May 14, 2012
5月14日
テーマ:バリ島暮らし昔、実家で飼ってた犬が、ゴミ箱からホタテの貝を拾って、貝の内側に自分の体を擦り付けてるのを何度か目撃したことがあり、「何してんの?ホタテの臭いの体になりたいの?」と疑問に思って見てました。
それから何年か経ち、犬が自分の体に異臭がするものを擦り付けるのは、体が臭い方が犬の世界では「強者」であり、また、獲物に近づくために、自分の臭いを消したり獲物の臭いと同化して獲物を捕獲し易くするためだと考えられていると知り、うちの犬がホタテの貝を体に擦りつけていたのにも納得がいきました。
ここ何日か、近所の犬たちが発情していて、メス一匹に対し、オス四匹ぐらいがくっついてウロウロしています。
そんなある日の夕方、家に帰ってくると、家の前を、何やらミドリの汚い液体を胴体につけた近所の小さな犬がウロウロしていて、例のニオイ付け行動で、わざとやってるんだろうなと思いました。
そこに、うちのジローと近所のメス犬がやって来て、ミドリの液体をつけた犬が、メス犬のニオイを嗅ぎ始めると、ジローが「お前、俺の女に手ぇ出したら、どうなるか分かってんだろーな?」とでも言うように、牙を剥いて唸り声を上げ始め、ミドリの液体をつけた方の犬も体は小さいけど成犬で一応オスなもんだから、対抗して牙を剥いて、一触即発な雰囲気。
唸り声は治まらないけど、喧嘩を始める様子も無かったので、家に入ろうと犬たちに背を向けた瞬間、決闘が始まりました。
ジローは、私に怒られるから、私が見ている間は闘いを始めなかったようです。
アセってあたふたしていると、近くにいた人に「水をかけな」と言われ、まぁ水をかけても闘いは収まらないだろうなと思ったけど、ただ見てるわけにも行かず、喧嘩する犬に、ホースで水をかけるマヌケな私。
そして、お互いを噛んで揉みあってるうちに、なんと小さい方の犬が、ドブに落ちました。
助けに行こうかと思ったけど、そういう状態の犬に、ニンゲンは手出ししないほうがいいのは分かってるので、見守るしかなく。
間もなく、ドブから這い上がってくる小さい犬。
水が効いたのか、小さい犬は一度ジローから離れて逃げようとしたものの、ジローは草食動物を追いかけるチーターのような動きで小さい犬を捕まえ、再び喧嘩。
野性を目の当たりにした感じでした。
「もう許してあげなよ」と思うけど、そんなこと、ジローに通じるはずも無く。
結局、小さい犬は、怪我することも無く(お互い、打撲とかはあったと思うけど)、喧嘩は収まりましたが、ドブに落ちたせいで、せっかくつけたミドリの異臭がドブの水で洗われて無くなり、その代わりに、体がドブの水のニオイになって、それは、良かったのか悪かったのかは分からないけど、「ドラマチックなもんを見たなぁ」と思いました。
そんなことがあったのに、今日もその小さい犬は、フツーに家の前をチョロチョロしてます。


















































































































