尾崎里美さんの著書『想像して創造する』
から。
尾崎さんは、23歳にしてヘアー&メイクアップアーティストとして独立した起業家・経営者であるとともに、現在では、イメージ(トレーニング)の力を世の中に広める活動をされている方です。
尾崎さんは著書の中で、本当の生き方を探し出すためには世間の常識を疑ってみなければならない、とおっしゃっています(尾崎さんは「催眠」という言い方もされています)。
「常識常識っていうけれど、常識って誰が基準?何が基準?そして誰が決めたの?誰と比べて?」
こうやって、自分に問いかけてみるのです。
よくある例ですが、多く国で犯罪とされる重婚(一夫多妻制)が「常識」の国があります。
(日本でも変わりつつありますが、)世界の中には女性が働いて男性が家事をするのが「常識」の民族も存在します。
これは、仏教(般若心経)の教えにも通じるところがあると思います。
般若心経の真髄の一つは、
「人は"目"ではなく"心"でものを見ている」
ということだと私は理解しています(あくまで個人的な理解です)。
真実(あるいは常識)は存在せず、ただ事実があり、その意味・意義を決めるのは人の心(思い込み)なのだと思います。
物事は全て人の心次第である、このように考えると、人生が変わるのではないかと思います。
なお、尾崎さんの著書の中には、いわゆるスピリチャルな話も出てきます。
こういうのを信じる信じないの問題はあるかもしれませんが、全体として非常に勉強になる本です。
※かくいう私もそういう世界にはやや懐疑的なので、尾崎さんのセミナー
を受けて直に触れてみようとしています。