いつもはピークを避けて海外旅行をするのですが、今回初めてGW期間中に出国しました。
向かった先はフィリピン・マニラ。
マニラなんてGWの出国ラッシュとは無縁かと思いきや、行きの飛行機はマニラを経由して
セブやボラカイなどのリゾートへ向かう人で満席でした。
まずは恒例の旅のサマリーから。
■2009年5月2日(土) 成田→マニラ フィリピン航空PR431便
朝一番で成田に到着。満席のフィリピン航空にスタンバイ。
運良く空席が出て乗せてもらえたので、豚インフルエンザでマスク姿の目立つ成田を
後にしました。離陸後はずっと揺れの続く中、4時間の飛行で昼過ぎにマニラ到着。
空港の両替所は市内と比べてかなりレートが悪かったです。ホテルと比べても悪いので
よっぽどですね。
空港からはタクシーで市内(マカティ)へ 20分。(330p=約660円)
マカティにあるインターコンチネンタルホテルにチェックイン。
相変わらず治安が悪いようで、ホテル入口のチェックポストでタクシーの車体を
ミラーでチェックしたり、トランクを開けたり。さらにゲストもホテル入口で手荷物検査。
マニラではホテルに限らず、ショッピングセンターなど、どこでもセキュリティチェックが
行われます。
インターコンチは一泊12,000円程度。外見やロビーはやや見劣りするものの、
レストランやサービスは満足行くものでした。
(右)遅い昼食は「Lydia's Lechon」(リージャスレチョン)
レチョン(仔豚の丸焼き)はフィリピンに来たら必食アイテムの一つ。
午後はグロリエッタ・ショッピングモールを散策。
夕食はフィリピン料理のフィエスタ・サンミゲルへ出かけたらあいにく臨時休業。
近くのフードコートでアドボ、カレカレ、イニハウ・ナ・プシットなどフィリピン料理。
残念ながらあまり美味しくはなかったです。
お口直しにホテルの部屋でフィリピン産完熟マンゴー。
これが絶品!!
■2009年5月3日(日)
インターコンチの「ジプニーカフェ」で朝食(フィリピン&インターナショナル料理)
鶏のアドボ、パンシット、バゴス(Milk Fish)など。
午後、マンダリンオリエンタルホテルへお引越し。
1泊1室10,900円は世界的に見てもマンダリンの中では最安値水準。
昼食は出張でマニラをよく訪れるkaccinさん お勧めのAlbaでスペイン料理。
フィリピンはスペインの植民地だった時代があるので、少なからず影響を受けています。
良質な素材を使ったパエリア・ネグラ(イカスミのパエリア)は絶品でした。
午後はマンダリンオリエンタルホテルのプールでのんびり。
夕食はフィリピンのハンバーガーチェーン「ジョリビー」で。
(お目当てのフィエスタ・サンミゲルは日曜日休業)
■2009年5月4日(月) マニラ 最高気温34℃
マンダリンの「パセオ・ウノ」で朝食後、市内観光へ。
アメリカ墓地、バクララン、ロハス通り、リサール公園、マニラ大聖堂、サンチャゴ要塞
(左)サンチャゴ要塞
スペイン統治時代の1500年代に建造、太平洋戦争中には日本軍にも使われた要塞。
ホセ・リサールが幽閉された場所でもあります。
(右)ロハス通りを行くカレッサ(馬車)
馬車には一般用の他、観光用のものもあります。マニラ湾沿いのロハス通りはまるで
ワイキキかカルフォルニアを思わせる風景。ここから眺めるマニラ湾の夕日も有名です。
パシグ川沿いの集落
イントラムロスの対岸は風景が一転し、ベニヤ板やトタンで作られた家屋が目立ちます。
摩天楼のそびえたつマカティとは対照的な風景です。
というよりは、マカティにフィリピンの富がすべて集中しているような気さえします。
海外で働くフィリピン人出稼ぎ労働者からの仕送りが国家の重要な収入源となって
いるフィリピンにとって、今回の世界金融危機の影響は甚大です。
世界中で解雇されたフィリピン人労働者が続々と帰国するも、国内に仕事は無し。
失業者があふれ、ますます治安が悪化しているように思えます。
(左)ランチは再びフィエスタ・サンミゲルを訪れたら臨時休業。どうも縁が無いようです。
仕方ないのでグロリエッタ内にあるフィリピンで有名なチェーン店「Gerry's Grill」で。
シシグ、シニガン、トゥロンなどのフィリピン料理。
再びグロリエッタ・ショッピングモールで買い物。ちょうどセール期間中で奥さんは靴が
500円~という物価の安さにビックリ。
夕方はマンダリンのプールでひと泳ぎ。
(右)夜はマンダリンオリエンタルホテルのスパ
二人で5,000pのコース(二人で約10,000円)
私はスウェデッシュマッサージ、奥さんはホットストーンアロマ 各75分
夕食はキャプテンズ・バーでハンバーガー
乾季なのにバケツをひっくり返したような大雨が降って来ました。台風2号が近くで発生した
ようで、その外側の雲がマニラにかかっているようです。
■2009年5月5日(火) マニラ 雨 32℃ → 名古屋 雨 15℃
左上のエンサイマダは甘いクリームとチーズのかかったパン。中にはマーガリンがたっぷり。
10時にチェックアウト。ホテルタクシー(1800p=約3,600円)で空港へ。行きの6倍の価格で
すが安全性を考えれば仕方ないか。渋滞もなく20分で到着。
午後、フィリピン航空PR438で名古屋へ。
機内食はビーフの煮込み(多分アドボ)とパンシット(焼きそば)&グリルチキンの選択
どちらもかなり旨いです。3時間25分で雨の中部空港に着陸(18時40分)。
豚インフルの影響で検疫が強化されていました。
夜、実家に到着。
■2009年5月6日(水) 名古屋→東京
午前、新幹線で東京へ。喫煙席の「ひかり」しか空いていなかったので、やむなく喫煙席を
利用。タバコの煙で喘息になりそうでした。こんなことならスタンバイして飛行機で帰れば
よかったです。午後に自宅着。
マニラ編の詳細は後日更新します。