よくオーディション必勝法とか、ちょっといかがわしいSNS記事などで見かけます。
そもそも、そんな都合の良い方法何てあると思いますか?
書いてある内容の1部を見たら、名前や挨拶をはっきりとか、姿勢良くとかありきたりの基本しか書いておらず、酷いのになると相手の望む事をやれば良いとか最もらしい事を書いてありますが、相手の望む本音ってわかりますか?○○が出来るとか△△が上手いのを求めるとか表面上のはわかりますが、それをすれば必勝ですか?

まずはオーディションに受かるとはどういう事?落ちるってどういう事?受かるのが勝ち落ちるのが負けですか?落ちる時は何をすれば良かったのですか?わかりますか?

まず、オーディションというのは大きく訳て3つありますが、③の誰でも受かる養成所とか劇団などのオーディションは論外なので、2つについてお話します。
①勝負するオーディション
これは自分の本分、自分の本筋、つまり自分の分野、2枚目なら2枚目、面白系なら面白系、自分キャラを求められてる場合。

これは勝負だから勝ちにいかなければならないオーディションです。勿論、得意分野でありますから、とことん自分を出せば良いだけで思いっきりやって下さいませ。
落ちたら、思いっきりが足りなかっただけで、次は今回以上にやれば良いだけで、落ち込む必要は全くありません。

②その他のオーディション
大概はこれに当たりますが、これは時の運、落ちても全く気にする必要はありません。相手のイメージ、出演者のバランス、対戦相手の良し悪しによって合否が左右されるだけで落ちても「貴方が悪くて落ちた訳では無い」ので全く気にする必要はありません。例えば、CM、映画、再現Vなどがこれにあたり、プロ仕様なら40連敗50連敗は当たり前の世界だからです。プロ仕様なら当然対戦相手もプロですから強い訳で、半アマの一般公募とは全然違います。
では、どうすれば良いか?
大切なのは自分の爪痕を残して「覚えて貰う事」。
考えるべきは、そのオーディションの主旨は絶対に壊してはいけないが、それを踏まえた上で「自分の意外性」を見せる事。相手はあっ!と思った人間は記憶に残ります。それを繰り返せば、誰かの印象に残り、今度は自分のキャラに合ったキャスティングがあった際にあいついたなと思い出され、オーディション無しで呼ばれる可能性が高くあるからです。うちの事務所でも2~3回ありました。
つまり、オーディションに落ちて仕事が来たという事になります。
いかがでしょうか?
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最近、声優志望者が急増しています。折からのアニメブーム、今の子達は生まれた時からヒットアニメがあり、ゲームや諸々媒体が氾濫する環境で育って来ていますから仕方ないのかもしれませんが、よくよく考えてみて下さい。そんなに広いキャパシティですか?それに俳優女優と違い年齢関係ありませんから、ベテランが沢山つかえています。只でさえ狭いキャパで熟練者が多数いて、若者が入り込む余地が多数あると思いますか?
簡単になれるのでは?と考えていませんか?

そういう現状にありながら、声優志望者募集とかけると人間が沢山集まります。当然、怪しい養成所に人が集まり問題が多数発生するでしょう。

声優が悪い訳ではありません。そもそも我々の時代に声優という職業者は存在しませんでした。声優というのは「俳優女優の仕事の中の1つ」という認識でした。野沢雅子さん、古川登志夫さんを始めベテランの今で言う大御所声優さん達のほとんどが、俳優女優でありテレビや舞台で顔出しで仕事をしていたり、自分で劇団を持っていたりでした。ですから、かつては声優という意識が無く、自分は俳優女優であるという認識だったと思います。
声優志望が悪いと言ってるのではありません。もっと広い視野、広い認識で活動した方が結果的に成功に近くなるのでは?
と感じています。
穿った言い方をすれば、器量に自信の無い自分でもアニメが大好きなら、声優なら簡単になれちゃうのでは?という勘違いだけは止めて欲しいと思うからです。
俳優女優が偉い訳ではありません。テレビや映画が中心と言ってますが、かつてテレビの無かった時代、マスコミの中心はラジオでしたよ。ラジオが社会を動かした時代もありました。その時代の生き残りさんが今でも活躍していますよ。黒柳徹子さんはかつてのラジオ時代のスターさんでもありました。
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カジノ法案が成立して、巷にギャンブルが氾濫しそうです。ギャンブルをやった事ありますか?勝った事ありますか?勝ってる人を羨ましいと思いますか?

先日、ある現場で久し振りKという先輩にお会いしました。この先輩は本物のギャンブル勝ち組です。それは30年近くきちんと記録してある結果だと言っていました。総額では新車の外車一台は買える金額だそうです。やってたのは麻雀、オープン戦ながらあの雀聖○井章一さんとも卓を囲んだ事もあったそうです。芝居はきちんとやっていましたがそれ以外は雀荘に入り浸り、年間300日以上いた事もあったそうです。当然、バイトなどはせずに暮らしていたとの事です。
若い時は役者で食えなくても麻雀打ちで食えりゃあ良い何ても思っていたそうです。とは言ってもさすがに麻雀だけでは贅沢出来る生活は無理で質素な生活でしたが、勝ち続ける事がどれだけ難しいかと身を持って感じるほど、のめりこみましたが、勝ちトータルは積み上がり、勝ち組になりました。昔、1度Kさんの通ってた雀荘に行く機会がありましたが、壁に大会優勝者や月刊賞の貼り紙に沢山Kさんの名前が書いてあったのを思いだします。文字通り、Kさんはギャンブル勝ち組でした。

さて、皆さんはKさんを羨ましいと思いますか?自分もそうなりたいって思いますか?

7〜8年前、Kさんは麻雀をきっぱり止めたそうです。年齢が上がり体力的な面と精神的な面がきつくなってきた事もあったそうですが、1つ大きな思いがあったそうです。
「俺は長い事、麻雀をやってきた。そして勝ち組であり続けた。大金は稼げなかったが生活をしのげた。しかし、それと引き換えに大切なモノを失った。それは『貴重な時間を』。もしあの勝つ為にささげた熱、費やした時間を本業に傾けていたら、今はきっと違った事になってただろうと思うから」

こうして、Kさんは今はバイト生活しながら地道に生活しています。



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