特技は枝張りですか?~高森殿のスギオ~ | 樹子工房KICO

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~森の香りと暮らす~

巨木って、すっごいパワーをくれます。




私にとって、パワースポットというなら巨木があるところ全部!

その地がパワースポットって呼ばれていなくても別にかまいません。(^ε^)

先日、熊本県阿蘇郡高森町にいってきました。

急遽、巨木のスギオ君を見にいこう!と決まったことで、これが出会いのベストタイミングだったと思います。


清々しい青空の下、広い広い草原の大地を抜けると・・・




いた。。。

大きく大きく、これでもか!というくらい枝を張っているスギオが。

名前は「高森殿の杉」(たかもりどん)

「おーい、たかもりどーん!」

って感じで、昔から人の名前を呼ぶとき、「~どん」って呼ぶことがあったけど、「殿」って意味なんだ!とここで初めて知りました。






樹齢400年、隣同士で2本、ズーンと立っています。



スラーっとしたイメージの杉。

でも、それを覆すような姿!!






ちなみに、下の写真は人の手によって作られた森(人工林)

節の少ない木材にする為や、森に光を多く差しこませるためにも

「枝打ち」という作業で枝を落とされています。



テープが巻いてあるものは、枝が3つに分かれ、今後伐られる木です。

(周りにある、より優れた木を大きくするために間伐されます。間引きと同じ意味です。)




伝わるかなぁ~これ。

太く巨大な枝が地面に付き、それでも尚、上に上に行こうとバウンドして枝を伸ばしている姿・・・

こんなにも、自由に、大きく、力強く生きているなんて、

なんて

なんて・・・

ともう言葉にしたくありません。(x_x;)



そして、枝が折れている部分や削れている部分などに、枯葉などが降り積もり、腐葉土となって・・・



また新しい命がそこに芽を出しています。




多くの人が木や森に興味をもってくれますように☆
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