寒いです。
治ったばかりの風邪にまた掛かりそうです。
柏屋設計 辻 です。
何度かこのブログでも紹介しついる「三軒茶屋 味坊さん」
厨房の工事をしている真っ最中です。
厨房の中は「火」を使う場所なので、壁面や天井面の仕様に様々な制約が出てきます。不特定多数の人が来る場所なので「図面」を作成する際、関係各所(消防署・保健所等)に色々と指示を仰ぎ計画を立てます。
今回の仕様は「ケイ酸カルシウム板」という耐火材料を使うよう指示が出ています。
「ケイ酸カルシウム板」は他の部分で使用している「石膏ボード」よりも「耐火性能に優れている」・「吸水性が少ない」等の性能により、厨房等に使用される一般的な材料です。
貼ってみるとこんな感じ
今回の仕様は下地のLGSに直接ビスで固定し、その上から仕上げをしていく工法。
加工の難易度や材料単価が高い為、通常の「石膏ボード貼り」より価格は若干高めです。
不特定多数の方々が訪れる店舗ですので、万が一に備えるのも大切な事ですね。