民主党支持者でない私が言うのもなんだと思いますが、民主党に投票した日本人は、もう少し、責任をもって現政権を見つめてあげたらと思う。
小沢一郎がなんだかんだ言っても、彼の政治手法は自民党から何ら変わっておらず、だからこそ投票された方々も多いのではないとか思う。
ただ、何となく風まかせて…と投票したのなら、それはそれで、一票の重みを体感して欲しいと私は思う。

厳しい事を敢えて申しますが、今までの自民党政権の時も、大凡考え方が違う社会党と組んで、その後は、公明党とも組んで、政権を維持してきた自民党の時も、大凡いい加減な投票をしてきたんじゃないかなと思う。

先の総選挙が偏向報道の末の政権交代という人もいらっしゃいますが、私はそうは思わない。
今のマスコミを見ているとかなり民主党に悪いような偏向報道がされているのは一目瞭然で、はっきり申せば、マスコミは自民党であれ、民主党であれ、恐らく公明党であれ、なんであれ、真偽の内容や政策の中身などは関係なく、非難するばかりで、「政治など関心をもつな!もっとくだらない番組を見て、脳みそを麻痺して快楽に浸れ!」とマスコミ全体がそうしかけているだけ。
私のような自民党よりの人間も、民主党よりの人間も、マスコミの意味のない無節操な政治放送に「やれ偏向報道だ!」と言い合うことを楽しんで、利用しているように見える。

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今朝のみのもんたの朝ズバ!で、みのもんたは、かつてのヒットラーを引き合いにして、小沢非難を遠回しに相変わらずしていたが、小沢にヒットラー程の言論の力はないし、人気もない。大凡比較にあたらないのであるが、プロパガンダ的に反小沢キャンペーンをするのはお得意らしい。

民主党議員は、今さらながら政調を復活しろ!と言っているが、個人的には復活した方が良いと思っているが、でも、民主党は先の選挙で「政治主導!」を掲げて政権をとった政党であり、政権をとったらば、政権党と与党は同じなわけですから、政調は必要なくて、むしろ当時の民主党が自民党を非難したように与党政調が業界団体などとの癒着の温床にもなりかねないから、そう言ったんだと私は記憶しているが、それもこれも、ろくろく民主党が何をどうしたいか知らないまま投票した国民の責任だと私は思う。
この政策協議の場について、これは小沢幹事長に権力が集中していて悪いと言っているが、私からすれば、何を今さらと思うし、党務を任された小沢が政策立案側の政府、つまり内閣ですが、このお歴々の政治主導を実現するように、つまりはマニフェストを実現するために動いているに過ぎないと思っている。

今の日本人は、どうも先々考えずに動きすぎる傾向が強い。
行動する事は大切だとは思うが、きちんと言っていることや書いてあることを何も読まずに、聞かずにただただ流れに身を任せて浮き草のように生きている。
民主党のマニフェストは、読めば自分で十分判断がつくようなマニフェストだったと思う。
大凡表紙の政権交代という文字しか見ずに投票したのは、国民の責任も少しはある。

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自民党は、米国CIA党となって久しく、一度解体してしまって良いと思う。
綱領すら出来上がっていない民主党も綱領を作成する過程で、一度整理された方が良い。
非現実的なことばかり言う社民党も現実的な政策を創り上げて行く過程で、消滅した方が良いと思う。
その繋ぎの為には、民主党に頑張ってもらわざるを得ないが、せめてマスコミは、重要な政策の論点を整理して、いちいち特番を組んで放送して欲しい。NHKだけで良いので!

こども手当が正式に入国した外国人労働者のこども達も対象である可能性がある性質である手当と、どれくらいの方々ご存じなんでしょうかね?その外国人のご子息が日本にいなくても支払われる可能性があるということも…

国民は、もっと知るべきである!