはこのどちらかが住んでるんだ。かわいいなあ、と散々感激する私を夫妻は笑ってみてました。
朝食後、二人は恒例になったお散歩。帰ってきて、森の中で、大キツツキを見た。木を叩いてたよ。
え、あいつもいるのかあ、とまた感激。
機関銃みたいに木を叩くのは縄張りを誇示する行為なんだそうです。虫をとってるんじゃない。虫を取るときはコツコツとゆっくりほじくるんだそうです。

今日はよいお勉強をしました、はい。







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ロシアのマリア

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日本公演が正式にダメになったその日、ロシアからマリアのエージェントに連絡が入りました。
4月21日にペルミでペルゴレーシのスタバータ・マーテルを歌って欲しいと。
日本行きがアウトになって、マリアが一番がっかりするだろうな、と思っていたので、嬉しかったです。

数日前に帰ってきました。
$北欧からコンニチワ-ロシアのマリアFaceBookから
本物の歌手みたいになってきた!


ペルミってオペラと劇場で有名なんですってね。
指揮者は今39歳の新鋭、テオドール・クレンツィス。アンサンブルはムジカ・エテルナ(Musica Aeterna)。ソプラノのデボラ・ヨークとの共演です。

コンサートの様子はこちらをどうぞ。

指揮者に大変気に入られて、5月の終わりにはマーラーのコンサートで「さすらう若人の歌」を歌います。
その上に9月にはモーツアルトの Cosi fan tutte でドラベッラ役をしとめました。
これから彼女もなかなか忙しくなりそう。



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イースターの訪問客

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イースターの休みにトトロの弟、ロルフが奥さんのインゲラと遊びに来ました。
ロルフはウプサラ大学の化学の教授です。奥さんはトトロの高校時代のクラスメート。弟は8歳年下です。
この二人の出会いが傑作。
ある日インゲラからトトロに手紙が来ました。彼女がドクターをとる最終の口答試験へのご招待です。
トトロは行けなかったので、弟に電話し、聞いてあげて、と頼みました。
ここで会った二人はすっかり共鳴、両方ともイチバツで子どもが二人。何年か前に結婚しました。
$北欧からコンニチワ-ロルフとスヴェン
弟も楽器をします。小曲を作曲するのも楽しみ。作品はトトロよりいいものを作ります。
有名なジャズ曲を二人で吹きまくっています。

$北欧からコンニチワ-ロルフ・2
奥さんもフルートを少し吹きます。
(ときをさん、フルートを修理してくださってありがとう。奥さんがよろしく言ってました)
ここでは3人でトトロの編曲したスウェーデン民謡を吹いています。
だれに聞かせるのでもなく、楽しんでいます。こういうの、いいですねえ。


今、スウェーデン・ラジオの女性記者が中近東で活躍しています。セシリア・ウデーンといいます。
$北欧からコンニチワ-ウデーンセシリア・ウデーン

彼女はこの間、ジャーナリストとして、世界でもたった一人シリアに潜入、国内から情報を送りました。
子どもの時アラビアで過ごした事があり、言葉も出来るので、その関係で入れたのかなあ、と思っていました。

2-3日前、その時の状況をラジオで話していました。
あまりの大胆さに、笑ってしまいました。

国境で若い同僚、アレクサンドラと観光客として入ろうとしたら、コンピュータで正体がばれてしまった。
「貴女はジャーナリストでしょう。許可できません」という係員に、「エーッ、私は演劇教師です」と言って派手なシャールをグイッと肩に掛けなおして見せる。コンピュータの画面では彼女の名前の横で赤ランプが点滅している。「ジャーナリストとあります。絶対にダメです」「そんなー。考えられないわ」「プレスビザが発行されています。ダメです。」「あーら、分かったわ。あのね、私、昔、シリアの放送局で、アラビアの演劇について話したことがあるの。その時そんなものを貰った覚えがあるわ」
係員は今度は若いアレクサンドリアの方に向って「あなたは一体なにをするつもりなんですか」
そこで、二人は車の中で練習した嘘っぱちのストーリーを演じて見せます。
アレクサンドリア「私は11歳で母を亡くしました」
セシリア「私はそのお母さんの親友なんです。この子が結婚する時には、シリア風婚礼衣装を着ることが母親の夢でした。だから今日はバザーで式に必要なもの、参加者へのお土産なんかを買いに来たんです」
いかめしい係員はすっかり感激してビザにハンコを押してくれました。こうしてまんまと入国、レポートをします。

滞在最後の日、アレクサンドラは先に帰ってしまい、セシリアは一晩一人でホテルに泊まります。
朝、4時半頃、建物のドアをガンガン叩く音が聞こえてきます。16室あるホテルは彼女以外はだれも泊まっていません。飛び起きて、コンピュータの中にある記事を全てストックホルムに送り、胸をドキドキさせて待っていました。30分ぐらいドンドンやっても誰も開けなかったので、静かになった。と思うと、6時ごろまらドンドン。もうだめかと思ったそうです。その時もドアを開ける人がいなくて、7時に一番でチェックアウトできたそうです。帰るとき、「さっきまでドアを叩く人がいて心配でした」と言ったら、受付の男性、ニコニコわらって「花嫁衣裳やお土産を山のように持っているあなたを、どこの警察が捜すでしょう」と言ったそうです。わざと開けなかったのか、何も知らなかったのか・・・
兎に角勇気のある人です。