1/3【経済討論】日本経済よ何処へ[桜H27/5/23]

久しぶりにチャンネル桜の討論を見てみたのでレビューでも書こうかなと。何度かニコ生のチャンネル放送でご一緒させていただいている松田さんが出演していたのと三橋貴明さんが過去最高の面白さと絶賛していたので、楽しみにしていたのですが、まあワリと内容は普通の・・・というかいつも通りの感じの討論だったような気がします。

それで、まあ国家戦略特区BLOGのみぬささんも指摘しているのですが、どうやら高橋洋一は財政政策の失敗は金融政策ではカバー出来ないと認めたようですね。

『リフレ派・高橋洋一氏の自白』

さらに高橋洋一氏は「消費税増税という財政政策の失敗が無ければ今頃アベノミクスは上手く行っていた」と続けました。つまり『財政政策>>金融政策』という現実を素直に認めたのです。安倍政権のリフレ政策を肯定していた二人の自白は、デフレが続く日本の処方箋は『積極財政』であるとの宣言でしょう。

『消費税廃止への処方箋』


高橋洋一の話を聞いて、やはりどこか論理的に破綻しているよなと思うのは、

まず最初に財政政策の失敗は金融政策ではカバー不可能なほどの負のインパクトをもたらす

⇒消費税増税という財政政策の失敗によるマイナス効果は、財政政策でなければカバー不可能(逆に言えば財政政策の失敗なので、積極財政により一定程度カバーすることが可能)

⇒財政政策の失敗は金融政策でカバー不可能なほどのマイナスのインパクトを与え、かつ、その失敗は積極財政である程度カバーが可能、この際金融政策のみでカバーすることは不可能、しかし、景気回復、GDP成長のための景気対策は金融政策の方が有効


という謎のロジックです。簡単に言えば、財政政策の方が短期的に経済に(金融政策ではその影響を相殺しきれないほど)大きな影響を及ぼすと認めながら、それでも景気回復のためには金融政策の方が有効であると主張し続けているワケです。ちなみに、上念司や浜田宏一も増税前には「消費税増税(財政政策)の負の影響は金融緩和でカバー出来る」と主張していましたが、現在では、「景気が良くならないのは消費税増税のせいだ!!」と述べているワケで、そうなれば、単純に言って、少なくとも短期的には金融政策より財政政策の方が効果は大きいと認めているワケです。なおかつ、リフレ派は財政政策の効果を否定する論拠としてマンデルフレミングは挙げていて、なおかつ浜田宏一に関しては消費税増税の負の影響はさほど大きくならないであろうという推論の根拠としてマンデルフレミングを挙げていたのですが、現実には消費税増税の影響は予想以上に大きかったことを認めています。

となれば、おそらくは財政政策におけるマンデルフレミングの効果は少なくとも予想よりも小さかったということはほぼ証明されているワケで、それまでの財政政策否定論の根拠は潰されているのです。

『金融政策万能論の終焉』

チャンネル桜の久し振りの経済討論を視聴したのですが、驚いたのは、野口旭氏が「リフレ派は金融緩和をしても民間貸出しが増えるとは誰も言っていない」との主旨の発言をしたことです。金融緩和で景気が良くなる仕組みをリフレ派は語りませんでしたが、相関関係まで否定したら正に金融緩和の自己否定です。


再びみぬささんの文章を引用してみましたが、財政政策の乗数効果とは異なり、リフレ派は金融政策による景気回復プロセスも景気回復との因果関係も論理的に証明できていいないワケで、もはや実証的にも論理的にもリフレ派の金融政策重視の論拠はほとんど全面的に崩れ去ったと言わざるを得ないのではないでしょうか?少なくとも、財政政策との比較における優位性の根拠は何一つないというのが現在の状況であると思います。


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