サカミチホサカ

マンガ原作とかそこら辺のお仕事をちまちまやってる保坂歩ことホサカが、はんなりと綴ります。


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油断すると家族欲しくなってくるのだ

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疲れたー!

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ちょっとずつ気持ちに整理がついてきたので、少しだけ。

ネタバレあるかもしれないので、まだ見ていない方はスルーしてください。下書きの雑文です。

 

今年観た邦画ではシン・ゴジラ、貞子対伽椰子、そしてこの聲の形が今のところベスト3です。

バラバラすぎるだろって気がしますが、これらの映画で、改めて自分の好みを整理できました。

 

特に聲の形は、クリエイターとしての自分にも希望を与えてくれたように感じています。
ディス・コミュニケーションという状況そのものをここまで真摯に描こうとするアニメはなかなかありません。
自分も人付き合いが本当に苦手で、ライターとしてのチャンスもそれ故に逃している自覚があるので、想像していた以上に刺さってしまいました。

 

特に、最近はまた自分の面倒くさい部分がブリ返していたみたいで……(笑)
打ち合わせの席などで、「家族サービスの話」を出されるのが、苦しくてしかたなかったんです。
自分からもっとも遠い世界の話をされているようで、その話題になるだけでシャッターが降りてきました。
プライベートなら家族サービスの話題なんてどうってことないどころか、聞いていてすごく幸せで楽しいんですが、仕事の場で聞くのが辛くて辛くて。

なにより、そんな自分がイヤで、プロとして情けなくて。
それ故の自己嫌悪に陥ることもしばしばで。
こればかりはどうしようもないので、苦しくなくなる努力をしながら生きる、という以外に方法がありませんでした。

 

エンタメの中には、この苦痛を癒やしてくれる、あるいは誤魔化してくれる要素がなかなか見つからなかったのですが、上記にシン・ゴジラと貞子対伽椰子では、心が満たされたのです。
無慈悲に東京を破壊する大怪獣と、無差別に死を拡散する二つの呪い。


余計なことを考えずに楽しめた邦画は、今年はこの二つだけでした。

こんなどうでもいい自分の苦痛と付き合ってくれる映画なんて、この世界には不要なんだろうと思っていました。ちまちまと自分で書くしかないだろう、ぐらいの気持ちで。

 

そんなところに、聲の形は、強烈な右ストレートをぶっ放してくれました。

逃げずに、満たされず、かとってなにかに依存しないような強さも持てない、そんな弱い人間のオンパレード。余計なことを考えない映画ではなく、余計なことを煮つめたような映画。

そんな過剰さが、とてつもなく自分の心に響いて、登場人物達の生き辛さ全てに、自分と通じる弱さを感じることができました。

 

自分のことを「本当は生きていちゃいけない人間だから」と考える将也の姿。
「わたしもわたしが嫌い」と考える硝子の姿。

短絡的とも思える、贖罪への姿勢。

 

2人の危なっかしい、共依存的な結びつきや、コミュニケーションのインターフェースがどうかしてるんじゃないかっていう人物描写が、本当に自分が求めていたものと重なって。
この形でしか描けない「許し」をきちんと描こうとする、作り手の本気が伝わってきます。

 

あの日映画館で自分は、ぼろぼろ涙を流しながら、これを表現しようとした作り手全員に、敬意を評したいと思いました。
普段自分は、他のクリエイターと会って話したいなんて微塵も思わないし、正直作品が完成するのであれば対話なんてどうでもいいぐらいに考えているのですが、この作品の原作者さんや監督さん、その他スタッフの話はちゃんと聞いてみたい、とすら思います。


原作漫画も読んでいたんですけどね。あの作品を、こういった形でスタッフに託せる原作者さんの姿勢も、自分は心から尊敬できます。


それにこの時代にこれを受け取って、映画の形にするのって、相当な数の勇気が必要なはずです。
批判も誤解も覚悟しなければ、この作品を世に出そうとは思えませんよ。
それだけでも拍手喝采です。

 

もちろん、気になった部分もあります。完璧な内容、とは言えないのでしょう。
でも、心に響いてしまったものは仕方ない。
この不完全さこそが、この映画をこの映画たらしめている。

 

これと似たようなものを自分が作ろうとしたら、恐らくは不可能でしょう。
そもそも、こんな場を用意してもらえませんし、自分でも用意できません。

それでも……挑戦する価値ぐらいは、あるのかなあ。


未来の可能性を確かめるためにも、時間があれば、劇場でもう一度見たいと思っています。


 

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