4月9日は「子宮の日」。
「学校では教えてくれない生理の話」講座に参加しました!
月経力アップって、とっても大事なことだったんだ⁈

 

講座×布ナプキン×体軸ヨガで、月経力の高い身体をつくる!

2組に分かれてセミナー開始!
 4月9日(日曜日)は「子宮の日」。この日を記念して、同日、福井県坂井市で開かれた「学校では教えてくれない生理の話」の講座に参加してきました。
 会場は福井県坂井市竹田地域にある農山村交流センター「ちくちくぼんぼん」。廃校になった小学校と中学校の校舎を再活用して作られた体験型宿泊施設で、JR福井駅から車で40分ほどの山の中にあります。
 会場に着くとすでにたくさんの参加者たちが集まって講座の始まりを今か今かと待っていました。その多くが母娘連れ。2班に分かれて講座とヨガ教室を交互に受講することになり、私は午前中に「月経力アップ講座」(座学)を、午後に「体軸ヨガ教室」を受講するグループに入りました。

会場となった「ちくちくぼんぼん」は元校舎を再利用した交流センター。

講座にはたくさんの母娘が参加。全員で顔合わせをした後、2班に分かれてスタート。

 

生命リレーの担い手「生理」
 「月経力アップ講座」の会場は、小学校の教室そのままの、小さな机と椅子のある教室。講師の小山田貴子(おやまだ よしこ)さんは、のべ8万人の女性に40万枚の布ナプキンを提供してきた、いわば生理と布ナプキンのスペシャリストです。
 講座はまず生理のメカニズムの解説からスタート。それなりに知っている話も多かったけれど、「自分のいちばん最初の萌芽である『原子卵胞』は、自分の母親が祖母のおなかの中にいた時にできた」なんていう驚きの事実も。つまり「自分の母親さえまだ生まれていない時に、すでに自分の素ができていた」という信じられないような話に、母から娘への生命の絆をひしひしと感じました。
 「その生命のリレーを可能にする身体のメカニズムが生理。だから生理はとても大事なもの、尊いもの」「奇跡的な確率で芽生える命だから、その命を育むために身体を整えることが、女性にとっては大切です」と、小山田さんは言います。

 

「月経力アップ」講座の講師、布ナプキンコンシェルジュの小山田貴子さん。
 

身体や子宮を冷やさない「布ナプキン」
 では身体を整えるためにどんなことをすればいいのでしょうか? その方法のひとつが生理の時に布ナプキンを使うことです。小山田さんがのべ40万枚も販売したという、綿100%の布製ナプキンは、一見、タオルハンカチのようにも見えるかわいいかたちと色柄。ではなぜこれが身体を整えるのに役立つのでしょう?その理由を知るために、たいていの女性が使っている使い捨ての「紙ナプキン」を使って実験をしてみました。

 まずは「紙ナプキン」の上にコップに入った水を注いでいきます。するとあら不思議、水は紙ナプキンにどんどん吸い込まれて、少しも漏れたりしません。水を注ぎ終わったナプキンを指で押してみると、中にゼリーが詰まったような感触がします。
「これは、注いだ水が紙ナプキンの中に入っているポリマーの働きで、ゼリー状に固まったからなんですよ」と小山田さんが種明かしをしてくれました。
 「では次に次に紙ナプキンのいちばん上の薄いシートをはがしてゼリー状になった水を手で触ってみましょう」。すると「わ、冷たい・・・」。
 「そうです、冷たいんです」と小山田さん。ポリマーによって固まった月経血はこのように冷たくなってしまいます。そしてこの冷たいゼリー状に固まった月経血は、紙ナプキンを当てている間ずっと膣の入り口にあたり身体や子宮を冷やしてしまうというわけです。
 こうして身体が冷えると血の巡りが悪くなり、それが生理痛をはじめとする身体の不調を引き起こしてしまいます。そして本来は大事な生理現象である生理を、「辛くて痛くて憂鬱なもの」にしてしまうのです。

 ところが、紙ナプキンの代わりに布ナプキンを使うと、ナプキンの中にポリマーも何も仕込まれていないので、月経血が冷たいゼリーにならない、そのうえに布ナプキンを付けると布の下着を重ね着しているのと同じことになり温かい、つまり身体が冷えにくくなるのです。これが布ナプキンが「身体や子宮にやさしい自然体の生理用品」である理由です。
 ちなみに小山田さんの場合、紙ナプキン時代に悩みの種だったデリケートゾーンのかぶれが、布ナプキンを使って、嘘のようになくなったのだそう。
 小山田さんは、「この経験をして、『それまでは布ナプキンなんて無理、絶対にできない』と頑なに思っていたのですが、その気持ちが一変しました」と言います。そして今では布ナプキンコンシェルジュを名乗り、布ナプキンの伝道をするまでになっているのです。

 

使い捨ての紙ナプキンに水を注いでみる。

注ぎ終わったナプキンを触ると冷たい。

注いだ水は紙ナプキンの中でゼリー状になっていた

講座終了後、布ナプキンを使っているというお母さんから質問&エールをもらう小山田さん。

 

月経血コントロール力を目覚めさせる
 小山田さんは言います。「月経血をナプキンではなくトイレで出すコントロール力は、本来、女性の誰もが持っているはずのものです。身体を冷やさず、子宮を守る布ナプキンにはその力を目覚めさせる作用があるのです」と。その力を発揮できるようになれば、生理は「辛くて痛くて憂鬱なだけのもの」ではなくなるはず。そして、毎月快適な生理があり母となる能力をもつ自分の体を大事で尊いものだと思えるようになるはずだとも言います。
 聞けば聞くほど、今まで使ってこなかったことが悔やまれるスグレモノ、それが布ナプキンなのでした。

 そして布ナプキンと同様に、もう一つ、月経力を目覚めさせる力をもつのがあります。「体軸ヨガ」です。この「体軸ヨガ」体験は、お昼ごはんの後で!
ちなみに、お昼ごはんは、会場の近くにある油揚げの名店「谷口屋」のお弁当。9種類のおかずと油揚げのかやくごはんが詰まった美味しそうなお弁当をいただいて、いざ、午後の部へ!

 

午後の「体軸ヨガ教室」に備えて、みんなでお昼ごはん。

油揚げで知られる地元の名店「谷口屋」謹製のお弁当をいただいた。

昼食後は廊下に展示された布ナプキンのバリエーションを楽しんだ。

 

「体軸ヨガ」で月経力をつくる
 さて、午後は「体軸ヨガ」体験。まずは身体(骨)を緩め、次にイメージで体に軸をつくり、さらに使うべき筋肉(ハムストリングス)を鍛えるというちょっと変わったヨガを、体軸ヨガ講師の小角眞由美(こかど まゆみ)さんに教わりました。

身体(骨)を緩めるために最初に行ったのは、背骨、骨盤、足の骨を、意識の上でパーツにばらして揺らすこと。次にパーツごとに緩めた骨を、内くるぶし→ひざ裏→会陰→みぞおち→頭のてっぺん(百会)の順番で正しい位置に積み上げていき、最後にそれらに一本の軸(体軸)を通します。こうすることで、骨や内臓が正しい位置に据え直され、ひいては血流が良くなって子宮が温まり機能回復するほか、けがをしにくい身体になる、疲れにくい身体になる、集中力が増す、常に落ち着いていられる、他人とのコミュニケーションがうまくできるようになるなど、心身ともにメリットがあるそうです。

 そして最後の仕上げは、普段は使わない筋肉(ハムストリングス)を鍛えるトレーニング。お尻を後ろからロープで引かれるように後ろに引くことで、太ももの裏側の筋肉を鍛える体験をして、体軸ヨガは終了。
「一つ一つの骨を意識してばらして揺らしながら緩める」「緩んだ骨を正しい位置に積み上げる」といった慣れないイメージに基づいた動きは最初は難しく感じましたが、次第になんとなくできるようになります。
 小角さんからは「改めて時間を取ってやろうとすると面倒で続かないので、少しの時間や機会を見つけて『ながらヨガ』でやりましょう」と長続きのコツも教えてもらいました。

 

「体軸ヨガ」スタート! 講師は小角眞由美さん。

まずは7つある背骨を一つ一つバラしてゆるめる。

次にバラバラになった骨を下から順番に積み上げる。

押し合いをして、ヨガ前とヨガ後の違いを感じてみる。

最後に普段使わない筋肉を鍛える。これで月経血コントロールができる身体に一歩近づく。

 

月経力アップで幸福度アップ
 「良い生理」について考え、自分の身体を改めてリスペクトしたりいたわったりした貴重な講座もそろそろ終了。
 参加した母娘に感想を聞いてみると、「娘に間違ったことを教えたくないと思って、あわら市からやってきました。10歳の娘はまだ興味がないようですが、その時が来たら私が今日知ったことを教えてあげられるので、参加してよかったです」という声や、「ヨガの講師をしていて体軸ヨガにとても興味があって来たのですが、結果的には生理のことや自分の身体のことを深く知る機会にもなったので、2倍良かったなという気持ちです」といった声が聞かれました。

 私個人の感想としては、今日の講座内容を「学校で教えてくれない」のはとんでもない、むしろ何よりもちゃんと「学校で教えるべき」話なのではないかと思いました。もし今日の話を、初潮を迎える前後にちゃんと学校で教えてもらっていたら、私の人生はずいぶん変わったことでしょう。月経力のアップは、間違いなく女性の幸福度のアップにも繋がっているのですから。
 

講座に参加したお嬢さんが取ったノート。小さくてもちゃんと話せばちゃんと分かる。 


小山田さんが講座の最後にもらったお礼の手紙。今日の講座は大切な何かを彼女に残せたよう。

 

そんな「学校では教えてくれない生理の話」は、7月29日(土)に名古屋でも開催されるようです。

http://toreru.com/fs/araitai/c/collabo_event

生理について改めて学びたい方、月経力をアップさせたい方、命のしくみを母娘で学びたい方はぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。

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