2005年06月27日

【TBST】わたしの図書館活用法

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ちょっとトラックバックステーションが続いてますが・・・

ネタに飢えてる時には丁度いいんですよね。


そう、図書館!素敵なところですよね。

高校生の時は自習席確保のため、朝6時くらいから場所取り行ってましたね~

あの頃が懐かしい。


お金もいらないし、本はたくさんあるし、図書館によってはマンガまであるし。

最近はCDまでありますしね。


じつは、前のトラバステーションのお題「私の本の選び方」 で書いたのですが


まず気に入りの作家の未読の本を探します。

その後、ダ・ヴィンチって雑誌をパラパラめくり、面白そうかも~

って思った作家の本を2冊ほど見つけてます。


お気に入りの作家の本は大体自分に合うか合わないかわかりますし、

初挑戦の作家の本も2冊借りてとりあえず読んでみる。


面白ければ、次週お気に入りの作家の本探しの対象となるわけです。


ちょっとだけ不満が・・・

 人気の作家の本は予約でいっぱい。

 うちの近くの図書館は冷房のききがめちゃ悪い


2005年06月27日

【TBST】ポエムはココロの栄養素 其の弐

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『生きる』  谷川俊太郎著

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木(こ)もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声(うぶごえ)があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ。

金八先生覚せい剤に陥った生徒に対して語った、
谷川俊太郎の詩です。見た方もいらっしゃるのでは。


ドラマのストーリーという背景があったせいかもしれませんが

とても心に染み入る詩でした。

2005年06月26日

【TBST】ポエムはココロの栄養素

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私の好きな詩は、アポリネールの「ミラボー橋」


ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ
われらの恋が流れる
わたしは思い出す
悩みのあとには楽しみが来ると


日も暮れよ、鐘も鳴れ
月日は流れ、わたしは残る


手に手をつなぎ
顔と顔を向け合おう
こうしていると
二人の腕の橋の下を
疲れたまなざしの無窮の時が流れる


日も暮れよ、鐘も鳴れ
月日は流れ、わたしは残る


流れる水のように恋もまた死んでいく
命ばかりが長く
希望ばかりが大きい


日も暮れよ、鐘も鳴れ
月日は流れ、わたしは残る


日が去り、月がゆき
過ぎた時も
昔の恋も二度とまた帰って来ない
ミラボー橋の下をセーヌ河が流れる


日も暮れよ、鐘も鳴れ
月日は流れ、わたしは残る


[堀口大學訳]



2005年06月21日

『対岸の彼女』/ 角田 光代

テーマ:タイトル順【た】
著者: 角田 光代
タイトル: 対岸の彼女

専業主婦の小夜子と小さな旅行会社社長の小夜子は、2人とも友達を欲しがっているが、
なかなか上手く本当の友達が出来ずに苦労してきた。

2人の学生時代の友達との関係が交互に回想され、間に現在の2人の話が挟まれている構成。

学生のときの友達って関係はとても微妙なバランスですよね。
ちょっとしたことで、友達じゃなくなったり。


年を重ねるにつれ、友達との連絡が途絶え、いつしかその関係に埃がかぶってしまっても
徐々に恐れなくなってしまった自分。


何のために年を重ねるのか・・・。
人間関係において、そんなことを考えさせる本でした。


小さな旅行会社の社長葵の高校生時代の友達ナナコとのエピソードが葵の回想シーンで
主にでてきますが、最後に手紙が書かれています。
これがなかなか感動的でした。


最近角田作品を読むようになったのですが、描写が上手いですね。
淡々としているようで、場景が豊かに目に浮かぶんですよね。





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2005年06月17日

『黄金の島』/ 真保 裕一

テーマ:真保 裕一
著者: 真保 裕一
タイトル: 黄金の島
久々真保氏の長編作品に挑戦しました。
どうやら、雑誌の連載モノだったようですね。
日本でヤクザ稼業にはまりきれなかった坂口がヤクザの抗争から
逃れる為、ベトナムへ渡航する。
そこであったシクロ(人力タクシー)乗りの少年チャウとその仲間達と出会う。

ベトナムでは、貧しさゆえに私服を肥やそうとする陰湿な警官や日本から
流れてきたブローカーとのトラブルに苦心する。
シクロ乗りの少年達は、いつしか貧困から脱出する為、日本への密入国を夢見る。
ヤクザ崩れの坂口は少年達に日本語を教えながら、日本はそんなに甘い国ではないことを必死に諭すが、少年達はジャパニーズドリームを盲信し、聞き入れない。
密航に失敗したが諦めない彼らを見て、今度は坂口も一緒になって日本へ渡ろうとする。

長い話だが、読み飽きませんでした。
最初は海外が舞台なので今ひとつ楽しめないかもしれないと思いましたが、
そんなことはありませんでした。

ただ、坂口のキャラクターの印象が読了後ちょっと薄かったかなぁ、と思いましたが。
2005年06月14日

『ストロボ』 真保 裕一

テーマ:真保 裕一
著者: 真保 裕一
タイトル: ストロボ

ある程度大成した写真家喜多川の回想録。
過去から現在ではなく現在から過去へさかのぼるという書き方。
ある意味珍しいのかな~。

名声も地位も金も手にしたが、肝心なものを残せていない気がする人生観。
主人公の今までの人生のフラッシュバックっていう感じの作品です。

まぁ、面白いけど私は正直真保 裕一の作品は長編の方が好きですね。

2005年06月04日

『博士の愛した数式』 小川 洋子

テーマ:タイトル順【は】
著者: 小川 洋子
タイトル: 博士の愛した数式

本屋さんが薦める本として有名なこの作品。

ミーハーな私はついつい手を伸ばしてしましました。


「数式」なんて文系の人間には敵のようなものがタイトルに

入っているのでちょっと身構えましたが、とりあえず読んでみることに。


所々数式が出てきますが、数式の意味を理解しなくても大丈夫でした。

ストーリーは、事故で80分しか記憶が持たない老博士とそこに家政婦として働く「私」とその息子「ルート」(あだ名)の日常生活のお話。


数式や数字を学問というよりは詩的にとらえる博士。数式や数字のなぞは神様の手帳に書いてある、とのたまう博士。


素数(1とその数しか約数を持たない数字、たとえば2、11)の美しさ等など、文系の人間にも十分楽しませてもらいました。


また、博士と「私」、ルートの関係もだんだん変化していき、博士の病状が悪化した時のルートと博士のやりとりは感涙でした。


「数式」にびびらず、ぜひ読んでください。

2005年06月04日

【TBST】私の本の選び方

テーマ:トラックバック&ブログ

今回のTBステーションののネタは、本の選び方!!


昔はAmazonで気軽に読みたい本をガシガシ買ってましたが、

最近は金欠気味でそういうわけにも・・・


うちの父は昔から図書館の愛用者でした。

その血を引き継いだのか私も今はもっぱら図書館通いです。


まず図書館に行って、お気に入りの作家の未読の本を探します。

その後、ダ・ヴィンチって雑誌をパラパラめくり、面白そうかも~

って思った作家の本を2冊ほど見つけてます。


お気に入りの作家の本は大体自分に合うか合わないかわかりますし、

初挑戦の作家の本も2冊借りてとりあえず読んでみる。


面白ければ、次週お気に入りの作家の本探しの対象となるわけです。


こうやって、どんどんお気に入りの作家を増やしていくわけです。


あとは、うちは両親ともに読書好きなので出張で実家による際に両親が読み終わった

本を借りて帰ったりしてますね~


皆さんはどうなんでしょう??

2005年05月22日

『OUT』 桐野 夏生

テーマ:タイトル順【あ】
著者: 桐野 夏生
タイトル: OUT 上 講談社文庫 き 32-3

またまた図書館で借りてきた桐野の作品。

私は知らなかったんですが、ドラマになってたんですね。

深夜、弁当工場で働く主婦が主人公。主人公達4人はそれぞれに陰を持って生きています。

ある日そのうちの一人が旦那を殺してしまう。

そこから警察や探偵からの逃亡のストーリではなく、むしろ罪を重ねて、

突き進むといった感じのクライムノベル。


殺した旦那を他の主婦達が協力して処分するためにバラバラにしてしまう。


協力といっても前向きな協力ではなく、常に裏切りや出し抜くこと、

保身を気にした協力。


とても面白くて、ちょっと時間さえあれば読んでました。


信用金庫に勤めていた主人公の主婦が最後にヤクザと立ち向かいます。

そのシーンがとてもドキドキしながら読みました。

なんというか、ハリウッド映画的なドキドキではなくて、刃の上を渡り歩くような

ドキドキ感です。


正直ドラマより面白いとおもいますよ。

2005年05月19日

『うつくしい子ども』

テーマ:タイトル順【あ】
著者: 石田 衣良
タイトル: うつくしい子ども

子役モデルをしている「うつくしい子ども」の弟と妹をもつ主人公ジャガこと幹生君。
その一家が住む茨城県のニュータウンで幼女殺人事件が起こった。

ストーリーは犯人探しをする推理ものではないし、背表紙にも書かれてありますが、
犯人として弟が補導された。

幹生君は、あえて姓名を変えず転校もせず、「なぜ弟がこんなことをしたのか」というフィールドワークを進める。

少ないながらもジャガに協力的な仲間たち、そんな仲間たちに卑劣な嫌がらせをする姿の見えない者達。

そんなか、ジャガは少しずつ大人になっていきます。

そして、徐々に核心に近づいていくジャガに新たな展開が待ってます。

石田衣良の作品の中で一番印象的で深い1冊だと思います。
とてもオススメです!!

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