安全に母乳育児をするために

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今日は母乳育児について、やや真剣な内容です。

 

最近、明らかに痩せている赤ちゃんがいました。

体重の伸びについて尋ねると、お母さんも不安そうでした。

支援先があって、そこでは母乳は出ていると言われているとのことでした。

 

計測をしてみると、成長曲線の下限よりも少ない体重でした。

赤ちゃんにとっては栄養不足の危険にさらされているわけで、その後の発育発達に影響しかねない大きな問題です。

 

この赤ちゃんのように、科学的根拠に乏しい支援(特に完母を目指す支援)を受けられた結果、赤ちゃんの体重の増えが悪く、成長曲線をはずれるお子さんに遭遇することが時々あります。

同業者についてとやかく言うつもりはないのですが、このような事実に警鐘を鳴らすことが小児科医としての仕事のひとつかと思いますので、今回はあえて書きます。

 

当院の相談室では、「完全母乳栄養」いわゆる完母を美徳としていません。

母乳栄養は神話でも何でもなく、赤ちゃんの大切な大切な栄養です。同時に、母子の健康に様々な良い影響を与えることが医学的に分かってきています。

 

事実を言えば、赤ちゃんは母乳で育てられるのが好ましいといえます。でも「完母」でなくて混合栄養でも、できるだけ長く多く母乳をあげられるようにすれば、その恩恵は受けられます。

「完母」を美徳とせず、より多くの人が母乳育児を正しく理解して様々な授乳スタイルを選べるようにセッティングすることが、私たちの仕事だと考えています。

 

ホームページにて、新しく「安心・安全な母乳育児をしていただくために」というコラムを加筆しました。

 

ご興味ある方はのぞいてみてくださいキラキラ

 

話は変わって、今日のホッコリ話はこちら下矢印

 

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患者さんの男の子が、みかん狩りのお土産をくれました。

みかんひとつ、手渡しですラブラブ

 

患者さんからの頂きものは丁寧にお断りしたいところですが、これは断れませんねウインク

 

院長 江田

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