2008-04-22 21:29:39

自慢の先輩N

テーマ:警察官のプライベート

数多い自慢の先輩のうち、今日は同学年なのに先輩であるN先輩の話。

この先輩、私より拝命が半年早い。
それでも、一応は先輩。
通常、先輩であれば○○さんと呼ぶのが基本の世界だが、私が勤務していた警察署は署員が僅か200名程。新宿警察署なんかと比べると実に4分の1程度。なもんで、かしこまった呼び方ではなく体育会系のノリで上の人間を○○先輩と呼ぶのが伝統。

で、このN先輩は同学年だし放たつ空気が実に私と似ているためか、プライベートでは非常に仲良しこよし。

今後このN先輩は何度も登場するので、今回はどんな輩なのかだけちょっとだけ紹介します。

N先輩の部屋(一人部屋)は綺麗な時と汚い時の差が異常なまでに激しい。汚い時は正にブタ小屋だ。そんなブタ小屋の山の中に埋もれていた一枚のCD。それは今は亡き村下孝蔵の「初恋」
実に渋い男じゃないかN先輩。この時初めて私は村下孝蔵を知った。

彼のカラオケの十八番は「初恋」もそうだが、あの「軌跡の地球」だ。一人でMr.Childrenと桑田佳祐のモノマネをしながら直立不動で歌う。これがムカツクくらい上手い。これでオチたキャバクラのお姉ちゃんは私が知ってるだけで1、2、3…・・・ムカツクからやめとこう。他はシャ乱Qあたりだろうか。彼の歌う曲の8割はモノマネだ。私から言わせれば、芸能人にでもなってマイク業をこなした方がいいんじゃないかと思う。

かなりぶっ飛んだ妄想癖の持ち主でもある。
あたかも実在する本を読んだかのような読書感想分を書いて、金賞受賞。
題名
「人として」を読んで。
実生活と真逆なタイトルで金賞とは。この男、ただもんではない。人としてどうなんだ???(笑)





こんな事もあった。

一度も剣道の稽古もせずに署の大会に出た時がある。結果、1番強いと言われていた男(四段)から見事なまでの抜き胴で勝利。そのまんま優勝。


かと思えば、夜の街へ繰り出した時の事。

彼は毎度出かけ前には風呂に入り体を清めるのだがある時、妙に女性のフェロモン系の匂いが彼から漂ってくるので、


「先輩ずいぶんといい匂いしますね」


これに対し先輩は


「やっちまった~~」


どうやらいつも以上にリンスを塗りたくったはいいが、流し忘れてきたらしい。途中で気づけよ・・・



馬鹿と天才は紙一重、正にこの言葉がピッタリな男。


この先輩、私と同じ高卒での拝命だが、偏差値70オーバーの地元では有名な名門高校を卒業している。



警察官ってのはガンコで融通がきかない。

こんなイメージが少なからず国民には根付いていると思うけど、彼は真逆だ。

で、こういうタイプの警察官が国を支えていると思うと一見不安視されがちだが、実は違う。

N先輩のような警察官こそが今の警察社会にとって貴重な存在なのだ。

ある程度は臨機応変に対応しつつ、ポイントはしっかり押さえて事を成す。


言い換えれば、法律の元に雁字搦めに職務を全うするのではなく、本当の意味での社会秩序って何なんだろうという事を常に考え自己犠牲をも辞さず職責をこなしていくタイプ。




N先輩は現在、警視庁本部で歌うマイクから都民を守るマイクに持ち変え、日夜職務を全うしている。

彼の口癖は「人として・・・」





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2008-04-06 12:43:04

警察官と酒(基本編)

テーマ:警察官のプライベート
私のように高卒で警察官になるって事は、同期の大半は学校にいる間は未成年だ。

酒もタバコもご法度!

と思いきや

ここだけの治外法権が存在する。

確かに煙草に関してはグーでブン殴られる。私、自慢ではないが何度もスパルタ教育を受けちゃったわけよ…

しかしながら酒に関してだけでいえば寛大だ。勿論、普段から部屋(居室)で飲むなんざ許される事ではない。
学校には「憩い」なる、むかーしのレストランを思わせる飲食店が存在する。ここでは不定期ながらも教場(クラス)ごとに宴会が行われる事がある。当然、教官も同席する。この場だけならばヘベレケに酔っ払おうが関係ないんだ。酒好きには堪らない時間帯ってわけさ。でもって一番辛いのは、酒は嫌いでも煙草が大好きな未成年。つまり私のような輩(笑)
煙草は吸えないわ、気持ち悪いわで生きた心地もへったくれもない…

何故に酒はオッケーなのか?
簡単な事だ。卒業すれば毎日のように酒の席を体験する事になる。そんな時に飲めませんでは洒落にならない。これが現実なわけで(笑)
皆さんも社会人になって何度も飲む機会が増えていると思う。しかしながら皆さんが体験しているような飲みかたでは警察社会は渡っていけない。酒が飲めようが飲めなかろうが、浴びるように飲む!これが警察社会。
お店側から「勘弁してください」と言わせてしまうのは警察官の飲み会以外に聞いた事がない。
それくらい毎日のように浴びて浴びて記憶も飛ばしていく。

こんな事の繰り返しだ。幾ら酒が嫌いな私でも20歳を迎える頃にはビールなしでは堪えられない体質と化してしまったのだ(笑)

当然、酒の席での失敗は数知れず…
これは後の日記で書いてく事にしよう。

因みに今でこそ酒好きだが、当時の先輩達と飲む時には相変わらず「ゲコ野郎」と言われてる私。
とにかく酒の飲みかたは尋常ではないって事を頭の片隅にでも記憶しておいてくださいまし!



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2008-04-04 09:01:26

警察署の屋上事情

テーマ:警察官のプライベート
私の居た警察署(PS)の毎年の恒例といえば、寮員の仲間うちでの日焼けだ。とはいえ、そんな事をするのはごく一部の人間にすぎないわけで。その中には決して真面目な警察官(PM)など見当たらないのが悲しい。

「警察官たるもの、服を脱いだ瞬間に白い肌を露出するなんざあってはならぬ!黒光りしてなんぼじゃ」
こう言い放つのは地域2係H先輩。今回は二人での日焼け計画

全裸になりオイルを塗りたくり仰向けになるわけだが、さすがにコンクリートの地面に直接体を密着させるのは厳しい…

「おい、何か敷くもの持ってこいよ」

探すもなかなか見つからず、H先輩には遠足で使う敷物。私は仕方なく今朝読んだスポーツ新聞を使う事にした。

二人並んで全裸。しかもテッカテカな姿。
そこだけはハワイのリゾートビーチ(笑)
のはずが、耳元から流れるラジオは蕎麦屋で聞くような演歌ばかり。この炎天下で、しかも男二人で聴く「兄弟船」…虚しい限りだ。

2時間後

「風呂入ってビール飲むか!」
体の色は気にしても体型は気にならない二人。アホだ…

自分がH先輩の前を歩いて間もなく、

「おまえ、いい女背負ってんじゃねえか(◎o◎)!!」

「えっ、何すか?」

風呂に行くはずが、そのまま刑事部屋へ連れていかれ、そこにいたマル暴の係長いわく、

「お前、いつ墨入れやがったんだ?まぁ、センスはいい!」

集まる捜査員は皆嬉しそうな顔だ…
早く自分の背中が見たい。

4~5分位の出来事ながら、解放されるまでの時間がえらい長く感じた。

トイレに駆け込み、背中を確認…
ん?

そこには見事な裸体の女が居た。しかも背中のセンターサークルを独占。で、とびっきりの笑顔、かつ巨乳。

新聞の記事が背中に写り込んでしまったんだ(◎o◎)!!

その女、それから3日くらい私の背中で笑い続けていた。

もちろん出勤もパトロール時も常に笑顔で同行。真面目な顔しても背中で笑う女がいるんだ。

そんな制服警察官など、あってはならぬ話だが想像してみよう!への字口で目付きの悪い警察官を見かけたら、きっと背中にステキな女性を背負ってるだろう(笑)

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