久しぶりのブログ更新です。なんか、微妙に疲れ気味で、とりあえずひたすら引きこもって動画作ってました・・・(;'∀')

 その成果もあってか、先日はYouTubeの1日の再生数が5万再生を超えました!!



 今までは、収益のメインはニコニコだったのですが、今後はYouTubeの方も積極的に収益増やせるように工夫していきたいと思います。

 それから、視聴数が増えてきたんで、ついでにニコ生のアーカイブもつべにアップすることにしました。



 ほとんど、まとめ動画なんですが、まとめ動画も見た人がついでにこっちのアーカイブの方も観てくれるようになってくれたら良いなーと思います(ついでに、最近BADボタン押されまくってるんで、良かったらアーカイブ視聴した方はGOODボタン押しておいてもらえると嬉しいですw)

 まあ、近況報告はこんなとこで、本題へ・・・

 今回は、「分析記述の大切さ」というテーマなんですが、実はコレ最近ハマっている信州読書会の方が語っていたテーマで、「あーなるほどなー」と思ったので、私なりの感想を書いてみたいと思います。



 ここで、語られている内容は、単純に目の前で起きている現実について客観的に分析して記述することの大切さです。日本人は、この分析記述というのがあまり出来ていないことが多く、また、この分析記述という基本が出来ていないままで、○○理論みたいな理論体系を打ち立てるとロクなことにならない、とまあそんなことでした。

 これは、物凄く納得出来る話で、このような現実の分析記述が出来ていない状況で、○○理論みたいなものを下手に学んでしまうと、現実を元に物事を考えるのではなく、○○理論をもとに物事を考えるようになってしまうんですね(-_-;)

 まあ、俺も結構そういう傾向があるので注意しなきゃいけないのですが、しかし、こういう○○理論をもとに物事を考えたり話してる奴ってのはとにかく話をしてもつまらないんです・・・。例えば、何か「こういう問題についてどう思いますか?」とか聞いてみた時に、「いやあ、それはこうなんだよ・・・」とか速攻で返してくる奴っているじゃないですか。そういう人間を見て、「こんなに即答できるのは凄い!!」と錯覚してしまう人もいるのかもしれないですが、実際はそんなもん凄くもなんともなくて、要は単に、「○○理論」みたいなものを持っていて、それに基づいて機械的に反応してるだけなんですね。

 要は、思考のクッション挟まずに、○○理論の体系に組み込んで、つまり方程式に数字を入れ込んで回答を出すのと同じように機械的に回答を出してしまう。バカはその反応力の早さと自信満々に答える様子に感心するのですが、その「○○理論」を知っている人間からすると、あまりにも決まりきった定形的な返答にうんざりさせられる。特に、コチラが本音をぶつけている時に、このような機械的な定形的な答えを返されると、本当にウンザリするんですね・・・「テメーは自分の言葉でしゃべれねーのか?!」とキレたくなるんです(僕の場合実際にキレることもありますw)。

 こういうクソマニュアル野郎と話をするくらいなら、ハタチそこそこの女子大生とかと話してた方がまだ楽しい。そういう子はえてして、小難しい理論書とか読んでマニュアル的な理論体系を獲得したりしないので、何か質問をなげかければ、ちゃんと自分の頭で考えて自分なりの言葉で説明しようとするからです。

 私は以前、「テンプレ保守」批判というのを行っていたのですが、結局それも同じことです。例えば、集団的自衛権についてどう思う?と聞けば、「集団的自衛権は国連憲章で認められた権利だから日本も行使できるようにするべきです!!」とか、現行憲法についてどう思う?と聞けば「今の憲法はGHQによる押しつけ憲法だから改正すべきだと思います!!」みたいな・・・。

 こういう回答の何が不愉快なのかといえば、小学生並みのバカ丸出しの回答なのもさることながら、もう「1+1は2です」と答えるのと同じくらいに、自信満々で自分の発言が正しいと確信してることなんですね。要は、テンプレ保守における「保守主義かくあるべし」みたいな問答集の回答に、「集団的自衛権は~である」とか「現行憲法は~である」といった回答が書いてあるので、もうその答えが正しいことは「平安京が出来たのは794年です」と同じ程度に自明の答えになってるんです。

 これのオカシな皮肉が、「学校教育がー」とか「日教組教育の弊害がー」とか言って批判してるテンプレ保守の連中こそが、まさしくその用意された答えをひたすら暗記して回答するだけの日本式教育の最悪の陥穽にそのまま落ち込んでいるという点です。

 要はこいつ等は、「憲法9条は素晴らしいです!!憲法9条を守りましょう!!」とか言ってる左翼の連中と少なくとも同程度にバカだということです。いや、もしかしたらそれ以下かも・・・つまり、「憲法9条は素晴らしいです!!」という教育制度で落ちこぼれた連中が、「いや実は憲法9条は素晴らしいというのは嘘なんだよ」と言ってる別の詐欺師に騙されて、今度は「憲法9条が素晴らしいという話は嘘だったんだ!!憲法9条はGHQに押しつけられたクソ憲法だから変えるべきだー!!」と騒いでいる・・・。オルテガは「バカは墓場に入るまでずっとバカだ」と言いましたが、結局、「自分は学校教育に騙されていた―」とか言ってるバカが今度は似非右翼評論家センセイに騙されているんですね。

 じゃあ、現実的に分析記述するとはどういうことかといえば、憲法9条には良い点も悪い点もあるとしか言いようがない。特定の状況においては良い方向に作用するし、別の状況においては悪い方向にも作用し得る。

 かつて『軍鶏』という格闘漫画で、主人公が達人の爺さんに「人体は何で出来ている?水か?肉か?骨か・・・?」と問われて、「色々だ」と答えるシーンがあったのですが、まさに「憲法9条は良いか?悪いか?」と聞かれても「状況によって良い面もあるし、悪い面もある」としか言えないんです(もちろん、このような前提を踏まえた上で、では現在の状況においてどうすべきか?という議論は成り立ち得ます)。

 まあ、もちろん、人間は時間や能力に限界があるので、あらゆる問題について良い点悪い点を全て踏まえて総合的に分析して的確な回答をはじき出すということは不可能なのですが、それでもまあせいぜい「最新の○○理論においては△△で~」みたいに偉そうに語ってる人間に対して、斜め目線からツッコミを入れてバカにしたり茶化したりするくらいの余裕と視点の柔軟性くらいは確保しておくべきかなーと思います(まあ、一方で、ある場面においては、特定の人物の主張をしっかりと理解しようとする真摯な姿勢も必要であることは言うまでもありませんが)。


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