ひすいこたろうさんの3秒でハッピーになる名言セラピー


冒頭でのお話。


強い台風に見舞われた青森県。


特産品であるリンゴの9割が落ちてしまったそうです。


普通のならどう考えるか?

「ああ、9割も落ちてしまった。もうダメだ。。。」


しかし、こう考えた方がいたのです。

1割の落ちなかったリンゴを『落ちないリンゴ』の名前で受験生に売ろう!1個1,000円で」


実際、この『落ちないリンゴ』は飛ぶように売れたのだそうです。


同じ事実に直面しても、こうまで結果は違ってしまうのです。


ほんの少し視点を変えれば、ずらせば、全く違う世界が拓けるのですね。


大きな部分にばかり心を奪われるのではなく、少し距離を置いてみて、細部にも目を向けられる視点と余裕が欲しいものです。

あまりに部屋がちらかっていたので掃除をしました。


before
before


after
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築山節さんの『脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める』 によると、

忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう、とのことです。


「思考の整理は物の整理に表れる」


のだそうです。耳が痛い。。。


確かに、脳の情報であれ物理的な情報(本とか資料とか)であれ、きちんと整理しておけば必要なときにすぐ引き出せますよね。探す時間が圧倒的に少なくてすむ、このこと自体価値のあることです。


更に言うなら、整理するということは、捨てることでもありますよね。人間が意識的に使える容量が限られている以上、不要なものは捨てていくということも必要だと思います。


しかし、何度掃除をしてもちらかってしまう私。勤め先の机や棚もまた然り。


今回こそは。。。

尾崎里美さんの著書『想像して創造する』 から。


尾崎さんは、23歳にしてヘアー&メイクアップアーティストとして独立した起業家・経営者であるとともに、現在では、イメージ(トレーニング)の力を世の中に広める活動をされている方です。


尾崎さんは著書の中で、本当の生き方を探し出すためには世間の常識を疑ってみなければならない、とおっしゃっています(尾崎さんは「催眠」という言い方もされています)。


「常識常識っていうけれど、常識って誰が基準?何が基準?そして誰が決めたの?誰と比べて?」

こうやって、自分に問いかけてみるのです。


よくある例ですが、多く国で犯罪とされる重婚(一夫多妻制)が「常識」の国があります。

(日本でも変わりつつありますが、)世界の中には女性が働いて男性が家事をするのが「常識」の民族も存在します。


これは、仏教(般若心経)の教えにも通じるところがあると思います。

般若心経の真髄の一つは、


「人は"目"ではなく"心"でものを見ている」


ということだと私は理解しています(あくまで個人的な理解です)。


真実(あるいは常識)は存在せず、ただ事実があり、その意味・意義を決めるのは人の心(思い込み)なのだと思います。


物事は全て人の心次第である、このように考えると、人生が変わるのではないかと思います。


なお、尾崎さんの著書の中には、いわゆるスピリチャルな話も出てきます。

こういうのを信じる信じないの問題はあるかもしれませんが、全体として非常に勉強になる本です。

※かくいう私もそういう世界にはやや懐疑的なので、尾崎さんのセミナー を受けて直に触れてみようとしています。

明日早いのでもう寝なければ。。。


その前に、昨日のジョン・ウッド氏の言葉をもう一つ。


「人生で満足させなければならない相手は自分自身だけ。

 自分が正しいと思うことをして、その気持ちに正直になればいい。」


ジョン・ウッドさんが言うと説得力があります。



もちろん、我々は他人との関係性の中で生きていますので、親しい人たちに対しては、

自分の行動について一定の説明責任はあるかもしれません。



しかし、自分自身に正直になり、心の底から満足感を得ているのであれば、

周りの人達もそれを感じ、幸せな気持ちになるのではないかと思います。



ただ、言うは易しですね。

自分に対して本当に正直になるというのはかなり難しいことだと思います。

自分の気持ちが何なのかさえ分からないということもあるでしょう。



どれだけ自分に正直になり、自分自身を納得させられるか、

これが私の今後の大きな課題の一つになりそうです。

今日は、Room to Read のCEOであるジョン・ウッド 氏の著書『マイクロソフトでは出会えなかった天職』 です。


リンク先で少し説明がありますが、ジョン・ウッド氏は、若くして要職についたマイクロソフトでのキャリアを捨て、世界中の子ども達に本を届けるための活動をしている方です(NPO「ルーム・トゥ・リード」の代表)。


ジョン・ウッド氏はこう言います。


「最大のリスクは、たくさんの人が、あなたを説得して夢をあきらめさせようとすることだ。世の中には、うまくいかない理由をあげることが大好きな人が多すぎて、「応援しているよ」と励ましてくれる人が少なすぎる」


これは、他人だけではなく、自分自身にもあてはまると思います。自分自身の心の声。


人は、無理だとか面倒だとか思ったことを避けたい時、ついつい言い訳をしてしまいます。

「合理的な」言い訳をするのは決して難しいことではありません。


しかし、そうやって何もしなければ、結局それだけなのです。

どんな状況だろうと、やるかやらないか、その事実には何の変わりもないのですから。


無理だと思ってしまった瞬間、可能性は完全にゼロになってしまいます。

できない理由ではなくどうやればできるのかを考える、小さな可能性でも引き出してみる、

そういうことができる人間になりたいものです。