どうも。
もう来週はワクワク東京ですって。時の流れは速い速い。
遅くても東京公演までには大阪レポを完結させるつもりですので(どんだけスローペース)、引き続きよろしくどうぞ!
日経エンタ記事も書きたいんだけど時間経ちすぎちゃったなヾ( ´ー`)
前記事はこちら↓
【嵐のワクワク学校2015】6/6(土)大阪初日レポ①
【嵐のワクワク学校2015】6/6(土)大阪初日レポ②
【嵐のワクワク学校2015】6/6(土)大阪初日レポ③
③大野先生:秋担当
(この授業の順は誕生日順になっていると思われます)
~VTR~
嵐とじゃんぷくんは裏にはけて着替え。
盆踊り仕様だったステージを教室に戻すのですが、その際ステージが反転するように机と椅子を設置されていました。
(先生一塁側・生徒三塁側から先生三塁側・生徒一塁側へ)
智くんが茶道を学ぶため、京都の「今日庵」(こんにちあん)へ向かいます。
灰色の袴姿で!!(これがまた似合ってる!!)
わたしは高校時代茶道部だったので、このテーマは激アツでした(@_@)(@_@)
以下、レポのくせに説明が鬱陶しいと思いますがどうかお付き合いください。笑
茶道には流派がいくつかありまして、表千家、裏千家、武者小路千家の三千家がメジャーだと言われています。
流派が違うとお茶を点てる程度や作法、道具などが微妙に変わってくるんですけど、智くんが教わったのは裏千家。
そしてわたしも裏千家!!奇遇!!(σ・∀・)σ
まずは茶室の入り方。
茶室へ入ることを席入り(お席入り)といいます。
入る前に一礼をし、扇子を自分の前に置いて少しずつ進めながらにじって(拳を畳につけ、正座した状態で進む)入ります。
茶室に入ったら扇子を足の付け根の位置で持って立ち上がり、すり足で畳のへりを踏まないように進む。(一歩は小さめに)
お軸の前で一礼。手をついた状態でお軸とお花を拝見します。
今回のお軸は「安分以養福」(ぶんをあんじ もって ふくをやしなう)
「ふ...福しか読めないですね。」
(行書で達筆なので)
次にお茶のいただき方を習います。
お茶がたったら半東さんが運んできてくれるので、へりの内側にお茶碗を入れ、「お点前頂戴いたします」と亭主に一言。(控えめな智がめっちゃかわゆい♡)
手に取って亭主に感謝を示し、手前に2回回します。親指と人差し指を開いて持ち替え、左手はお茶碗の底に指を揃えて添えます。
「なんで2回回すんですか?」
先生「お茶碗の正面を避けるという、謙虚な気持ちを表すためです。」
智くん、先生の手元を見ている顔はかわいいのにお茶を飲むときの手が非常に綺麗(*゚ー゚*)
お茶は最後に吸いきりといって、お茶碗にお茶が残らないように勢いよく吸い込むんですね。このときは音を立ててもおっけー。
お茶を吸いきる理由は主に2つあって、亭主に「美味しかったです」と伝えるためと、お茶を飲み終わったあとにお茶碗を拝見する際に、逆さにしても中身がこぼれないようにするため。
吸いきりに苦戦する智くんがかわいいのなんの!!(*゚ー゚*)(←慣れてる人)
...ずずっ。(まだ残ってる)
「もう一回やってもいいですか?」
...ずずっ。(それでも残ってる)
先生「粘り強いお茶だったみたいで。笑」
...ずずっ。(また吸ってる)
そして、お茶の先生に茶道のお点前(お茶を点てる一連の作業)を習います。
「僕も嵐のワクワク学校でお点前を披露したいんですけど、できますかね?」
先生「相当な練習が必要になりますよ。」
「僕に稽古をつけてください!」
VTRを見る限り、今回は丸卓薄茶点前(まるじょくうすちゃてまえ)でした。これはわたしも習得済み。
簡単な盆略点前ではなく、柄杓を扱うゆえ素人にはちょっと難しめなものを選んだあたり、智くんのポテンシャルの高さが伺えます(b^-゜)
冬は炉なので比較的やりやすいんですけど、夏は風炉になるんですね。
炉は畳に埋め込まれているやつ(見たことありますか?)で、風炉はちょっと高さがあるもので。
風炉の場合柄杓の扱いも難しくてですね、置き柄杓、引き柄杓、切り柄杓とかあるんですよ。
柄杓の中がお湯なのか、水なのか、お茶碗の中に抹茶が入っているのか...によって使い分けるんですけど、ワクワクでは一部分のみの披露(切り柄杓)でした。
「はい、それではただ今より、全員参加で和久和久大茶会(ワクワクだいちゃかい)を行いたいと思います!」
「さっきのより相当多いですけど。」
「倍の倍の倍ですね。正直、ここにいる皆さんにお茶を出すことは不可能です。でも、エアーってあるじゃないですか。」
「あの、エアギターとかそういうもの?」
「そうです。」
「強靭な精神力と想像力を要しますね。笑」
「みなさんも、エアーで想像しながらやってみてください!...今日の主客は相葉さんです。」
「はい!」
「茶室へどうぞ。」
(VTR中に外野側に茶室が準備されていました)
「では、櫻井さん。」
「いえっさー!!」
「僕やるんで代わりに進行のほうをお願いします。」
「いえっさー!!」
敬礼ポーズかわいい(´∀`)
「じゃ、靴下履き替えますねー。」
「黒じゃダメなんだって。」
黒の靴下から白の靴下に履き替えるまーくん。そうなの。茶道は綺麗な白靴下が決まりなの。
翔くんが進行を担当し、2人の所作に説明を加えていきます。
「(お点前が)始まったら喋れないの?」
「今なら間に合うよ。言いたいことあれば。」
「まあ、拙いですが見守っててください。」
「本日の主客は相葉さんです。にじり入って、掛け軸を見るところから初めてください。」
主客であるまーくんはお席入りから。意識すると変な歩き方になるまーくん。爆爆
お軸の文字は「主人公」。
「掛け軸の答えは後ほど、大野さんから言ってもらいます。いよいよ亭主の登場です。」
亭主である智くんが登場。
水指(みずさし)、建水(けんすい)、お釜、棗(なつめ)、茶杓(ちゃしゃく)、茶筅(ちゃせん)、お茶碗、柄杓といった道具もろもろは全て揃った状態。(建水はなかったかも...)
棗は清めず、茶杓を帛紗(ふくさ)で清めるところから。帛紗さばきがとてつもなく綺麗!!習ったばかりとは思えない!!(゜ρ゜)
茶杓を清めたらそのままお茶碗に抹茶を入れ(一杓半)、柄杓で釜のお湯をすくって注ぎます。(本当は道具を一通り清めるんですけど今回は省略)
余ったお湯は釜に戻すのですが、それを少し高いところからやる必要があって。
智くん、ちょっとこぼしちゃったんですね。ま、こぼさないに越したことはないんですけど、釜は熱いからすぐ蒸発するし特に問題はなくて。
むしろそこで会場が笑って空気を壊したのが良くなかったと思う...( ゜∋゜)
お湯を入れたら抹茶を点てます。裏千家では泡が多ければ多いほど上出来。
智くんも所作が綺麗で手首遣いもうまかった!泡もしっかり!
「半東をつとめてくださるのは、VTRにも出てらっしゃった奈良さんです。」
(間違っていたらごめんなさい!)
「へりの内側に入れ、2回手前に回します。」
「お点前頂戴いたします。」
飲もうとしたらマイクが邪魔でやり直し。笑
「おいしゅうございやした。」
吸いきりもしっかりできてたけど、ちょっと苦そうでした(σ・∀・)σ
「はい、以上となります。」
(お茶碗などの片付けも省略でした)
「みなさんもエアーではありますが、お茶をいただいてみましょう。まずは手にお茶碗を持って、手前に2回回します。僕が"吸いきります!"と言ったら吸いきってください。...吸いきります!」
\ズズッ/
「はい。みなさんありがとうございました。」
なんてシュールな光景なんだ。震
吸いきりもそうだけど、よく考えてみたら東京ドームでお茶を点てるのも、田植えも、とんでもなくシュールだよね。
これぞワクワククオリティ(´∀`)
「さて、今回掛け軸には"主人公"という字を選ばさせていただきました。相葉さん、なんでこの字か分かりますか?」
「たぶん、僕がドラマをやらせてもらっているからですよね。大野さん、今日も"犯人だれ?"って聞いてきましたし、ドラマが関係してるんじゃないかなって。」
「はい、その通りです。」
「結構簡単だった。笑」
「まあまあ、"主人公"という言葉はドラマの主役という意味もあるんですが、元々は"私の中にいる、純粋な本来の私"という意味なんだそうです。
中国のお坊さんは"主人公!はい!"と自分自身に問いかけていたとか。」
「自分の中にいる本当の自分?」
「なのでみなさんもやりましょう。"主人公!はい!"」
\主人公!はい!/
だからシュールなんだってば。爆爆
「いやー、結構お茶って濃いよ!こういうものなんですね。」
「リーダーが帛紗を出した瞬間、会場の空気がピリッとなったもん。」
「緊張してちょっとお湯こぼしちゃいましたけどね。」
「これだけの人数の前で。」
「なんとかやり切りました。練習した甲斐がありました。」
「この掛け軸もご自身で書かれたものですか?」
「そうですね、僕が自分で。一発で書いたんですけど。」
「嘘だあ。」
「なんだ二宮。」
「Mr. FREESTYLE!」
「え?」
「Mr. FREESTYLE!」
「さんきゅーべりまっち!」
おやまああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(´∀`)(´∀`)(´∀`)
「今回のお点前は簡略したものなんですけど。」
「通常だとどれくらい?」
「今のは通常の3分の1にもならないくらい。もっと手際よくやれば早いと思うんですけど。」
「1時間くらい?」
「いや、1時間もかからないです。」
にのちゃんいいこと聞いてくれたな!!(b^-゜)
1回のお点前はやるものによっても変わってきますけど、大体20~30分ってところでしょうか。
ずーっと正座してなきゃいけないんだから、さすがに1時間は無理だよ。笑
まとめ。
「およそ500年前、茶の湯を大成させた千利休。
京都のお茶会に招かれ、利休の弟子たちと行ったときのことです。亭主はとても緊張し、失敗してしまってうまくできませんでした。
それを見た利休の弟子たちは大笑い。
だけど利休は、"あなたのお点前は天下一です。"と、貶すどころか褒めちぎったのです。
茶会が終わったあと、"なぜあんなに褒めちぎったのですか?"と弟子が利休に聞くと、"亭主は手際や作法を見せたかったのではない。ただ私たちにお茶を振る舞おうとして招いてくれた。その気持ちに感動したのだ。"と答えたのです。
今回、お茶会の亭主という無謀な大役をつとめました。ちょっとミスったけど、茶道の精神をみなさんに伝えたくて挑戦しました。」
おもてなしは
形より心が大事!
智
「では、次の季節を迎えましょうか!みなさん目を閉じてください。」
(吹雪の音)
「風が吹いてきましたね。次の季節はこちらの先生です!」
⑤に続く!!
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