2006-04-21 06:45:37

エールは届いているか。

テーマ:
【東京大学応援部物語(本)】 

●著者 :最相葉月
●出版社:集英社(2003. 9 発行)
●価格 :¥1,575


作者が、東大の応援団に1年間密着して
書き上げたルポ。
いやー、熱い本だ。
文章はこの人の持ち味である、
クールで知的なものなんだけど、
何せ主人公は応援団。
熱いというか、暑苦しい男たちが、これでもかと
いうくらい拳を振り上げ、魂の雄叫びをあげる
様子が、臨場感たっぷりに描かれているので、
おのずと、こちらにもその激情が乗り移って
くるような思いになるのだ。

応援団といっても、東大ともなると
他とひと味違うのではないか?
そんな先入観もあったが、やはり応援団は応援団。
伝統としきたり、鉄拳制裁も当然の絶対的な上下関係、
厳しい日々の練習など、
イメージ通りの姿がそこにはある。

しかし東大の応援団には、ある特殊な事情がある。
それは、ほとんど勝つ喜びを得られないということ。
私大と違って、東大にはスポーツ推薦などは
もちろんなく、スポーツ部においての
力の差は歴然としている。
六大学野球などを見ても、完全なお荷物状態だ。
しかし彼らは、そんな状態であっても
例え9回の時点で10点差をつけられ
負けていたとしても、東大の勝利を信じて、
旗を掲げ、声を振り絞るのだ。

無論、彼らもそんな状況を無条件に
受け入れているわけではない。
自分たちは何のために応援しているのか?
結局は自己満足に過ぎないんじゃないか?
声を枯らしてスタンドに立つその傍らでは、
そんな疑問、葛藤が現れては消えているのだ。
しかしその心の声も、数少ない勝利の
興奮と喜びの前には、一瞬にかき消される。
連敗に耐え、東大野球部が立教に勝つシーンは
手に汗握り、目頭を熱くして読んだ。

これだけ誰かのために、全てをかけて
応援したという事実は、大きな自信となって
以後の人生を切り開いていく
エネルギーになるにちがいない。
人を応援できる者が、自分を信じられない
わけがないのだから。


■個人的ハマリ度  ★★★★(★5つが最高)
最相 葉月
東京大学応援部物語


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