インターハイ・近畿大会を振り返った、

スキー部通信「シーハイル」第55号を執筆中。


選手が提出した感想を読んでいると、

一生懸命に取り組んでいること、

素晴らしい経験をしたことが随所にうかがえる。


スキーは個人スポーツだけど、

一人では何も出来ない。

多くの方の支えやご協力、理解や応援があって、

今日も明日も、我々はスタートバーを切ることが出来る。

選手たちはインターハイの順延や近畿大会の総合優勝を通じて、

多くのことを学んできた。


こうやって感想文として書き記すことは、

経験を自分のモノにする最後の大事な作業。

この作業を怠ったら、

経験も50%しか自分には残らない。

経験を「インプット」することで50%、

経験を「アウトプット」することで、

ようやく100%となる。

書くことで、本当に自分のものとなるのだ。


毎日を一生懸命に生き、

妥協することなく、甘えることなく、手を抜くことなく、

失敗しても成功しても、

いつも礼儀正しく、いつもアスリートらしく、

強くたくましく育っていってほしい☆


まもなく、保護者とOBの手元に届きます!

お楽しみに☆




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ここ数年、うちのチームで取り組んでいる戦い方。
名付けて、
「結果は後から付いてくる戦法」!

脳科学の林先生は、
・未来に意識を持っていくと、緊張して体が動かなくなる。
とおっしゃっていた。
この「未来に意識」というのは、
良い結果のイメージも、
悪い結果のイメージも、
両方に該当するという。

例えば、
・ここで○○なら優勝だ!
とか、
・ここで失敗したら○○だ!
など。
2つ目の失敗をイメージしたらダメだというのは、
よくわかるが、
成功に対する未来への意識も、
試合では脳はマイナスに働くという。

林先生は、なでしこジャパンを例にとって、
こうおっしゃっていた。
・ゴールを決めたら優勝
・もし外したら…
どちらも未来への意識で緊張し、よいパフォーマンスが出来ないと。
だから、考えることは、
「未来ではなく、現在のこと」
と、林先生。
現在のこととは、
「今、すべきこと」。
今、すべきことに、意識を集中することが大事なのだ。
例えばなでしこジャパンでは、
ゴールを決めたらとか、
外したらとかではなく、
単純に、今目の前にあるボールを蹴って枠の中にいれるだけ。

スキーでも同じことが言える。
・○秒で下りてきたら○○点だ。
・一本目よかったから、二本目もこのタイム差なら○○点が付く。
その他にも、
予選で一本目○位だって、
このまま行けばインターハイに出場できる、
など、
未来へ意識を飛ばしたら、
その○点が自分で自分にプレッシャーをかけてしまい、
体は固くなって、自分の滑りは出来ないもの。
よってタイムも悪く、
さっき計算したポイントやタイム差、順位は、
泡となって消えてしまうもの。

だから、試合の時は、
「ポイント計算禁止!
タイム差計算禁止!
順位計算禁止!」
なのだ。
では意識を現在に戻して、
何を考える(意識する)べきか。
それは簡単。
いつも練習でコーチに言われていることを一つだけ頭に入れて滑るだけ。
未来を計算するのではなく、
今すべき動きに全力を注ぎ、
淡々とそれをするだけなのだ。

昔の人は上手く言ったものだ。
「結果は後から付いてくる」と☆

一本目終わった時点でタイム差からポイント計算しなくても、
レースが終わったらポイントは自動的についてくるものなのだから!

明日から滋賀県マキノの国境高原スノーパークにで、
B級・マックアースカップ国境高原2012
が始まる。
ポイント計算禁止で、
自分のすべき動きだけを意識して、
レースに取り組んでほしい☆
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2012 近畿大会 男子総合優勝!

テーマ:

1点差の1位で迎えた最終日、

1本目のセットでは、何とか総合優勝を掴み取りたいと考えていた。

決してルールから外れたセットを立てたわけではない。

旗門数、インターバルともに、FISルール内だが、

もし、ポイントレースだと、完走者が少なく、

セッター失格のセットだった。

しかし、今日のレースはポイントレースではなく、

近畿の高校生にとって、最も権威のあるチャンピオンシップ。

うちの選手を信じて、そのチャンピオンシップにふさわしいセットを心がけた。

多くの選手がアウトする中、

8名中7名がゴールし、

男子は7名中、4名が学校対抗の得点をゲット、

うち3名が入賞、優勝者も出すことができた。

セッターとして、怖いぐらいに思い通りになったレースだった。

実際に、立てる側は不安である。

多くの選手がアウトするこtが分かっている分、

自分ところの選手もまた、同じだけアウトする可能性があるもの。

しかし、選手は、「いつも通り」を貫き、

スタート前の私のアドバイスを信じて飛び込んできてくれた。

私もまた、セットの時に、うちの選手はアウトしない。

絶対に下りてきてくれると、信じて疑わなかった。


1日目、1点差の2位につけていた村岡高校、

昨日の優勝者西谷選手も、この村岡高校なので、

西谷選手の滑りと、クロスカントリー・リレーの結果が、

総合順位を決めるのに、大きな意味を持っていた。

そして、レースが始まり、

優勝候補であり、ライバルの西谷選手が、

2旗門目で、早々のアウトの内倒ゴケ。

うちの選手の完走率と、村岡高校の残りの選手の結果、

そしてクロスカントリー・リレーの行方が、

総合優勝を右へも左へも動くのであった。


そして運命の二本目。

まずは1番スタートの滋賀県マキノ出身の1年生。

今までにないアタックで、自分の納得のいくすべりが出来た。

嬉しい学校対抗最後の1枠、8位でポイントをゲット。

3番スタートは同じく滋賀県マキノ出身の2年生。

上部は丁寧に行き、斜度が緩くなってからは、

一気に攻め立てた。

コースマネジメントが功を奏した結果となり、6位入賞。

この地点で、うちのチームは4点獲得、

クロスカントリー・リレーで6点を獲得していた村岡高校とのポイントは、

この地点で1点差で、、実は村岡高校だった。

そして入賞圏内の村岡高校の選手がスタートし、

良い滑りをするも、一瞬のミスでアウト。

この地点で、総合優勝は、ぐっと近づいてきた。

あとは、1本目3位と、1本目1位のうちの選手を待つだけとなった。


1本目3位の京都市出身の2年生副キャプテンも、

体勢を崩しながらも、粘りある滑りで、

正面のメインバーンをクリアしていった。

1本目2.5秒差のあった2位の選手とも2本目は0.4秒差。

良い滑りだった。

1本目1位で迎えた兵庫県小代出身の2年生は、

2本目も果敢にアタック。

見ているこっちがヒヤヒヤする程の、とても良いアタックだった。

2本目はなんと2位に1秒8の大差をつける圧勝。

1位9点、3位7点と、一気に16点を稼ぎ、

初日1点差の1位の座を守りながら、

トータル14点の差をつけて、3年振り、3度目の男子総合優勝を飾ることができた。


3年前の総合優勝は、

男子が、中川剛聡(龍谷大学)、西谷大我(龍谷大学)の2名しかいなかった時代。

2名だったが、剛聡が両種目優勝、大我が2位と3位で、

2人での奇跡の総合優勝だった。

それから数年。大変ありがたいことに、部員は多くなってきた。

今は男子が7名の計8名のチーム。

エース2名に頼る優勝ではなく、

男子みんなで力を合わせてみんなで勝ち取った総合優勝は、

3年前の優勝とはまた違う、格別の嬉しさがある。

個人スポーツだが、全員で戦って、全員で掴み取った栄光。

チームとしての活動を大切にし、

チーム力の向上にこそ、個々の能力を最大限に引き出すと考えてきた

我がチームの指導方針。

個人力の集合体の勝利ではなく、

チーム力の勝利だと思っている。


キャプテンが抜けた穴を、みんなが必死に埋めてくれている。

副キャプテンと相談した結果、

総合優勝の賞状は、

2月28日に前十字靭帯再建手術をするキャプテンに、

チームから送ることにした。

だって、キャプテンが作り上げたチームの、総合優勝なのだから☆


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M-SL

優勝 兵庫県小代出身2年生

3位 京都市出身2年生副キャプテン

6位 滋賀県マキノ出身2年生

8位 滋賀県マキノ出身1年生

33位 京都市出身1年生


L-SL

13位 奈良県出身1年生


女子優勝は、森選手。

安定した美しい滑りで、近畿高校初タイトル。

おめでとう!


天気予報では、近畿北部は大雨だったが、

朝から小雨程度の奥神鍋。

レース中も、小雨の中進行し、特に天気が大きく崩れることがなく、

安心してレフリーとして大会運営が出来た。


硫安を撒いたコースは、小雨の水分が、

コースをアイスと化していった。

その分、選手には外足スキーの精度と、滑りの安定感が求められた。

1本目のセットは、昨日同様、私のセット。

練習通りのセットを心がけ、

しかし、誰でも滑れるコースではなく、

カービングに頼るだけでなく、

自分でスキーをコントロールできる技術と操作を求めるセットを心掛けた。

実際にレースでは、

外足加重が甘い選手、体からターンに入っていく選手は、

外足のグリップを失い、内倒ゴケか、溢れてコースアウトになっていた。


うちの選手には、スタート前の無線で、

「ストックをすぐ突く」ことだけを指示。

しっかりとしたストックワークが、

多くの選手がアウトする中、

8名中7名がしっかりと完走することが出来た。

硫安の効いた硬いバーンだったが、

1月の菅平、ほうの木でのTRの成果と、

2学期から本格導入した飯島さんの外足のTRの成果が発揮されたと感じた1本目だった。


2本目は、昨日と同じく同級生の井上大輔コーチのセット。

1本目ほどテクニカルでないものの、

1本目同様、外足の精度が求められるセットとなった。

案の定、数名は滑落し、入賞争い、学校対抗争いから脱落していった。


1本目60番スタートの滋賀県出身の1年生は、

守ってばかりの自分の殻を破ることの出来た結果となった。

2本目は1番スタート。

初の1番スタートで、緊張しぃの選手が、いつも以上に緊張していたそうだったが、

見ている側は、しっかりと力強い、

いつもの守りの滑りではなく、攻めの姿勢が感じられる非常に良い滑りだった。

技術の方も、課題の左ひじが伸びていたことで、

左足外足の精度が上がり、脱落者の多いレース展開の中、

しっかりと自分の力を発揮し、2本揃えることができた。

順位も8位で、学校対抗のポイントもゲットした。


滋賀県マキノ出身の2年生は、今年は飛躍の年である。

単純に、技術と成績の飛躍ではなく、

人間としての成長の飛躍を感じる年である。

人生初の全国大会を決めたインターハイ予選。

そこから、人生の「成功経験」が好循環の歯車と化した。

中学時代の近畿大会は、「25位ぐらい」だったそうだが。

アウトする選手が多い中、しっかりとストックを突いて、

丁寧に行くべき所は丁寧に行き、

攻めるべき所は攻める、「レースマネジメント」が功を奏した。

結果は6位入賞。

決して技術がある選手ではない。

ひとつの「成功経験」が、自信となって滑りに表れ、成績に表れている。


兵庫県多可町出身の2年生は、チーム唯一のDF者。

悔しいを通り越して、ふがいない結果となった。

誤魔化しの効かない硬く斜度のあるバーンでは、

今の滑りでは通用しなかった。

また、多くの選手がアウトしていくサバイバルレースに生き残れなかったのは、

勝負師として、その原因の追究をしなくてはならない。

多くの選手がアウトしていって、ゴールさえすれば「チャンス」のレースで、

チャンスを掴み切れなかった原因もまた、

技術とそれ以外の観点から、洗いなおさなくてはならない。


京都市内出身の1年生は、

緊張していた様子だったが、硬く締まったメインバーンも、

しっかりと外足加重とストックワークで、

大きなミスなくクリアすることが出来ていた。

ただ、緩斜面での攻めがない分、タイムが出なかった。

丁寧に行く部分と攻める部分n使い分けの「レースマネジメント」も、

今後、成績を向上させていくためには、考えていかなくてはならない。

それでも、本人が納得のいく、嬉しい33位だったので、良かった。


京都市内出身の2年生副キャプテンは、

GSより順位をひとつ上げ、3位入賞。

目標は優勝だったので、本人も満足いっていないが、

とりあえずは成績が出ていなかった1月から、

脱出出来たのではないだろうか。

実際、技術も、スキーのうまさ、リカバリー能力のうまさを感じることが出来た。

しかし、うまいと速い、速いと強いのは、違う。

まずはもっともっとスキーがうまくなること。

そしてうまくなった中で、勝負強さを磨いていってほしい。

一度、「勝ち経験」を味わったら、どんどんイケる選手。

インターハイの時から、怪我をして戦線離脱したキャプテンに代わって、

チームをしっかりとまとめ、引っ張ってくれているし、

チームで一番努力をしている人間だから、

そのうち、回ってきたチャンスw掴める時が来るだろう。

その日が来るまでに、しっかりと技術を磨き、心を整え、

心技体の3つを揃えておこう。


兵庫県小代出身の2年生は、

近畿大会初タイトル。

1本目、2位に0.5秒をつけて折り返した2本目。

同じパターンで、インターハイ予選は逆転を許し、2位に転落したのだが、

今日のレースは、守ることなく、ビビることなく、

2本目は2位に1.8秒の大差をつける完全優勝。

弱い自分からの脱却だった。

初めて勝ったインターハイ予選から、国体予選、そしてこの近畿高校と、

今シーズン3勝目。

中学時代、県で3番手、4番手だった選手が、

努力で掴んだ栄光。とても嬉しい。おめでとう!


アルペンでは1位。3位、6位、8位と、

4名ポイントゲットとなった近畿大会最終日。

さて、総合優勝の行方はいかに☆


つづく


M-GS

2位 兵庫県小代出身2年生

4位 京都市出身2年生・副キャプテン

15位 滋賀県マキノ出身2年生

17位 兵庫県多可町出身2年生

31位 滋賀県マキノ出身1年生

55位 京都市出身1年生


L-GS

13位 奈良県出身1年生



歴史と権威ある、

第60回近畿高等学校スキー選手権大会 豊岡市長杯 こうのとりCUP

が、兵庫県豊岡市、神鍋高原・奥神鍋スキー場で行われた。

優勝は男子が西谷選手、女子が大谷選手。

おめでとう!


1本目は私のセット。

選手には、「練習どおり、いつも通り」と言った。

特筆すべきは、奈良県出身の1年生女子選手。

順位こそ良くないが、1本目は今までのタイム差とは比べ物にならないぐらい、

良いタイムで降りてこられた。

実際にビデオで滑りを見てみると、

いつも以上に外足加重がしっかり出来ていて、

減速要素のズレも少なく、シャープなターンを描けていた。

周りの選手とのタイム差でいうと、いつもより2~3秒ほど、タイムが出ていた。

私がいつも選手に言うのは、

「気持ちで2~3秒変わる。

なぜなら、気持ちが後ろだと、ポジションも後ろに下がり、スキーがコントロールできない。

逆に、気持ちが前だと、ポジションも手も体も前に出てくるから、タイムが出る。」ということ。

緊張の近畿大会から、いつも滑ってる私のセットという安心感が、

気持ちでタイムを2~3秒アップさせた結果となった。

これは偶然でも奇跡でもない。

レースでは、出たタイムが実力である。

2本目は1本目に比べ周りの選手より2~3秒遅かったが、

それもまた実力である。

実際に、ポジションは後ろ気味であり、

苦手な右足外足ではスキーがズレ、減速動作。

良い方の左足外足もまた、ターンのシャープさは、1本目より欠けていた。

今回、気持ちひとつで滑りもタイムも変わるんだとうことを、

身を持って知れたことが大きな経験。

この1本目が、これからのスキー人生の「ベース(基本形)」となっていってほしい。

1度出来たことは、体は覚えているのだから。


男子は2位と4位で、8位までに与えられる学校対抗のポイントをゲット。

現在、今日のポイントで総合第1位。

しかし、2位とは1ポイント差。

近畿大会は一人では総合優勝は出来ない。

2位の高校は明日、SLとリレーの2種目。

うちはアルペンの1種目だけなので、

今日の入賞者二人だけだと、明日は、絶対に入賞できない。

総力戦で、全員入賞を狙って、チームみんなの力で、

総合優勝をつかみに行きたい!

すべては、怪我で戦線離脱した、キャプテンのために!

2012 奥神鍋①

テーマ:

ハチ高原から奥神鍋に移動してきて、

インターハイ組みを最寄の駅まで迎えにいって、

これで、朝から出発してハチ高原でTRした3名と、

インターハイに行って日曜日のAMはオフにして、

午後からJRで移動してきた4名が合流し、

無事7名が近畿大会の地、兵庫県・奥神鍋に集合した。

コントレを全員で行い、

17時半からは開会式。

今年60回を迎えた還暦・近畿大会は、

今年から、「豊岡市長杯 こうのとりCUP」という、

素晴らしい冠が付いた!

まるで、富良野市長杯みたいで、かっこいい!

60年の歴史に、豊岡市長杯の素晴らしい権威が加わった。


さて、開会式を終え、私が役員会議の間に選手たちは夕食を食べ、

私が宿に帰って準備が出来たら、

今日移動してきたインターハイ組みを対象に、

奥神鍋のナイターで19時30分~20時30分で、ベーシックTRを実施。

インターハイ期間中にじっくりできなかったことを、

しっかり低速やエクササイズを加えて、

しっかりと集中して取り組むことができた。


選手というのは、1日スキーしなかったら心配になるもの。

その不安要素を取り除くのが、私の仕事。

レース前夜にナイターでのTRだったので、

選手にとっては時間的制約が大きかったかもしれないが、

短時間であるが、ベーシックが出来たことで、

明日、不安要素なくスタートバーを切れるようにしたつもりだ。

しかし、内容は、決して明日のためのTRではなく、

365日後のインターハイへ向けた新たな取り組み。

365日後の成長が楽しみである。


私は帰ってから、定宿「ゆずや」のおばちゃんにハヤシライスを作ってもらって、

遅めの夕食。


朝7時半出発でハチ高原でのSL-TR。

夜はナイターでのベーシックTR。

疲れたけど、充実した1日だった☆

2012 ハチ高原⑥

テーマ:

今日は、インターハイに行けなかった3人と、

兵庫県ハチ高原でSL-TR。

選手にとってはインターハイ予選以来の約1ヶ月ぶりのSL-TRだったが、

案外、手ごたえもあり、良いTRとなった。


今回のTRは、鉢伏Jrさんにお願いして、

合同TRをさせていただいた。

となりのレーンでは、小学生がゲートでのベーシックを行い、

その横で、中学生とうちとで、10時~12時までの2時間は、

ショートポールでのSL-TR。

ロングではなく、ショートな分、

圧迫感なく、約1ヶ月ぶりのSL-TRを、スムーズに導入することができた。

ヘヤピンや斜面変化も、臆することなく良いラインを描けていた。


ジュニアが昼食の時間の1時間を借りて、

希望する中学生とともに、

12時~13時までの1時間、

ロングゲートでのSL-TRを実施。

ショートの後でのロングだったので、

良い動きのまま、SLを行うことができた。


13時に撤収し、お世話になった鉢伏ジュニア・宮元コーチにご挨拶。

「刺激になった」と言っていただいた。

私も、かなり刺激になりました。

ゲート内でのベーシックTRをしている小学生、

一緒に滑った中学生、

いつもとは違う空気で、良いTRを、良い刺激を受けて行えた。


本当にありがとうございました☆

また、よろしくお願いします☆


13時に撤収し、山向こうの奥神鍋に移動してきた。

明日から、「近畿大会」だ!

蔵王→京都

テーマ:

大会終了後、荷物をまとめて出発。

私の大勝負はここから。

帰り際、コースやゲレンデで、多くの先生に、

「帰ります。ありがとうございました!」と挨拶した際、

「何時間かかるの?気をつけて帰れよ!」

と心配と激励をいただいた。


移動の私に課せられたミッションは、

「安全に選手を京都まで連れて帰ること」。

運転手は私一人なので、

絶対に無理をしないようにすることを、大切にしている。


帰路も、往路と同じく、新潟・北陸を回避して、

北関東道経由で、京都を目指した。

16時に出発をして、

この日は長野県・上田市まで。

22時に東横インにチェックイン。

がっつり寝て、8時朝食、8時半出発で、

2本目のレース開始。

順調に、長野道、中央道、名神と下り、

北陸道米原→木の本で、マキノから小浜経由で、

最後は小浜→福知山と舞鶴若狭道で、

無事15時ぐらいに学校到着!


帰りは選手たちが嫌がる「質問コーナー」で、

私の暇つぶしと眠さ対策を実施しながら、

楽しく京都に帰ってきた。


久しぶりの我が家。

息子との対面は、とても嬉しいもの☆

今年も歴史に残る素晴らしいインターハイとなった。

最高の時間を、最高の仲間と過ごせて、

最高に幸せだった☆


ありがとう蔵王、

ありがとうインターハイ☆


M-SL


1位 成田秀将

2位 廣島聖也

3位 新賢範

4位 荒井章吾

5位 柿崎夢之助

6位 工藤督宗

7位 須貝完

8位 小原健汰

9位 佐藤優

10位 藤原颯太


51位 兵庫県小代出身2年生


1本目 108位 副キャプテン
1本目 121位 滋賀県マキノ出身2年生



L-SL

1位 石川晴菜

2位 川浦あすか

3位 傳田佳代

4位 川口里佳子

5位 渡辺歩実

6位 山口夏未

7位 根本風花

8位 大田好美

9位 関口留依

10位 石栗優


1本目 133位 奈良県出身1年生



最終日らしい良い天気に恵まれ、
「セカンドカット60」の男女SLはそれぞれ、
ジュリーメンバーを始め、
多くの役員さん、多くの自衛隊さん、
そして多くの監督コーチ方の懸命なコース整備により、
無事に成立にこぎつけることが出来た。

夜中中、運転くださったピステンと、
マイナス16℃の気温が、
キャンセルの日に降り積もった雪を、
だいぶ良いものにしてくれたが、
それでもスタートが早い選手にチャンスがある、
アルペンスキー独自の展開となった。
圧倒的な強さを誇ったのは、
ビブ1番の成田秀将。
スイッチバックをして入賞したあの全日本選手権を彷彿とさせる、
素晴らしいアタックで、
一本目から2位に大きく差をつけた。
伝説が生まれたのは二本目。
入賞の期待される多くの選手がコースアウトする中、
成田選手は、果敢ながらも安定感のある滑りをするも、
ゴール前の中斜面から緩斜面に入る当たりで内到ゴケ。
一旦、お尻をつくも、
お尻がついて「あっ」と思った瞬間、
反動で立ち上がり、
何事もなかったように、
ワンターン内でミスを取り戻していた。
そこからのゴールまでの残りの緩斜面数ゲートは、
さすがの成田選手もやばいと思ったのか、
「鬼攻め」。
ゴールラインを切り、
そのままフルカービングでゴールエリア内を切り上がり、
電光掲示板を確認。
そして拳を上げてガッツポーズ。
出口に待っていた仲間たちとハイタッチして、
ゴールエリアから出ていった。
滑りもパフォーマンスも、この状況でちゃんと1番クジ引く強運の強さも、
私の目には何もかも異次元に映った。
この年代の、世界で活躍する選手になってほしい。


さて、
兵庫県小代出身の2年生は、
一本目51位、トータル51位と言う結果。
一本目はよくぞ残った。
レベルや目標が低いと言われるかもしれないが、
今日の私のレースマネジメントとすれば、
二本目に残れさえすれば、
数字はおのずと付いてくるから、
何が何でも、この「60」という数字が大きな大きな目標だった。
一本目は、課題のストックワークがまだまだ疎かだったが、
体も動き、
ある程度「練習の滑り」が出来ていた。
二本目は「緊張した」と言っていた通り、
ストックは突けていないし、
体は動いていないし、
と、周りの選手と比べても確実に遅い滑りだった。
アウトする選手もいる中で、
一本目と変わらず51位ということは、
GS同様、「勝負に負けた」という結果となった。
あと2つ。あと2つで40番代。
まだまだそこに行くには、
「2つ」の数字以上に、
距離は遠く感じる。
次の365日をどう過ごすかが、
この距離を遠くも近くもしてくれる。

京都市出身2年生の副キャプテンは、108位。
初めてのインターハイは、
リザルトに名前を残すことが出来ない悔しい結果となった。
ビブ123番。掘れているのは前提で、
ストックを100%突いて、
粘りある諦めないスキーをすることが、
唯一の課題だった。
周りの選手が次々とアウトする中、
不安定であり、体勢もポジションもリズムも何もかもが崩れる中、
一生懸命にストックを突き、
本当に粘りある素晴らしい「諦めないスキー」を見せてくれた。
結果は実力不足。
これが今の条件の中では実力。
まだまだ上手くならなければ、
全国で通用しないことを肌で感じたことだろう。
向上心の高い選手。
もっともっと考え、
もっともっと強くなってほしい。


滋賀県マキノ出身の2年生は、

平常心で滑れた。

技術はまだまだ地方レベル。

それでも2種目でインターハイに出れたことは、

今後の人生において、大きな自信になったし、

なにより「全国」を肌で感じ、世界観が広がったことだろう。

一番評価していることは、

人生初の全国大会で、GS、SLともに「平常心」で滑れたこと。

今までの人生では、緊張して自分の滑りがまったく出来なかった選手。

インターハイ予選での全国の切符の獲得から、

大きく人生が変わり始めている。

自分に勝った「勝ち経験」が、技術はまだまだではあるものの、

全国の舞台での「平常心」に繋がっている。



奈良県出身の1年生女子は、

今までにない良いSLをしていた。

順位はまだまだ3桁だが、

確実に毎レース成長しているのが伺える。

1年生としての仕事も、

インターハイに出てから、かなり機敏になったし、

自覚が芽生えてきたように感じている。

全国を経験して、大きく成長した選手の一人である。

3年間で、今の順位から100を引いた数字なれるように、

これからもがんばっていきたい。



60位カットの男女レース。

2本目に残ったのは1名だけだったけど、

1日にインターハイで男子3名、女子1名の、

4名も出走出来たことは、本当に嬉しいこと。

変則60位カットだったので、

来年以降は通常はカットがないが、

4人でても5人でても、

全員が60を切ってくるぐらいの力のあるチームをこれからも作っていきたい。

まだまだな、1・2年生中心の今回の4名のチームだったが、

来年は2・3年生。

この悔しさを忘れず、365日後のインターハイに向けて、

がんばっていきたい☆



ご存知の通り、
今日の男子SLは悪天候のためキャンセル。
明日、男女のSLが行われる。

180名の男女のレースなので時間的制限があるため、
残念ながら「セカンドカット」を採用。
その数字は「60位」だ。
西日本にとっては大変厳しい数字だが、
監督会議(都道府県代表者会議)で様々な意見が出た中、
ジュリーが下した最終判断なので、
まったく文句はない。
決まったことなので、
選手自身がしっかり受け止め、
やるしかないのだ。

そして、大切なことは、
どんな結果になっても、
絶対に文句を言ってはいけない。
なぜなら、大人たちが本気になって意見をぶつけ合い、
みんなで決めたことであることであり、
地元スキースクールや多くの役員さん自衛隊さん、
監督コーチの、
いわゆる「大人たち」が、
本気になって何としてもインターハイを成立させたいと、
このインターハイにかける想いを、
コース整備や大会運営に表しているのだから。

明日は誰一人と文句を言うことなく、
与えられた条件で、
高校生らしく、
元気に一生懸命に、
取り組んでほしい!

明日の目標は、
「60」!
絶対に残ってやる☆