婚活

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今、日本では婚活という言葉が流行っているそうですね。
文春(去年の9月号ー古くてすみません)で読みました。
「『婚活』しても結婚できない若者達」という記事です。
それによると若い女性達は未だに結婚したら主婦専業になるつもりでいる。
だから結婚相手は家族を養ってくれるだけの収入がなければだめ。

「東京に住んでいる未婚女性の約40%が結婚相手の年収は六百万円以上でなければイヤだと思っている。それに対して未婚男性の中で年収が六百万円以上の人はわずか3.5%しかいない」
スウェーデンの年収で考えても45万クローナの収入の若い男性はそんなにいないと思います。
うちのスヴェンだって結婚した当時は大した収入じゃなかったし(最後までそんなにいっぱい稼いでなかったし)、私はスウェーデンに移ったばかり、言葉も分からなかったから勿論収入なし。大変でした。

$北欧からコンニチワ-Brudpar

ここの女性は結婚しても仕事するのが当たり前と思っています。
結婚したら二人の収入を合わせて食べていきます。
だから相手の収入はあまり関係ない。
お金がないから結婚しないと言う考え方はあまりないみたいです。
その代わり離婚するのも早いです。
気に入らなくなったらサッサと離婚してしまう。
そして子どもは両親の間を行ったり来たりしています。

文春の記事を読んでいると、目移りしちゃう人が以外と多いんじゃないかなと思いました。
この人いいけど、でももっと素敵な人がいるんじゃないか、とか。

ここにも、気の弱い男性がけっこういます。
結婚したいけど、デートが申し込めないとか。
そういう若者(中には40ぐらいになってもまだダメ、なんてのもいます)を見ていると、お見合いって意外といいシステムなんじゃないか、と思ったりします。
こちらにはお見合いって全然ないみたいですよ。










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何を食べればいいの

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数日前のテレビで、EU内の家畜が虐待されているというニュースをやっていました。
イギリスの動物愛護協会(?)があばいた隠し撮りの映像でした。
$北欧からコンニチワ-豚この豚は記事とは関係ありません。

豚というのは地面を掘り返す習性があるので、コンクリートの床で飼うとお互いの尻尾をかじりあってしまうのだそうです。
それを防ぐために、子豚の時に尻尾を切ってしまう。まずその映像でした。
次に、お互いの体をかじらないように、歯も抜いてしまう。
子豚の鼻を持ってぶら下げて、ペンチで歯を抜いているところが写されていました。
勿論麻酔も何もかけていない。ゾッとしました。
こういう行為はEUでは禁止されています。でも、ドイツでもデンマークでもスペインでもやっている。
スウェーデンはデンマークとドイツから豚を沢山輸入しています。
日本にも送られてるって言ってましたよ。

その後、若者で形成しているスウェーデンの動物アクティビストという団体が農場に忍び込んで取った映像が写されました(これは違法行為です)。
こちらは死んだ豚を放置してあり、その上に他の豚が乗っかって、足をかじっているところ。ウッ。
この農場はなんとスウェーデンの肉食品協会の会長の所有だそうで、今訴えられています。

これを見て腹が立たない人がいるでしょうか。
協会側は「一時的には売り上げに響くけど、1週間もすれば元に戻ります」ってなもんです。

宮沢賢治の童話に「フランドルン農場の豚」というので、丸々と太らされて殺される豚の話があります。
大変写実的な描写で(例えば殺される前に体を洗うんだけど、そのブラシが豚の毛でできていて、豚がギョッとするところなど)、賢治もこんなふうに書くんだ、と思ったことがありますが、これはそんな比じゃない。

昨日、久しぶりに買い物に行きました。
スーパーで肉を買おうと思ったんだけど、なんか「うっ」となってしまって、何も買わないで帰ってきました。
晩御飯はだから野菜、根菜の天ぷらでした。

今後は羊か猪かムースかカモシカを食べるしかないか。
しばらくは菜食です。

日本ではどうなってるんでしょうか。







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SAAB

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前にいきさつを書きましたが、SAABが生き残ることになりました。
以前の記事はこちら

売却先はオランダの高級スポーツカー製作会社、スパイカー。
北欧からコンニチワ-Spyker/VD
社長のヴィクトール・ムラーです。

北欧からコンニチワ-Spyker/car
これがその高級車。
規模は小さく、年間30-40台のスポーツカー製作。
従業員は100人程度。
赤字どっぷりの会社だそうです。

サーブの本拠があるトロルヘッタンはみんな大喜び。
しかし、こんな小さい会社が今後どうやってSAABを黒字にもっていくのか、懐疑的な発言も聞かれます。
背後にどんな投資家が潜んでいるのか(ロシアやアラブ)、お金を工面するのはじょうずだけど、経営はいまひとつ、なんて囁かれています。
9つの命を持つと言われるサーブも今までにいくつ命を使ってしまったのやら。
今後も取り沙汰されそうです。






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ガブリエラ・モンテロ

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ガブリエラ・モンテロというベネズエラのピアニストをテレビで見ました。
皆さんはきっともうご存知のアーティストですよね。
$北欧からコンニチワ-モンテロ
彼女はインプロのすごい特技があります。
今回はドイツで行われたコンサート。
観客のリクエストのメロディーを主題にして、即座に曲を作ります。
それも半端じゃない。
1曲目はプッチーニのオペラを即座にバッハスタイルに作り変え、カウンター・ポイントの極を聞かせてくれるかと思うと、ドイツの民謡はモーツアルト風、ハリー・ポッターの主題歌はタンゴのよう、ドイツの国家まで飛び出し、最後に二人の別々の注文(ショパンとラテンアメリカの民謡)を一つにして、ファンタジア的な作品にしてしまう。
クラシックの世界が、質の高さを守ったまま急に身近なものになります。
私の周りにも即興の出来るクラシックの音楽家は何人かいますが、この人は凄い。
その上にクラシックの普通のピアニストとしてブラームスのOP118、アルゼンチンの作曲家、Alberto Ginasteras のピアノソナタ1番を披露しました。
特に最後のジナステラスのソナタがよかったです。
すごいテクニックを要求される、力強い曲ですが、その上を流れるような情緒、描写が浮かび上がってくる。
昨日のアイスダンスを思い出しました。

YouTube で見つけました。
どうぞ。
こういうのもありました。ベートーベン第九の合唱


フィギュアスケート

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日曜日までフィギアスケートのヨーロッパ選手権でした。
私はフィギュアスケートが大好きで、毎日、テレビにかじりついていました。
最近、クラシックのほうは規定が厳しくなり、テクニカルオンパレードじゃないとダメになりました。
その上惚れ惚れするような演技を見せるプルチェンコ、ランビエールが引退、つまらなくなりました。
それでアイスダンスのほうが面白いな、と思っていたのです。

$北欧からコンニチワ-ランビエール
ところが、今年はプルチェンコもランビエールも戻ってきました。
そして、1位と2位を獲得。
3位のジュベールとで、またまた、面白くなってきました。
オリンピックが楽しみです。

アイスダンスも今年のファイナルは本当に良かった。
上位6位ぐらいまでは、技術的に確実で、そのうえ、表現力が素晴らしかったです。
みんな割りに内面的な表現を必要とする内容だったので、終わってもすぐに笑顔に戻れない。それほど精魂を込めて演技しているのですね。
それと音楽もよいものを使っているし、体の動きが音楽とピッタリあっているので、見ていて気持ちがよかったです。

音大で教えていた時にアイスダンスがこの域に達していたら、学生と見たかったです。
ものすごいスピードで氷の上を走るのだから、技術も半端では絶対に成功しない。
そしてその上にあってこその演技。体と感情と技術がピタリとあっって初めて、見ていてわくわくするパーフォーマンスになることが非常によく分かります。
音大の学生には技術取得ばかり熱心なのが大勢いました。
勿論技術あってこその表現なんだけど、そこに行く前に満足しちゃう人が多いんですね。

一度、アルト歌手、アンナ・ラーソンのレッスンを見たことがあります。
生徒は今マーラーのCD録音を終わったマリア・フォシュストロームだったんだけど、凄く熱の入った授業でした。
そして、帰ろうとするマリアに「舞台に立つというのは、きれいなドレス着て歌うんだけど、実際には裸で立っているのよ。正直に自分を出す勇気がなければ、お客さんは感動してくれない」と言いました。
彼女の人柄が分かるような気がしました。

アイスダンス・ファイナルの映像は こちら。
今後1ヶ月ぐらいは見られるはずです。