11月15日 は何の日?
2015年11月15日は…
『忍者じゃじゃ丸くん』 発売 30周年!
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【今日の紹介ジャンル】
GW-8 FC-120 GB-40 SFC-48 VB-4 N64-22 PP-4
PM-5 GBA-30 NGC-25 NDS-37 Wii-22 3DS-7 WiiU-1
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ファミリーコンピュータ用ソフト
『忍者じゃじゃ丸くん』
1985年11月15日(金)発売 ジャレコ 4900円
●またしてもファミコンが続きます。兄マリオの影に隠れている第2の主役弟ルイージですが(今年は祝ってもらってますが)、ファミコン界の中で弟の方が有名になってしまった兄弟、それが忍者兄弟です(「忍者」って名字じゃないか)。兄、忍者くんはこの年の5月に発売されたばかりでした。半年後にもう続編がでる時代だったんですね。前作『忍者くん 魔城の冒険』は5月10日分で紹介しているので、そちらを見ていただくとして…。本作は前作のようなアーケード版の移植ではなく、ファミコンオリジナルのゲームです。
●忍者くんの弟、じゃじゃ丸くんが主人公…とはいえ見た目は瓜二つです。兄の忍者くんは修行中ということで弟のじゃじゃ丸がさくら姫を助けに行くことになりました。ゲームをスタートすると「おゆき 登場」など、敵の新キャラを紹介する画面になります。ウルトラシリーズの歌の最後に登場怪獣名が出るような感じで、ちょっとわくわくする演出です。容量が本当に少なかった時代によくわざわざやったなあ~これ。
●今回の一番のウリは豊富なアイテムでしょう。『スーパーマリオ』の発売から2か月ですが、ジャンプ=ブロックを壊すアクションが同じなのはある意味すごいです(こっちは頭突きで壊していますが)。そうやって壊したブロックから出たアイテムは強いものが多いです。というかアイテムなしだと後半の敵はきつい、かもしれません。アイテム…の中に入れていいのか迷いますが、ガマパックンを抜きにしてこのゲームは語れません。巨大な(当時のゲームにしては)カエルを召還して全ての敵を食べつくすというシュールな設定ですが、ガマパックンを呼び出したときのカタルシスは何とも言えませんね!このままボスのなまず太夫と対決だ!と思いきや、このゲーム、ボスを倒すのはボーナスステージだけ、という悲しい設定になっており、その点での爽快感は薄いのが残念です。
★このゲーム、売れましたね。約100万本売れたそうです。まだ『スーパーマリオ』人気が強かったこともあり、影響は確実にあったと思いますが、この頃はそれを上回るパワーがファミコンにはありましたので、だいぶリピートをかけた記憶があります。完全に記憶だけが頼りで申し訳ありませんが、前作越えは果たしているのではないでしょうか。ゲームの本数が増えている中では大健闘でした。
●続編はいくつもあります。まず『じゃじゃ丸の大冒険』。ここまではみんなのよく知っている「じゃじゃ丸」で、同じガマパックンも登場しますが、この後からです…。『じゃじゃ丸忍法帳』、『じゃじゃ丸撃魔伝』。確かに名前は「じゃじゃ丸」ですし、一応ストーリー的にも続いていたりする部分もあるのですが、キャラクターが全然違っていて、初代の可愛らしさのようなものはなくなっています。ゲームボーイでは『おいらじゃじゃ丸! 世界大冒険』で世界を舞台に戦った…と思ったらファミコンに戻って『忍者じゃじゃ丸 銀河大作戦』でついに宇宙に!!忍者なのに…水戸黄門がドラキュラ相手に印籠を出すのと同じくらいむちゃくちゃですよ…。ここからしばらくのブランクの後、ゲームボーイアドバンスで『じゃじゃ丸Jr.伝承記 ジャレコレもあり候』が発売されました。これには本作と『じゃじゃ丸の大冒険』も収録されています。DS版も発売予定に入っていましたが、開発中止になったようです。ただ、このときの開発ソースを元に後に3DSで『忍者じゃじゃ丸くん さくら姫と火竜のひみつ』が発売されました。なお、本作はWii、WiiU、3DSのバーチャルコンソールすべてで配信されています。
- 忍者じゃじゃ丸くん
- ¥5,145
- Amazon.co.jp
…こんな11月15日でした!
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明日は…見せたら、かなりびっくりすると思いますよ。
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≪つれづれ。≫
●お休みします。